[仮想メモリの場所とサイズ最適化]


  仮想メモリ(スワップファイル)の場所を別のドライブ, サイズは固定化にすることでパフォーマンスの向上化を図ることができます.
  以下の手順を参考に挑戦してみて下さい.
  この設定が終わったら, さらに [仮想メモリを極力使わない] を参照して下さい.

  [マイコンピュータ] を 右クリック → [プロパティ(R)] を クリックして
  [パフォーマンス] タブ選択で [仮想メモリ(V)] をクリックする.
 
 
   仮想メモリ(スワップファイル)は, デフォルトでは起動ドライブの空き領域に配置され, サイズも
   システムが動的に割り当てています.
   まず高速なハードディスクを別途増設していて空き容量に余裕があるなら, そちらへ仮想メモリを
   設定する.
   例えば HDDの区画が二つ以上の場合は D: ドライブなどに割り当てる.
   さらに, サイズも可変だとフラグメンテーション(断片化)が起こるので, 最小値最大値を同じに
   して固定化させると, パフォーマンスアップを図る.
 
   [自分で設定する(M)]を選択し, [ハードディスク(D)のリストから
   高速な別のハードディスクを選択して, [最小(N)]と最大(X)]に同じ値をMB単位で入力する.
   この値はシステムの構成により異なります.
   一概には説明できないので, とりあえず実メモリに2〜3倍に設定してみて下さい.
   例えば 256MBの場合は 256MB x 2.5 = 640MB
   例えば 128MBの場合は 128MB x 2.5 = 320MB
 
   仮想メモリの確認メッセージがでますので  をクリックします.

 
   Windows再起動後, 設定が有効になります.
   スワップファイル( 例えば E:\WIN386.SWP )が最初から指定されたサイズになっていることを
   確認して下さい.
   ( 256MB x 2.5MBの場合は 640MB x 1024KB/MB = 655,360KB )