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HO-CAD専用掲示板回答集

【HO-CAD専用掲示板回答集】

はじめにお読みください<(__)>。

 この文章にまとめた内容は、個人で運営されているホームページ建築資料館での
【HO-CAD専用掲示板】に質問された内容に、なるべく文章のみの説明で解るように、
掲示板に私(ハンドル名s_sato)が、個人的に回答したものをまとめた資料です。

 約3年間の回答内容をまとめた為に、すでにHO-CADのバージョンアップにより、機能追加や
バグ対応され、問題が解決されている内容や、個人的に調査した内容なので、間違っている
場合もありますが、書籍でのHO-CAD操作マニュアルや徹底解説が無い状態で使用する場合には
かなり役立つものになると思い立ち、掲示板に回答した内容を記録してきました。
 この回答集にしようと思う以前の回答は、多数あったのですが、すでに、内容が古くなって
しまったものや、同様内容の質問に回答をしていた関係で、殆どの質問に対する回答内容が、
記録できていると思います。

 **個人的な、こと**
 この回答集は、HO-CADのCAD基本機能については、殆ど全ての回答をしてきたつもり
ですが、私個人が、測量・建築・土木と言う業務に関係のない電気関係に身を置いている
関係上、測量・建築・土木の専門的な内容について、理解出来ていないので、測量コマンドに
ついては、あまり回答できていませんが、HO-CADで図面を書く為に必要なコマンドの使い方
や他のアプリケーションデータの利用方法は、一応、かなり細かく作成したつもりです。

 
建築資料館 HO-CAD専用掲示板
http://www.ath-j.com/discussplus/discuss.cgi?id=hoc10428&stat=1&info=1


*******************< オンラインマニュアルとなるサイト >*****************************

 また、オンラインマニュアルとしては、下記のサイトをを推奨しています。

ハンドル名:むらげや様のホームページ
< むらげやのHO_CAD勝手に応援ページ >
 コマンドメニュー別に図形付きの本格的な操作マニュアル風
になっています。
http://www.ab.aeonnet.ne.jp/~murage/

ハンドル名:青信号様のホームページ
< まるごと青信号 >
HO_CADの測量機能の解説が公開されています。
測点座標の展開についての詳しい説明があります。
http://homepage3.nifty.com/marugotoaosingou/

建築資料館HO-CAD専用掲示版
むらげやのHO_CAD勝手に応援ページ
まるごと青信号


HO_MAIN_ICO1.PNG - 393BYTES HO-CADのメインアイコン

【Project HO−CAD】

ちょっとしたエピソードです。

 HO-CADの読み方について、建築資料館に当初のHO-CADホームページの掲示版から
移行された頃に、このことがヒョンなキッカケから質問投稿されました。
 意外な事だったのですが、Webやフリーソフトを扱っていた雑誌でも、アルファベットでの
名前紹介となってしまっていた為か、実にバラエティー豊かな、呼び方になっているようでした。
 たとえば、"ホーキャド"や"エッチキャド"、"ハイチオーキャド"等です。
しかし、質問者に言わせると、客先や、外注先、協力会社等行く先々で違う呼び方をしていた
らしく、当時どう呼ぶべきなのか、真剣に悩んでいました。
 一応、私を含め何人かの、回答が投稿され、結論は、HO's Think Tankの名称からも
解るように、HOとは、作者である岡崎様のイニシャルであるというのが、掲示板での統一見解と
なり、イニシャルは、続けて読まないはずですから、"エッチ オーキャド"または、
"エイチ オーキャド"と呼ぶのが正しいというように説明しています。

 (しかし、実際には、作者である岡崎様自身が、否定も肯定もしていないので、今だに
  本当意味での読み方が正しいのかは、謎のままです・・・・・(^^!A>。)


HO-CAD公式ホームページ:http://www.ho-cad.com/



HO-CADはWindows 2K/XPで使用可能か




Q and A1


Windows Xpでの心配ごととしているのはやはり、Windows Meと同様で、
メモリリソースの問題と(RAM:128MBが標準らしいので・・もっといるのかなァー)
外部変形マクロを使用しているので、dos環境かな、EMSが設定出来ないと
結構つらいなァー(T_T)。

 また、PC本体シリーズ名やメーカー名などの情報などもご報告頂ければ、
私も含め、これからPCの買い替えを考えている方々の選択肢が広がると
思いますので参考までに教えて下さい(気が向いたらでいいですけど)。

********この回答内容は、Windows XPが発売開始直後の質問に対する回答です。******

現在では、Windows XPでは、問題無く動作しているようですが、
インストールする際に、デフォルトフォルダでは無く、c:\ho_cadといった
フォルダ名にスペースや日本語表示のないフォルダにインストールして下さい。
 また、図面データも画像データも同様ですが、フォルダ名にスペースや日本語表示のない
フォルダに保存して下さい。(エキスプローラ等から、関連付けアプリケーションの
起動で、フォルダ名を正しく認識できない場合があります。

 これは、HO-CADのプログラム上の不具合ではなく、OSでのファイル管理方法が
Windows 9X/NTとWindows ME/2000/XP系で変わってしまったために起こる現象です。
HO-CADに限らず、Windows 9X/NT用に開発されたアプリケーションでは、同じ現象が
出てしまうことが、解っています。


Windows2000でUser権限で使用出来ないの

【 Windows2000でUser権限で使用出来ないの 】

>HO-CADをWindows 2000にインストールしたのですが、User権限で上手く起動できません。
>仕方がないので、Administratorでログオンすると動くことに気づきました。
>どうして、User権限でログオンするとHO-CADが使えないのか教えてください。

HO-CADは、Ver.2.10のバージョンアップ履歴では、Administrator権限以外でログオンした場合に、
正常に起動していなかったのを修正。とありますが、実際には、ho-cadをインストールする場合には
Administrator権限でインストールする必要があります。
 また、User権限でログインして、HO-CADを起動しようとしても、上手く起動できないようです。

 "administratorでログオンすると動くことに気づきました。"ということは、単純に画面の色設定と
色パレットのレジストリアクセスの権限(書換える為)が、administratorでないと、いけないという、
セキュリティの問題だと思います。

 HO-CADは、起動時には、画面の色設定とファイル読込み時に色パレットのデータ継承の為に、
レジストリを開いて制御しようとします。
Win95/98SE/MEでは、単純にopenする命令で簡単に、書込み可能な状態となりますが、
WIN NT/2000/XPでは、データを参照することは可能ですが書換える為にopenさせる場合は、
Administrator権限でないと、エラーとなります。
(勿論、複雑な処理をすれば、別ですけど)エラーの内容から見ても、多分、画面の色設定する
ところで、単純に権限がないからCPUに怒られてる見たいですね。

*********[HO-CADのレジストリによる制約について]**************************************

HO-CADは、インストール時にHKEY_LOCAL_MACHINEキーのルート上にレジストリを構築します。
この場合は、HKEY_LOCAL_MACHINEというキー名称から解るように、特別なプログラム処理を
しない限り、USER権限でのアクセスがネットワークセキュリティーの都合で閲覧のみ可能なの
ですが、書き込み処理は、拒否されてしまいます。
 このため、USER権限での、インストールが出来ないということと共に、USER権限での
ログインして、HO-CADを起動出来ないという結果となる訳なのです。

 HO-CADのホームページ VerUp履歴には、Ver2.10の段階で、Windows2000でAdministrator権限
以外でログインできるように対処したとありますが、全てのPCで回避出来るのかと言うと、
ちょっと違うようです。

 もし、根本的にUSER権限でのアクセスに対応する為には、HKEY_CURRENT_USERキールート上にも
HO-CADのレジストリを構築する必要があり、それは、HO-CAD本体プログラムを改造するだけでなく
HOC32.DLLも改造する必要があり、簡単な事ではないのです。
 このような事は、実は、汎用cadの中にも、同様にあり、開発当初からの推奨していた
使用環境ではない状態になってしまった為に、起こったものと推測しています。



[ハッチ]コマンドについて



[オブジェクト挿入]EXCEL97用解説1

今まで、[ハッチ]→[オブジェクト挿入]でEXCELのワークシートを読込で表示範囲の
指定方法が解らず、苦しんでおりましたが、やっと表示範囲の指定方法が解りました。
・・・・・・|(^o^)/~(と思う)そこで、その方法を下記にまとめましたので
参考としてください。

HO_CADの[ハッチ]→[オブジェクト挿入](EXCEL97・ワークシート)について
[追加説明]

1.HO_CADにEXCELワークシートデータを[ハッチ]→[オブジェクト挿入]で
  挿入する場合のEXCEL側の設定方法と挿入データ範囲の決定方法についての解説です。

 (1).[オブジェクト挿入]前のEXCEL側の下準備について

OLE_XLS1_3.PNG - 33,478BYTES

      メインメニューの[ツール]→[オプション]で表示されるオプションウィンドウの
     [表示]タブを選択し、ウィンドオプション内にある枠線チェックボックスのチェックを
     外して下さい。

     注.HO_CADに挿入されたワークシートの枠線は、罫線と同様に印刷対象となる
       ので挿入するワークシートの表枠は、必要箇所を罫線で記入する様にして下さい。

 (2).挿入ワークシートの表示させるデータ範囲の決定方法

      HO_CADに挿入した際に表示させたいワークシート上のデータを[SHIFT]+
     矢印キーまたは、マウスドラックで選択した状態にし、、EXCELの標準アイコンメニュー
     内の表示倍率用のコンボボックスダウンリストで選択範囲を選択して下さい。
      選択範囲が、全て画面に表示されていれば、EXCEL側の挿入データ範囲が設定でき
     ましたので、保存してからワークブックを一旦閉じて下さい。
     ただし、EXCELは、最小化してタスクバーに格納の状態として下さい。

     注.この時点でワークブックを閉じて、EXCELを最小化してタスクバーに格納状態に
       する訳は、各自のパソコンのメモリ(リソース)の都合と、セキュリティー設定の違い
       により、HO_CADに挿入する際、オブジェクト呼出に失敗するのを回避するためです。
       また、幸いにもオブジェクトをHO_CADに挿入出来ても、サイズ変更ができなくなる
       場合があり、メモリ(リソース)の不足を回避するためでもあります。

 (3).上記のEXCEL側の設定方法と挿入データ範囲の決定できたら、HO_CADの
     [ハッチ]→[オブジェクト挿入]でファイルから、上記で保存したBOOKデータをファイル指定
     で読込みして下さい。
     かなり縮小状態でオブジェクトが表示されますので、オブジェクトを拡大してみて下さい。

OLE_XLS1_6.PNG - 43,064BYTES




[オブジェクト挿入]EXCEL97用解説2

【 EXCEL97でのメタファイルサイズ制限について 】

ハッチ→オブジェクト→挿入(EXCEL)について[補足説明]です。
 Microsoft Office95/98/98SE/MEでのEXCEL97/2000においての[OLE2]サーバには
範囲制約があります。
 この事は、アプリケーション開発者の間では、以前から知られていたらしいのですが、
私自身もつい最近まで、知りませんでした。
 多くの場合A3サイズ(印刷イメージで確認後)にEXCELのワークシートを貼付けるように設定した
つもりが一部が欠けてしまうこととなっているので、調べてみると実はEXCELの印刷イメージ表示が
うそつき(本当は、プリンタドライバの制約の影響)で、クリップボード上のメタファイルのサイズを
表示していないのです。
 この為、HO-cad にサイズの大きなワークシートを貼り付けると、一部が欠けてしまうという問題が
発生する事となるのです。
 Microsoft Excel97では、クリップボード上のメタファイルのサイズを 12.5 インチ (31.8cm) に
制限しています。
 この制限は、ワークシートのサイズであり、行や列の数ではなく、実際のイメージサイズです。
これを解決するには、行の高さ、列の幅、フォントを小さくしてみて下さい。

当然ですが、Excel2000にも、範囲制約がありますが正確なクリップボード上のメタファイルの
サイズまでは解っていません。(すいません力不足で・・・・・・・<(__)>)

こんな事しか解りませんが参考として下さいb(^^)V。



オブジェクト挿入で貼付けたはずの図形が消えるとは

【オブジェクト挿入で貼付けたはずの図形が消えるとは】

> エクセルで凡例表を作り オブジェクトで挿入し
>その上に図形や線を描きたいのですが、+や○等のタブをクリックすると
>オブジェクトが消えて位置がわからなくなります。

 ho-cadの背景画面の色が黒のままになっているのでは、ないでしょうか
excelの罫線も文字色も通常は黒色なので、ho-cadの背景画面と同色だと
当然見えない状態となります。

 [オブション]->[オプション]画面設定で画面背景色を白近似色に変更
 して下さい。
 また、PEN2は、白色から黒色に変更して下さい。

[オブジェクト挿入]前のEXCEL側の下準備について

 EXCELのメインメニューの[ツール]→[オプション]で表示される
オプションウィンドウの[表示]タブを選択し、ウィンドオプション内
にある枠線チェックボックスのチェックを外して下さい。

注.HO_CADに挿入されたワークシートの枠線は、罫線と同様に
印刷対象となるので挿入するワークシートの表枠は、必要箇所を罫線で
記入する様にして下さい。


貼付けたEXCELがリンク更新されない

【 貼付けしたEXCELがリンク更新されない 】

>EXCELの表をHO-CADに貼付けして保存後にEXCELの表を編集した後に
>再びHO-CADで先程保存したデータを読込したところ貼付けしたEXCELのデータが更新されていません。
>リンク貼付けの方法に何か設定等があるのでしょうか?

 EXCELのワークシートは、HO-CADの[ハッチ]-[オブジェクト挿入]で読込んだものでしょうか?

この場合は、EXCELのワークシートを一旦、****.xls形式で保存したものをファイルから、
リンクのチェックボックスをチェックして[参照]ボタンで保存した****.xls読込み直せば、
EXCELのワークシートとリンクされた状態で読込みが出来ます。

 新規にEXCELのワークシートを作成されている場合は、リンクが出来ていないので
[ハッチ]-[オブジェクト挿入]でのオブジェクト専用ウィンドウ上のワークシートの更新は、
される事がありません。

 HO-CADの現状のOLE機能は、Microsoft Office側のOLEサーバーを利用して参照しているタイプの
OLEなので、HO-CAD側が正しくリンク先のファイル(Excelワークシート)を認識して、相互リンクをする為
には、保存先のパスが必要なのです。

 取りあえず、HO-CAD側の[ハッチ]-[オブジェクト挿入]でオブジェクト専用ウィンドウ上の
EXCELワークシートを選択して、マウス右クリック、POPUPメニューの開くで、表示されているワークシート
を複製保存または、名前を付けて保存してください。

 ワークシートを保存出来たら、一旦EXCELを終了して、HO-CAD上のワークシートを選択マウス右クリック、
POPUPメニューから、削除で消してから、改めて[オブジェクト挿入]でファイルから、
リンクのチェックボックスをチェックして[参照]ボタンで保存した****.xls読込みしてください。

 この操作で、EXCELワークシートとリンクが設定されて、オブジェクト専用ウィンドウ上に表示されて
いるワークシートにマウスポインタを合わせ、マウス右クリック、POPUPメニューの編集で開いた
ワークシートで枠線や列幅、行高を調整して上書き保存するか、EXCEL側でリンク先の更新をすれば、
反映できます。

 また、HO-CAD側でリンク更新したい場合は、オブジェクト専用ウィンドウ上の
に表示されているワークシートにマウスポインタを合わせ、マウス右クリック、POPUPメニューの
プロパティでリンク設定タブを選択[リンク更新]ボタンで更新も出来ます。
 リンクの更新を常時したくない場合は、プロパティのリンク設定タブで手動に設定すれば、
HO-CAD側で[リンク更新]ボタンを押すまで、データの更新は行われません。

また、EXCELワークシートをX-Jやe-TABLE,MAKE_JWCで図面データ化したものについては、
[変形]-[パラメトリック変形]で対応してください。

これ以外の方法でイメージ画像(bmp化、jpg化)で貼り付けている場合は、改めて更新した状態の
イメージ画像データを作って貼付け直してください。

ちょっとばかり、説明が複雑なのですが、取りあえず、挑戦してみてください。

参考としてくださいb(^^)v。


袋文字や特殊な文字表現をするには

【袋文字や特殊な文字表現をするには】

>袋文字や、歪んだ文字などのWORD等で使われているような
>特殊な文字表現は出来るのでしょうか?

 ワードアートギャラリーで作った文字は、下記のコマンドから貼付けが可能です。
[ハッチ]->[オブジェクト]->[オブジェクト挿入]で[オブジェクトの挿入]ダイアログが表示されます。
 そこで、ファイルからのラジオボタン(白丸)をマウス左ボタンクリック後に参照ボタンを
マウス左ボタンクリックで作成されているwordのdoc形式ファイルを選んでください。

一旦ワードアートギャラリーが起動されますが、そのまま終了して下さい。

HO-CADに多少小さめに表示されますので、サイズを調整して下さい。
 オブジェクト挿入画層では、ワードアートギャラリーのキャンバスエリアが白で表示されていますが、
[ハッチ]以外のコマンドで文字以外のキャンバスエリアは、透明化されます。

 また、HO-CADから直接ワードアートギャラリーのオブジェクトを新規に作成する場合は、
[オブジェクトの挿入]ダイアログ表示の時にオブジェクトの種類のリストボックスでMicrosoftWORD図を
選んでください。
 ワードアートギャラリーが起動しますので、文字等を作成しそのまま保存しないでワードアート
ギャラリーを終了して下さい。

 オブジェクト挿入の場合、画面上の線等の表示されているレイヤとは別の画層にword図データを
読込みしますので、図面データを書込む場合は[ハッチ]コマンド以外を選んでください。

WORDARTG3.PNG - 35,829BYTES
 
[余談]
 あまり知られていないのですが、ho-cadでのペイントコマンドで透明化やグラデーションの表現を
したいが出来ないので機能追加して欲しい等の投稿がよくありますが、文字については実は、
ワードアートギャラリーを使用すると何とハッチパタンやグラデーション、透明化、テクスチャーまで
表現出来ますし更に、袋文字も表現できます。

 (器用な人なら、ワードアートギャラリー描いた図でも同様の機能が利用出来ます。)

 オブジェクト挿入は、本来ho-cadに無い機能を持ったアプリケーションの出力イメージをho-cadの
描画エリアの別画層に読込んで図面の表現を更にあげることができるものです。

 プレゼン用の図面等を作成する場合で、この機能を是非とも習得して下さい。
想像もしていなかった様なペイント表現が、練習次第で可能となりますよ!!。

 但し、他のアプリケーションで何でも挿入できるかと言うとOLE2サーバー機能搭載された
Microsoft Officeオートメーション機能に対応したアプリケーションだけです。

 現在最新技術のCOMコンポーネントを利用する場合は、一旦ワードパッド等に一旦貼付け後に
ho-cadに挿入して下さい。(ソフトの制御が奪われてしまうのでHO-CADがフリーズしてしまいます。)

参考として下さいb(^^)v。


円をハッチングするには

【 円をハッチングするには 】

>円をハッチングすることが出来ません。

ARC_HACHI1.PNG - 11,171BYTES

[ハッチ]コマンドで円をハッチングする方法は、直接円を指示できない
ので[ハッチ]コマンドだけでは出来ませんが、円の直径と同じ正四角形を
円周上に接する様に書きます。
 まず、その正四角形を[ハッチ]コマンドでハッチングして、次に
[|---]->[一括伸縮]で円を指示し、ハッチングした線を全て横切る様に
伸縮指示線を引きます(ハッチングパターンによっては何度か繰返す)
あとは、円外周に残った四角形とハッチングの残骸を消せば、良いのでは?

もう一つは、円周に接する正多角形(10角形程度)を補助線で書き、
線種を元に戻してから、その正多角形を[ハッチ]コマンドでハッチングしても
できると思います。

それぞれ、やり易い方法で対応してください。



円弧を含んだ多角形図形をハッチングするには

【 円弧を含んだ多角形図形をハッチングするには 】

>円弧を含んだ多角形図形をハッチングすることが出来ません。

 円弧を含んだ多角形図形をハッチングする場合は円弧部分が多分指定できないので、囲われた図形に
出来ない!!
と思われている様なので一応御説明致します。

 [ハッチ]->[ハッチ]では、ハッチ枠線は、直線部分にしか指定できません。
この理由は、範囲枠用の特殊な仮想直線を使って範囲をトレース記入する事で、ハッチする範囲を
指定しているので実は、直線上の途中に切断されて空いた部分があったとしても範囲を指定して
ハッチする事が可能となっています。

 [ハッチ]->[ハッチ]のバターンは、データ上、直線で作図されるので、まず、円弧を除いた
多角形部分をハッチングしてしまいます。

 <注>切断部(円弧)を含む直線をハッチ枠指定する場合は、指示回転方向で切断部
(円弧)を飛越えた先の直線を必ず指示する様にして下さい。

 もし、切断部(円弧)手前の直線部分を指示すると、自動的に、用紙枠の最寄の
 コーナー部分をサーチして上手く囲えません。

 円弧を除いた多角形部分が上手くハッチングできたら、[├─ ]を選び@一括処理
を選択、円弧をマウス左ボタンクリックで選択後ハッチング線を円弧開口幅より
やや長めの伸縮指示線でまたぐ様に鉛直に引いてください。
 ハッチング線が残った円弧部分に上手く延長されハッチングが完了です。
しかし、この方法は、レンガバターンや格子、点(コンクリート?)には、あまり有効
では有りませんが、斜線パターンの場合は、上手くハッチング可能です。

ARC+ZU_HACHI.PNG - 2,361,441BYTES

 また、他には、[ハッチ]->[ペイント]のパターンでは、多角形部の指示手順は
一緒ですが、円弧部は、単円指示が可能となるので、ピッチ等を指定しない場合は
こちらの[ハッチ]->[ペイント]のパターンで代用できますよ。

参考として下さいb(^^)v。



[ハッチ]->[ハッチ]のでの中抜き処理について

【[ハッチ]->[ハッチ]のでの中抜き処理について】

 [ハッチ]->[ペイント]での中抜きは、簡単に出来ますから[ハッチ]->[ハッチ]の場合は、
 [ハッチ]->[ペイント]での中抜き処理では、中抜きできませんよね、この場合、[消去]ボタンを
 二回マウス左ボタンクリックで切取消去での対応となります。

 この機能を使って中抜き範囲指定(矩形部)を消去して[├─]と塀用で対応するのが、無難です。
 また、ハッチ部上に書いた文字部(text枠範囲)だけハッチを表示・印刷させないようにする方法は、
 [文編集]->[フォント変更]ハッチ上に描画した文字をマウス右ボタンクリックし、ワンポイント
 フォント設定ウィンドウ上の[文字飾]グループ枠内の背景抜のチェックボックスをチェックで文字部分
 のハッチは丁度中抜きしたように処理されます。

 [余談]切取消去と文字背景抜、ペイント時の中抜きの違い

  切取消去と文字背景抜、ペイント時の中抜きでは、実は、データ上では、違いが有ります。
 簡単に言うと、切取消去は、具体的に線データの一部を切取るので、ハッチ線は、切取消去前の
 線データは 一本と認識している物の一部を消して、二つの線データにすることを意味します。
 ペイントの中抜きは、HO-CADの描画エリア(キャンバス)上のペイントした部分に画面設定で設定
 した背景色で指定エリアを上塗りすることを指します。

 文字背景抜は、文字を書込んだテキスト枠を、丁度ペイントの中抜と良く似た処理をして指定した
 テキスト枠の文字除く背景を画面設定で設定した背景色で塗りつぶす事を意味します。
  (つまりハッチ線はデータ上は一本の線と認識されたままと言う事です。)

  しかし、この説明では、ペイント時の中抜きで[ハッチ]の中抜きが出来そうに思えるでしょうが、
 これが、 出来ないのはデータの表示・印刷の優先順位が、HO-CADでは、文字データ、線データ、
  ペイントデータ、ピクチャデータ、オブジェクトデータの順序と成っている為で、線データである
 ハッチ線は、ペイントデータでは、塗りつぶすことで消せないからです。

  しかし、文字背景抜処理は、文字データなので線データより優先順位が上なので、テキスト枠の
 文字背景を画面設定で設定した背景色で塗りつぶす事が可能なのです。

 微妙に違いあるので、他のcad等とデータを受け渡すような場合は、この表示・印刷の優先順位を
 思い出して、ハッチの中抜き処理方法を使い分ける事が、大切ですね。

参考として下さいb(^^)v。


日本塗料工業会の色見本を設定したい

【 日本塗料工業会の色見本を設定したい 】

>日本塗料工業会の塗料標準色見本帳の色を[ハッチ]-[@ペイント]-[@色見本]を
>設定したい。

 日本塗料工業会の塗料標準色見本帳の色を図面につけたいとの事ですが現実には、殆ど無理と
考えてください。
 と言うのは、日本塗料工業会の塗料標準色見本帳の色には、艶と言う光の反射や艶無しなどの
表現がある上、画面上で色を合成する場合は光学上の色の三原色の和 R+G+U(B)=白色となるのに
対し、塗料や顔料では同様のR+G+U(B)=焦茶近似色となる違いから画面上の発色と印刷される色には
元々完全に一致することはないのです。

 確かに現在、市販されている3D CADでは、これらの問題を解決する方法として、ラジオシティ等の
手法により反射光の表現をし、素材表面上の艶に対しては、テクスチャー等でかなり画面上では、
現物の質感を表現した近似色の表現が可能となってきています。

 しかし、図面に印刷した場合には、使用するプリンターの発色できる性能の差や、パソコン上の
CRTの性能差で、色見本の色と言う場合の誤差範囲には、程遠いものとなってしまいます。

 色見本の色と言うのではなく、雰囲気やイメージとして、近似色を得る方法としては、テクスチャー
に近い方法で、色見本をカラー写真(デジカメ等)で写した、Photoデータを編集できるソフトで色を
取得して、R,G,U(B)の値と色合い値、鮮明値、明るさ値の数値をメモし、HO_CADの[ハッチ]->[ペイント]
->[カラーパレット]で色を作成し保存するしかないのですが、この方法でも、期待した程ではない
と思っています。

********[ 特定のプリンタに合わせて設定した場合の可能性 ]**************************************

 掲示板で回答した時期には、日本塗料工業会の塗料標準色見本の近似色RGU(B)数値を
を1色毎にまとめたデータが存在していなかったのですが、やはり、利用したいと言う
方が多かったせいか、今では、かなり近似した数値を調査して、リスト化したり、
JWWやAutoCADで使用出来るように、CADデータ化したものが公開されています。
 このデータを利用すれば、特定のプリンタ機種に限定する事で、印刷結果を参考に
色を微調整するだけで、かなり良い色見本が作成できるようになってきています。
(色見本帳のデータとして利用は、上記説明の通り無理ですが、色合いなどイメージを
伝える目的で使用するには、充分なデータとなります。)
しかし、これは、画面上ではなく、印刷結果での話で、ディスプレイの表示では、必ずしも
近似色と見えない場合がある事を承知して使用することが不可欠です。)

--- 参考資料 ----
雑誌CAD&CG 2002年03月号 Munsell color chart(付録CD-ROM DRA-CAD形式/DXF)
雑誌CAD&CG 2002年11月号 カラーチャートを作成する。

「CAD&CGマガジン2002/11月号カラーチャート」




CAD&CG付録カラーチャート作成例 (HO-CAD版)

【 カラーチャートの作成例 】

HO_COLOR_CHART1.PNG - 23,647BYTES

 雑誌CAD&CG 2002年11月号の記事を元にしてカラーチャートを作成した例
LCDやCRTのハード的な違いから画面上は、かなり日本塗装工業会の色見本での
発色にかなり差がある。
 また、印刷結果と画面の表示色とは、かなり色に差を感じます。

日本塗装工業会の色見本は、実際の塗料を紙に塗布したものであり、塗布する素材
や素地の色により違いがあります。
 色見本自体を重ねて色差を判断する場合には、色見本を見る角度により
光を反射した影響を受けて、やや明るめに感じてしまう事が良くあります。
 (太陽光、蛍光灯でも違いを感じるはずです。)
顔料系のインクジェットプリンタでは、専用用紙以外は、光の反射が起こり難い上に
専用用紙に印刷した場合は、かなりのツヤがある状態になってしまいます。

 また、このカラーチャートを作ることで解ることは、人間の目は、マンセル値で
表現できないツヤ(gross %)や塗料種、メラミン樹脂系焼付塗料、
ラッカーエナメル樹脂系吹き付け塗料等、非常に微妙な違いまで解ってしまいます。

 色を本来、表現する場合には、日本塗装工業会の色番号により表現するものであり
マンセル値によって表現する場合は、その時点で、かなり範囲のある色表現となっている
事になります。
 しかし、一般的な工事や補修と言った場合などでは、全て同時に作った塗料を
入手することは無理ですので、その都度、色を調合して、色見本に合わせます。
 その場合は、当然色差が出来てしまう為に、ある程度色範囲があるマンセル値を
使って表現する場合が多いのです。

 この例で作成したカラーチャートは、色見本としては、使えません。
単純に、色合いのイメージ等を掴みやすくする程度の物として考えてください。



PDF形式のデータをHO-CADに貼付けたい

【 PDF形式のデータをHO-CADに貼付けたい 】

>アドビのAcrobat Reader 4.0で表示されているイメージデータをHO-CADに貼付けしたい
>のですが、[ハッチ]-[オブジェクト挿入]では、読込できないようなのでどうすれば
>貼付けできるのでしょうか

 PDF形式のデータは、直接HO-CADに貼付けることは出来ません。
(ole用タイプライブラリは、アドビ関連Acrobatや関連ソフトと、VBA,javaScript等のActiveXの
コンポーネントのオブジェクトとしてForm(コンテナ)には、配置できますが直接貼付けできる
ようには、公開されていません。)

しかし、一旦、ペイントブラシ等のアプリケーションに貼付し、Bmp形式で保存すれば、
[ハッチ]->[ピクチャ]->[画像読込]で可能ですし、テキストデータだけをコピーすれば、
[文字]->[メモ帳モード]で取込む事も出来ます。

 また、Acrobat Readerは、PDF形式のデータを閲覧・印刷するだけのツールでは有りません、
実は、Web形式のHTMLやjavaScript等で利用すれば、無償で提供されたソフトとしては、実に多彩な機能が
利用できます。
 以下は、Acrobat Reader 4.0以降を利用したPDFを別形式に変換してから、HO-CADに取込む方法を説明します
のでAcrobat Readerを起動し、[ヘルプ]->[Reader Guide]と一緒に読むと解り易くなります。

 1.Reader Guide(Reader.pdf)の目次から"PDFテキストやグラフィックを別のアプリケーションにコピーする"
  を選択し、一読して下さい。
   この説明で、PDFデータ内のテキストをコピーする方法がすぐ解ると思いますが、
  "グラフィックをクリップボードにコピーするには"でAcrobat Readerのツールバー上に
  グラフィック選択用の[ボタン]が無い!! (Acrobat reader 4.0)大体この当りで、つまづいてしまいます。
  グラフィック選択ボタンは、テキスト選択ツール(V)ボタンの右下隅の三角マークにマウスを合わせ、
  マウス左ボタンを押したままほんの少し右にドラックすれば、グラフィック選択ボタンが出てきますので、
  選択してみて下さい。
   範囲選択出来る状態になりますのでHO-CADに取込みたい範囲を選択しマウス右クリックでコピーで
  クリップボードにコピーされます。
   (Windows環境では、クリップボード上のデータ構造は、Bmp構造体となります。)

 2.HO-CADに画像として貼付ける場合は、ペイントブラシ等にクリップボードのデータを貼付けし、Bmp形式で保存
  すれば、後は、HO-CADの[ハッチ]->[ピクチャ]->[画像読込み]で貼付け可能です。

 3.より高度なPDFデータからのHO-CADへのデータ取込み方法
  2.の説明方法では、文字データが多い場合、画質によっては、文字が読めない等の問題となる場合は、
  予め、PDFデータ内のテキストデータをメモ帳等にコピーし、テキスト形式で保存しておきます。
   さらに、1.2の説明方法でペイントブラシにデータを貼付け後、色を濃く調整、白黒データに変換します。
  (元データが白黒データの場合は、そのまま)
  このデータをbmp形式で保存ScanBmpMでラスベク変換(JWC形式に変換)すればCADデータとして、取込み出来ます。
   さらに先に、テキスト形式で保存したデータをメモ帳モードで取込し、元の文字位置に配置後、文字部の
  不用線データを削除すれば、一応CADデータとして編集可能データとして保存も可能です。
  (地図や、CADデータの場合は、実用性がありますが、写真等では、あまりこの作業は意味がありませんね)

この程度の説明で解りますでしょうか?・・・b(^^)v参考として下さい。


Acrobat Reader 4.0からの図形を貼付る例1

【 アクロバット読者4.0からの図形を貼付る例1 】

 アクロバットリーダ゛4.0の例(Ver5.05では、ツールバー配置が改善されています。)

[準備]
 アクロバットリーダにまず、HO-CADに貼付る対象のpdf形式文書ファイルを読込します。

PDF2SCBM2_1.PNG - 125,811BYTES

@選択ツールボタン切替え操作手順

  メインツールバーのテキスト選択ツールボタン[T□]右下角に▲マークにマウスカーソルを
 合わせマウス左ボタンドラック操作で少しだけ右方向にドラッグします。
 そうすると、テキスト選択ツールボタン、範囲選択ツールボタン、グラフィックツール選択ボタン
 が並んだサブツールバーが表示され、目的の選択ツールボタンを切替えられる状態になります。

Aグラフィックツール選択ボタン[□○]に切替、ページ全体のイメージを取得する。

  @の操作で表示されたサブツールバー上の右端にグラフィックツール選択ボタン[□○]が配置
 されているので、選択します。
  これで、メインツールバーの選択ツールボタン表示が、グラフィックツール選択ボタン[□○]に
 切替ります。

Bグラフィックツール選択ボタン[□○]で

  メインツールバーのグラフィックツール選択ボタン[□○]を選択します。
 すると、ドキュメント上のマウスカーソル形状が、範囲選択用の十字カーソル表示に変わることを
 確認して下さい。
  例では、ページ全体をグラフィックイメージとして、範囲選択します。
 (文字データも全て、画像イメージ(bmpイメージ)としてクリップボードにコピーされます。)

  HO-CADには、このイメージデータをワードパットや、イメージエディタ経由のオブジェクト挿入
 として、貼付るものとします。

 (ピクチャでHO-CADに貼付けした場合には、イメージが粗くなってしまう為、文字認識(判読)が
 困難になってしまう事があるので、オブジェクト挿入で画面イメージを少しでも、繊細に表示
 させたい場合には、有効な方法です。)

Cクリップボード経由でワードパットに貼り付け(貼り付けたイメージデータ)

  ここで、データの再利用性を考えた場合、いちいちpdfデータ(元ドキュメント)から、テキストを
 取込むのは、あまり、好ましくないので、文書データを非表示レイヤにテキストとして取込んで
 おく事が理想的です。

D選択ツールボタン切替え操作(範囲選択ツールボタン[[T]])切替え

  メインツールバーのグラフィックツール選択ボタン[□○]右下角に▲マークにマウスカーソルを
 合わせマウス左ボタンドラック操作で少しだけ右方向にドラッグします。
 そうすると、テキスト選択ツールボタン、範囲選択ツールボタン、グラフィックツール選択ボタン
 が並んだサブツールバーが表示され、目的の選択ツールボタンを切替えられる状態になります。

Eテキストデータをメモ帳にコピーして、適当な名前をつけて保存します。

  @での手順と同じ様に範囲選択ツールボタン[[T]]に切替え、メインツールバーの範囲選択ツール
 ボタン[[T]]を選択、数行毎にコピーして、別に起動したメモ帳にクリップボード経由で貼付けして
 一旦保存します。

 (テキスト選択ツールボタン[T□]を使わない理由、Acrobat 4.0以降のPDF形式データには、
  リンクや、スクリプトを埋込み出来るようになっているので、文章にスクリプトが埋込みされて
  いないと解っている場合を除き、テキスト選択ツールを使わない方が良いようです。
  ただでさえ、PDFのテキストコードには、文字種、サイズ等が付加されている為に、HO-CADの
  メモ帳で、不具合を起こす場合があります。)

このデータをHO-CADの[文字]-[メモ帳]で、非表示にするレイヤに貼り付けします。
 
  ここまでが、オブジェクト挿入でのPDF形式データの貼付け方法です。

 *************[ PDFを完全にCADデータにする方法 ]**************************************

  注).PDF形式データをGhostscript + GSviwe + pstoeditを使って、Postscript対応プリンタ
     ドライバ経由してプリンタイメージからdxf形式に変換する方法もありますが、これは、
    Pstoscript 1.3以降のAcrobatで作成した、PDF形式データは、通常、上記ソフトでは読込
    出来ない様になっています。(データの圧縮方式が違う為に起こります。)
     しかし、Acrobat Reader からの印刷出力をPostscript対応プリンタドライバ経由して
    プリンタイメージからdxf形式に変換すると言う方法は有効です。
     この方法については、以前CAD&CGにFreePdfを作成する記事が掲載されていますが、
    その応用で、PostscriptからDXFファイルに変換するという方法です。

  しかし、ここでは、あえて、Ghostscript + GSviwe + pstoeditを使用しないで
 Pdfファイルのイメージデータをラスタベクタ変換してho-cadに読込させて、利用する方法を
 解説します。

PDF2SCBM2_2.PNGPDF2WINTOPO_1.PNG - 25,457BYTES

     
 Fラスベク変換の準備

  まず、@〜Cの手順と同じ操作で、ベクタ化したい、対象イメージデータをクリップボード経由で
 ペイントブラシに貼付けゴミとなりそうなデータを削除します。
 一通り、ゴミデータを消去した段階で、カラーイメージの場合は、白黒の二値化します。
 (二値化したデータを一応、先に確認して、もし、この時点で、あまり良い結果とならない場合は、
  グレイスケールを選択して、変換して見て下さいb(^^)v。)
 上手く変換できた場合は、bmp形式のデータとして保存して見てください。

  このbmp形式データをScanBmp6を使ってラスベク変換します。
  Scanbmp6以外にもう一つ有名なWinTopoを使っても、ラスベク変換して見ます。

  (この説明のbmpイメージを変換した場合は、WinTopoの方がイメージしたベクタデータに
   変換されました。
  イメージデータによってラスベク変換ツールを使いわけると、割りと良い)変換結果を得られる
   かも、知れません。)

 これらの作業で一通り、得られたデータ全てを再配置して、文字サイズやペイント等を更に
 加工すれば、出来上がりです。

<謝辞>
 例で、使用したイメージ画像及び文章は、Adobe Acrobat Reader本体の機能説明する必要がある為に
Adobe Acrobat Reader本体HELPに付属の"Adobe Acrobatの説明"の本文とイメージデータを使用しています。

Adobe 、Adobe 社のロゴ、Acrobat 、およびAcrobat のロゴは、 Adobe Systems Incorporated の商標です。
Microsoft は、Microsoft Corporation の米国および各国での登録商標または商標です。
その他の商標はすべて、各社が所有しています。
© 1998 Adobe Systems Incorporated.All rights reserved.

カタログデータからの変換例
ACROBAT_READERW.PNG - 1,849,575BYTES
ACROBAT_READERW10.PNG - 1,334,769BYTES
ACROBAT_READERW11.PNG - 1,789,635BYTES



HO-CADでのペイントとは

【 HO-CADのペイントとは】

 HO-CADのペイントは、特別な画層にリージョンという閉鎖領域を指定して、
指定した色で塗りつぶすものです。

 DOS版JW-CADとの違いは、DOS版JW-CADでは、レイヤ名に色値を指定して、
原則として、ペン番号に割付けられた色で塗りつぶすので、色の種類は、PENの数と同じ
6種類となります。
 
 ここで、注意が必要となるのが、DOS版JW-CADでの塗りつぶしたデータは、HO-CADでは
塗りつぶしデータとして表示されません。
(指定することは可能なのですが画面表示されないのは、多少データ互換性から見れば不便な
気がしますが、色種が自由に指定可能なこと、一つのレイヤに色々な色を塗りつぶし出来る
こと、等便利となる部分が多い独自コマンドという位置付けになります。)



ペイントの画層と中抜きペイントとは

【 ペイントの画層と中抜きペイントとは 】

ペイント種別の【中抜】について

 ペイント種別の【中抜】について、結構勘違いされて理解してしまっている場合が有りますので、
この場をお借りして投稿させて頂きます。

 ペイント種別【中抜】は、厳密に言うと、ペイントしたデータを消去している訳では無く、
実際は、HO-CADの描画エリア背景色(パレット上で指定する色では無くて、データとしての描画エリア背景色)
を上書きペイントしている状態を言います。

 簡単にその状態を確認する方法は、[ハッチ]→[ピクチャ]→[画像変形]等で、中抜ペイントした部分を
見てみるとその事が良く理解できると思います。

 つまり、ペイント種別【中抜】は、ペイントデータが消えて見えている状態で、実際には、
背景色(印刷しない特殊指定色)で塗りつぶしているので、ピクチャデータやオブジェクトデータの上に
ペイント種別【中抜】部分が重なった場合には、中抜き部分にピクチャデータやオブジェクトデータ
は、画面上表示されません。

 また、HO-CADには、データ上のレイヤやグループレイヤの画層が有りますが、ディスプレイ表示にも
画層が存在します。
 その表示順位は、前面からグループレイヤやレイヤ毎に文字データ表示画層線データ表示画層、その次に、
ペイント表示画層(メモリの許す限り、重ねて表示可能)、オブジェクト表示用画層、
(メモリの許す限り、重ねて表示可能)、
ピクチャ表示画層(メモリの許す限り、重ねて表示可能、表示順位切換え可能) こんな感じです。
この表示順位は、印刷時も、この順位が継承され、前面データほど、優先され印刷される事となります。

余談ですが、知っておいて損は無いはずです。



画層順位を変える事は出来ますか

【 ペイントの画層順位を変える事は出来ますか 】

>ペイントとの上にピクチャデータを貼付けたいのですが、出来ません
>なにか特別な設定する必要があるのでしょうか。

 ペイントとピクチャ・オブジェクトの表示順位は、随分以前から同様の御要求があると
思いますが、現状、ho-cadでは、対応されていません。

  勿論、ho-cadのプログラム上のデータ管理では、表示する順番を入替えることは、
多分問題無い様に思えますが、まだ、複数の図面読込みをした場合に他のファイルデータで
 ピクチャデータやオブジェクトが貼り付けられていると他のファイルデータに影響がでるの
 かも知れません。

 (推測ですが、画面上の表示データの順位は、Zオーダーで管理されています。
  C++でも、WinAPI32のGDI32.dllの関数をよびだして処理を実行しているので、データ上の条件で
 何か引っかかる部分があるので、処理を実装していないだけと思っています。
  HO-CADは、ドロー関係(キャンバス上のデータ)とオブジェクト関係のデータと
で優先順位のある画層管理があり、更に、同種データ間でも画層管理されているようなので、データ
 の扱いがとても複雑に成っていますので、VerUpするにもなかなか厄介なことなのかも知れませんね。)

  取合えず、ペイントデータの前にピクチャデータやオブジェクトデータが前面に表示・印刷が出来
 ない事は、解っていただいたにしても、やはり、ペイントの前面にオブジェクトを持っていきたいで
 すよね。

  そこで、同一の画層階層にあるデータを使えば、同一の画層階層上のZオーダーの入替えが効くので、
 オブジェクトデータ(ワード図)とペイントの中抜きデータ指定を駆使すれば、出来る可能性はあります
 が、これは、かなり難しいので、御勧めできません。

(ho-cadでも、透明化、メタファイル化、OLEサーバーは、課題になっているようなので、
この機能もその内実現されると思いますので、VerUpを気長に待ちましょう。)

注).*[OLEサーバー機能はVer 2.40から、一部機能が実装されました。!!]*******

  この場合は、ピクチャデータをbmp形式で保存・ho-cadのデータは、ペイントデータを一旦削除して、
 jwc形式で保存して、jwwでjwcデータを読込みし、ピクチャデータは、文字で、文読でファイル拡張子を
 *.bmpにして読込み、ペイントする箇所は、[多角形]-[任意] [ >> ] [ソリット]"、[任意色]、色設定で
色指定で閉鎖図形をなぞる様に指定すればソリッド図形が塗りつぶされて表示できます。
  ペイントして、ビットマップ形式の画像データをペイントデータの上に移動して表示でわりと簡単に
出来ます。

 (jwwは、ピクチャデータを文字枠上にデータリンクとして表示しています。jw系の画層表示優先順位は、
デフォルトでは、文字データを最前面で表示するので、基本設定で表示順序を逆順にしていなければ、
御希望の表示・印刷が可能です。)   
 
残念ですけれど、機能が追加されるまでは、jwwで対応して見てください。
参考として下さいb(^^)v。


同一レイヤでのペイント表示順位について

【 同一レイヤでのペイント表示順位について 】

>ペイントの上にペイントをすると元々あるペイントの下になってしまいます。
>なにか、条件や方法などあったら教えてほしいです。

 ペイントの上にペイントをすると元の色は、新たにペイントした下の画層に有るわけではなく、
単純に塗り潰されたペイント色が表示され、重なっている訳では無いのです。

 データ上では、最後に指定した色が残っている事となり、元の色を表示する順位を変えることも
前面、背面と言うオブジェクトの様に扱う事が出来ないのです。

(例外としては、undo,redoの場合の為に、全てのデータが破棄されているのではなく元の色データ表示
しないという処理をしているこの事を強く意識して、ペイントすれば、良いだけだと思います。)

つまり、ある色を一番手前に見える様にペイントしたければ、一番最後にペイントすれば御希望の
とおりにペイントできると思います。

HO_GASOU1A.PNG - 50,219BYTES



レイヤによるペイント表示順位について

【 レイヤによるペイント表示順位について 】

 HO-CADのペイントやOLEオブジェクト、ピクチャは、同一の要素(ペイント同士、オブジェクト同士等)
であれば、レイヤによる表示順位を変える事が可能です。

 レイヤによる優先順位は
 FレイヤグループのFレイヤが一番手前に表示され、続いてF-E,F-D,F-C・・・・・・・0-0という
 順位で表示される事になります。

 しかし、ピクチャデータは、[ハッチ]-[ピクチャ]-[@画像変形]で各々のピクチャデータを
 マウス右ボタンクリックで、表示されるPOPUP MENUの[前面に移動]コマンドで、レイヤの表示順位を
 解除して、表示順位を変えることが可能です。

HO_GASOU2A.PNG - 32,175BYTES



ペイントした所以外がペイントされてしまう。

【 ペイントした所以外がペイントされてしまう。 】

>HO-CADのペイントでペイントした時に、何故か書いたつもりのない
>直線が描画されてしまいます。

 HO-CADのペイントでペイントした所以外に直線状に伸びたペイントが印刷した際にでる現象は、
ペイントする領域の線と線を繋いだ箇所が、実際には、繋がっていない場合にこの現象がでる
と思われます。
 
 原因、マウス右ボタンクリックで線の端点をサーチして、操作上直線の端点同士を繋いだつもり
でも、繋がっていない。
 実は、この現象は、円弧と直線を繋いだ場合や円弧同士を繋いだ場合に、多く起こるはずです。
 ペイントは、ソフトから見ると、閉鎖領域のリージョンを取得して指定した色を画面に上書きする
と言うAPIの関数を使っていると思われますが、線を書く場合もAPI関数を使って書いています。
 ここに、このAPI関数が原因の特有の現象が出ていると想像しています。

(API関数は、OS(Windows)の*.dllという形で提供されているものが殆どですが、中には、
他のソフト専用に作成したものも、含まれます。)
この現象は、HO-CADのバグと言うよりは、Windowsの標準APIがもたらす副作用で、フリーソフトとしては、
そこまで予想出来なくても仕方ないのかも知れませんね。

 実は、API関数で線を描いた場合、最終の端点(計算した座標点)の
1ピクセル分が、書けないと言う仕様があり、HO-CADも、他のCADもこの仕様に
基づき、1ピクセル分ずらして、(VC++等の高級言語では、特にソフト上の専用関数で
すでに補正している)書く様に成っていますが、円弧や曲線では、計算上誤差が多く
なるので、どうしても、繋がらない場合が稀に出てきてしまいます。

 このことが、円弧の端点のサーチを難しくしてしまうのと、ペイントの不完全閉鎖領域指定の原因
となり、閉鎖されていない場合は、用紙枠のコーナー又は、一番近い交点をサーチしてその一点から
繋がっていない線の終端部と閉鎖領域始点をそれぞれ結び、半ば、強制的に閉鎖領域を構築し、
ペイントします。

(1ピクセルの間隔では、サーチ交点と線の両端部を結んでペイントした状態のデータを印刷すると、
あたかもペイント色の線を引いた様に成ります。)

[対策] 曲線や円弧を含む閉鎖領域をペイントする場合で、ペイントしたところ以外の場所
画面上にはない直線上に延びたペイントが印刷される現象が出た場合は、仕方ないので
わざと完全に線を交差させてからペイントしてみて下さい。
  ペイント後では、線の端点部調整して、たとえ微小の間隔が空いたとしても、この現象は、
出ない筈ですから。

かなり、専門的な説明に成ってしまいましたが、参考として下さいb(^^)v。


ペイントの最大拡大表示について

【 ペイントの最大拡大表示について 】

>[ハッチ]->[ペイント]でペイントしたはずの図形をHO-CADの拡大表示した場合に
>ある一定の拡大率を超えるとペイントが表示されないのですが、何か設定する
>必要があるのでしょうか

 [ハッチ]->[ペイント]での表示倍率について、ですがこの場合は、ペイント表示したままでは、
設定等で回避できないような気がします。
 理由は、ある一定のサイズ以上の表示倍率が超えてしまうと、ベタ塗りされた
リージョン(ペイントはbmp,jpegと同じ画面階層に作成されている)がjpeg、bmp等の画面表示等の制約と同じで、
計算できなくなるようです。
 これは、ソフト的にある一定以上の拡大表示させる場合、予想以上のメモリリソース(GDI)のメモリが必要な
ために、他の表示コントロールに影響がでて来る危険性があるので、多分、一定の範囲を持たせている為だと
思っています。

 jwwも写真(bmp,jpegは、文字を表示する階層を使っているので、当然このような制約はでてきますが、
jwwの場合さらに描画されているオブジェクト拡大表示できるようなのである程度は回避できているようです。)

 ペイント表示で表示倍率をオーバーしましたとのエラーがでてしまった場合には、画面を縮小して
表示して下さい。
 また、あくまで、表示上の描画制約なので、ツールバー[On]ボタン(現在のペイント設定)を[Off]とすれば、ペイント以外の
図形を拡大したままで描画したり、変更するのは問題なくできると思います。

 要するに塗りつぶした図形を拡大表示できる倍率は、他の線等で構成された図形より、小さいと言う事です。

参考として下さい。


ペイントの情報を外部から参照出来ないの

【 ペイントの情報を外部から参照出来ないの 】

>ペイントデータの情報(外周線、色)を外部から参照(抽出)
>する方法はないでしょうか?
>ファイルフォーマットは公開されているのでしょうか?

ho-cadのファイルフォーマットは、現在公開されていませんので、直接取得する方法は、
ペイントデータの情報(外周線、色)についてはho-cadとしては、無いに近いのです。

 外部変形マクロで、ペイントした境界領域の図形だけを選択すれば、図形の座標だけは、取得は出来ますが、
他の線データと区別するのはちょっと無理だと思います。
 ペイントした色情報は、HO-CADの外部変形マクロで出力されるjwc_temp.txtは、jwc形式データと
同程度のために、出力の対象外のため出力されません。

 しかし、ho-cadの図形(線データ)をjwc形式で保存して、jw-winで読込みして、[作図]->[多角形]->[任意]で
ソリッド図形と任意色のチェックボックスをチェックして、[色設定]ボタンで、お好きな色を設定後、
[円・連続線指示]ボタンで、ペイントしたい閉鎖領域の図形指示でho-cadと同じ様にペイントした場合は
[その他]->[座標ファイル]->[ファイル書込]でztemp.txtというファイルに図形座標と共に"sl"で始まる
座標データでペイントした領域の境界線
座標(リージョン)を書き出す事が出来ますし、ペイントした色も合わせてデータとして書出す事ができます。

 また、jw-winでは、外部変形で作られるjwc_temp.txtでも、同様にソリッド図形データを取得出来るので、
このデータを使う方法もあります。

質問された趣旨からすると、SIMAデータを主にHo-CADで使用するようにして、それ以外は、Jw-winを利用
された方が、良い様になると思います。

参考としてくださいb(^^)v。

*********[HO-CAD Ver.2.30 SXF対応でのペイント情報について]*****************************************

 HO-CAD Ver.2.30からSXF(Level2)SFC形式のデータを読込、保存が可能となりました。
このことは、一見この質問には関係の無いように思えるでしょうが、そうではありません。

 HO-CADのsxfは、ソリッド(ペイント情報)を保存・読込かのうです。
SFC形式データは、DXFと同様にテキスト形式のデータですので、このデータを使うことによって
外部アプリケーションにペイント情報を渡すことが可能なのです。

 しかし、SFC対応の多くの製品版cadやツールでも、ペイント情報を扱っているものは、
数少ないなか、HO-CADでは、ペイント情報を出力されているのです。
 いかんせん、現状SFXでペイント情報の読込に対応したcadやツールが少ないために、データの
変換率は、私も確認できてはいません。



JWC保存時JWWで開くと、曲線が消える




回答例=>未解決(:現状は起きない)!!

>JW保存をしてJWWで開いてみると、曲線が消えている箇所があります。

 随分前に、この現象と同じ状態になったという掲示が旧掲示版に投稿されたことが
あったと思いますが・・・・(汗)。
 以前、報告されていたのは、NEC のPC9801シリーズとPC9821シリーズで
DOS/V系のパソコンとメモリの使用方法などのハード的なことが原因だったと記憶して
おります。
 dxfについては、ちょっと原因はわからないのですが、たぶん同じ原因だと思います。

 もし、このPCの機種による問題だとすると。
対策は、一度DOS/Vパソコンのho-cadでそのjwcファィルを読込みし、上書き保存
すれば、問題なく表示できるようです。

 外していたらごめんなさい。

[余談]
 ho-cadは、フリーウエアのソフトで開発時に各メーカのそれぞれのPC機種に
ついて、動作を保証している訳では有りませんし、多分、動作検証を各メーカの
それぞれのPC機種に対し、行うことは、汎用ソフトメーカーでも無理だと思います。
 まして、作者様のご好意でこのHO-CADも公開されているので、基本的には、
PC機種の違いによる原因のバグは、対応は難しいかもしれません。

参考として下さい。


雲マークを綺麗に簡単書くには




スプライン曲線を利用する例



 私の場合、雲マークを書く場合は、綺麗に書く場合には、3点弧を続けて書く方法ですが、
現場からアオリが入ってとり急ぐ場合、多少雲らしく見えないのですが
[曲線]->[スプライン曲線]を使ってごまかしています。
 多少癖というか、コツというか雲のクビレ部を鋭角に後は鈍角になるように書くと
雲マークもどき(手で書いた時みたいな)感じになります。
(ちょっと練習すれば出来ると思いますが・・・・(^_^!))
 スプライン曲線は、連続の曲線なので消すときは、楽かも、もっとも他の図形と
別レイヤで作図すれば消去の範囲選択で円弧繋げた雲マークでも消せますけど。

参考として下さいb(^_^)v。


スプライン曲線利用例1(図r-1-1)

【スプライン曲線利用した雲マーク】

 [妥協する点]
 綺麗な雲マークを書込みする場合は、この方法よりも、[ ) ]を使って
 一つ一つの円弧を書く方法が勿論、より綺麗に雲マークを描けるのですが、
 本来、雲マークは、図面変更箇所を相手にわかるように、印をつける目的で追記するものです。
  例に示した物は、かなり円弧を連続したものを意識して書いていますが、
 手書き風ということであれば、波線で図形を囲んだ程度でも、充分にその目的は、果たせます。
 図形と同一レイヤに円弧コマンドで雲マークを書込みすると、連続曲線で無いので、
  選択消去する場合に、幾つもの、円弧を指示する必要があったりしますが、
 スプライン曲線は、連続の曲線なので、目的の線を指示するだけで、簡単に消去できるので、
 現場指示する場合は、この方法で充分のはずです。
 (特別な外部変形マクロを使用すれば、勿論、綺麗な雲マークを描ける可能性があるのですが
  JwwやJW-CAD用の外部変形ソフトで、雲マークを書込みできるものは、囲う為のポイントを
  書出す必要があるのですが、HO-CADは、そのポイント座標出力をサポートしていない為に、
 外部変形ソフトと粗同じ支持方法で、素早く雲マークもどきを描く方法としてご紹介したものです。)

HO_SPLINE_KUMO2.PNG - 2,361,441BYTES 

< 描画手順 >
@メインメニューから、[ 曲 線 r ]を選択します。
A上部メニューバーから@スプラインを選択して、目的の図形を雲マークのように囲みます。

 (例の図r-1-1では、かなり円弧を連続して書いた雲マークを意識していますが、もっとラフに囲んだ方が
  綺麗な波線で囲えるハズです。本来は、ベジェ曲線の方が適しているかも知れません。)


B一通り図形を囲んだ段階で、上部メニューバーの@指示終了を選択します。

Cステップサイズを囲う図形サイズによって調整するために設定します。
 [ 1.0000 ]でも、多分良いですが、図の例では、指定する図形が小さい為に、0.20000を設定しています。

Dステップサイズを設定後、上部メニューバーの@作図開始を選択します。
 指示した、破線の雲マークが、実線のスプライン曲線化します。
 あまり、円弧を連続した雲マークを意識しすぎると、あまり綺麗に仕上がりませんが、逆に、かなり
 ラフに囲った方が、意外と手書きの雲マークに近い波線で囲んだイメージになります。



マウス

【HO−CADのマウスについて】

  Microsoft PS2マウス互換のマウスを使用を推奨しています。
 それ以外のマウスでは、光学式マウスは、特に問題なく使用出来るようです。

 また、PCの機種によって、マウス操作に癖のある動作になってしまうケースがあります。
拡大・縮小・移動等は、スクロールマウスを使用していない場合、マウスの両ボタンドラッグ
操作で行うのですが、問題のある場合は、マウス右ボタンクリック動作が優先して認識されて
しまうので、左ボタンクリックを同時にクリックしても認識しないままとなります。
 その場合は、少し、マウス左ボタンを押しこむタイミングを少し遅くする操作をすると
上手く認識できるようです。

マウス右ボタンドラッグ操作による(アイコン表示)ショートカットメニューは、DOS版JW-CAD
のJWC.BATの起動オプションスイッチ "-A"等の拡張起動によるマウスコマンド選択拡張を
HO-CAD Ver.1.09〜1.12頃に粗現在の形にサポートしたものですが、操作方法を説明文章で
解説するには、表現上にドラッグ方向が出てきます。しかし、実際には、ドラッグする角度は
左右、上下とも、センター振分けした90゜の操作認識範囲があり、必ず、ショートカットメニュー
アイコンが表示される方向として、本文内は、説明していますが、実際にHO-CADを操作して、
ある程度の操作認識範囲を体感して覚える必要があります。
 
 マウス左ボタンドラックによるポップアップメニュー以外に、包絡、範囲追加、範囲除外
範囲確定などメインメニューバーの色がシアン(水色)表示に変わるショートカットコマンド操作
がありますが、これも、PCの機種により、ポップアップメニューが優先されてしまい、
包絡等のショートカットコマンドが選択できない場合があります。
 この場合は、ポップアップメニュー表示操作認識を意図的に解除する事によって、コマンド
選択する方法があります。

 マウス左ボタンドラッグショートカットコマンドを選択したい場合は、
[Alt]Key+マウス左ボタンドラッグ操作すると、ポップアップを解除して、マウス左ボタンドラッグ
ショートカットコマンドが選択しやすくなります。
(経験上、完全にポップアップメニューを解除出来てはいないですが、かなり有効な操作方法です。)

 また、関連して、メインメニュー上で、[+][-]選択時にマウス右ボタンをクリックすると
DOS版JW-CADのAutoモードメニュー選択操作が有効となります。
 マウス操作によるコマンド連続操作には、かなり有効な操作となります。


マウスドラッグ操作が利かない場合には

【 マウスドラッグ操作が利かない場合には 】

>マウスの左右を押したまま図を囲んでも変化しません
>ただ上下に移動するだけです。左側にあるズームイン、ズームアウトを
>操作しているのが現状 対応策を教授願います

 拡大・縮小は、この場合は、HO-CADの問題よりも、ご使用のマウス自体か
マウスドライバの問題のように思われます。

 ho-cadは、基本的には、PS2 互換mouseが良いようです。
もう一つは、ドライバの問題の気がしますので、マウスドライバは何になって
いるのか投稿されると、回答が付きやすいと思います。

 次に、マウス自体の分解能なども、大きな要因となります。

 以前、良く投稿されていた例としては、拡大・縮小時、マウス両ボタンを
同時に押すのではなく、少し先に左ボタンを押してから、右ボタン押すという感じに
少しボタンを押す間隔をずらたタイミングとすると、旨く反応するということが
報告されています。

 PCの機種によっては、PS2マウス互換ドライバであっても、旨く操作できない場合もあるそうなので、
対策としては、ホイールマウスに変えて、ホイールでの拡大・縮小操作にすると結構快適になるかも
知れませんし、または、キーボードの[Page Up]・[Page Down]での拡大・縮小で多少は、代用できます。

完全な対策でなくてすみません<(__)>。
参考としてくださいb(^^)v。


マウススクロールでの拡大縮小が利かない

【 マウススクロールでの拡大縮小が利かない 】

>マウススクロールで拡大縮小が出来ないのですが、何か設定する必要が
>あるのでしょうか?

スクロールマウスでの拡大・縮小は、殆どの場合は、何も設定しなくても、出来るのですが、
一部のPCでは、マウスドライバの相性が悪いものだと旨くいかない事があるようです。
 この場合、マウス本体ではなく、あくまで、PS2互換のドライバが良いようです。

 マイコンピータのアイコンをマウス右ボタンをクリックし、プロパティを選択デバイスマネージャで
+マウスをクリックしてPS/2互換マウスポートとなっていますか?
さらにPS/2互換マウスポートをマウス右ボタンしてプロパティを選択し、ドライバのタブを選択し、
[ドライバファイルの詳細]ボタンをクリックして出てくるマウスドライバファイルを具体的に記載されれば、
回答が付きやすくなると思います。

 USBマウスは、個人的には、余りお勧めしていませんが、快適に使用されている方が、結構いらしゃる
みたいですよ。

 マウスドライバが何になっているか、調べてみて、Microsoft製のドライバか確認してみてください。

 差し当たりマウスホイールでの拡大、縮小が旨くいかない場合、マウス両ボタン右下方向ドラックで
拡大・右上方向ドラックで全体表示、左上方向ドラックで前範囲となります。

 また、キーボードで[Page Up]で拡大・[Page Down]で縮小の操作が可能です。
(普段、私は、ホイール付マウスを使っていませんが、個人的には 特に違和感などありませんけど)

参考として下さいb(^^)v。


マウスでの端点・交点サーチ機能について

【 マウスでの端点・交点サーチ機能について 】

>線変更や移動・複写の追加線を指定するときなど、マウスポインタが
>先端から離れた線を拾い上げて
>しまい、先端部分はなかなか拾いません。
>その都度、拡大で再指定してますが、図面サイズが大きいと
>描画時間がかかり作業効率が落ちます。

 一応、確認の意味で、グリッドは、OFFとなっていますでしょうか、
グリッドが1/2など指定されていますと、線の端点サーチや交点サーチ
より、グリッド交点サーチが優先されます。

 次に、HO-CADでは、図面全体表示に近いサイズで表示しているばあい、
端点・交点のサーチが、あまり精度が良くなく感じる場合、HO-CADで
画面を拡大するのでは、確かに作業効率が落ちますので、
拡大鏡等の別ソフトを使ってマウスポインタ付近を拡大表示させて
作図作業する方法が有効という、回答を頂いています。
 通常ならば、[スタート]->[プログラム]->[アクセサリ]->[ユーザ補助]
->拡大鏡がありますので、試して見てください。
もし、有効な方法だと感じたら、もう少し高機能のフリーの拡大鏡に相当
するソフトを探して見ると良いと思います。

[余談]
下記は、私個人が、推測している原因について書いてみたものです。

マウスポイント付近での端点・交点サーチが用紙全体以下のサイズにすると
極端にサーチ精度が落ちたように感じるのは、実は、作業している側の感覚的な
勘違いによるもので、HO-CAD本体のプログラムとしては、マウスポイント周辺
サーチは、一定の精度を保っているのです。
 しかし、そこには、画面に表示されている図面データの論理座標系とOSが管理
しているディスプレイ画面のスクリーン座標系(マウスポインタは、此方の座標系です。)
の違いによる物なのです。

 論理座標系で拡大・縮小・ビューポイントを管理しますが、実は、マウスポインタ
は、図面データが、どのビューポイントで拡大・縮小していようがお構いなく、
ただ単にディスプレイ上の(X,Y)座標(ポイント単位)で、特定範囲内にある端点、交点を
画面の左上から右下方向に(テレビの走査線をイメージして)サーチしていきます。
そこで、論理座標系で表示した図形が縮小表示されていると、サーチ範囲があたかも
拡大したかのようになってしまい、しかも、最初にサーチされるのが、サーチしたい
点よりも、少し、左上の端点や交点となってしまうというぐあいです。

 これを解決するには、マウスポインタの座標位置をマウスクリック時に論理座標系に
換算し書換えをする様な大変難しい制御をしないと難しいですし、また、その制御によって
は、画面表示時間が遅くなる等の弊害も出てきてしまうので、簡単には、出来ない事と
思っています。

更なる、VerUpに期待しましょう
参考としてくださいb(^^)v。


常駐形マウスツールとの併用について

【 常駐形マウスツールとの併用について 】

>マウスの設定で、OKのところにジャンプするように設定しています。
>解除しないとダメですか?
>外部変形とか、測定などの動作をしようとクイックすると
>×のところにジャンプします・・・どうしたらなおりますか???

ちょっと難しい回答となりますが・・・・・・(^^)

マウスの自動選択機能(チューチューマウス等)は、マウスなどのイベントが
発生した場合に、もしウィンドウを切替える動作が発生すると現在アクティブに
なっているアプリケーションの親ウィンドウハンドルからZオーダーの一番高い
子ウィンドウである[X]を検索して、次のコントロールとしてボタンウィンドウ
のハンドルを関数に指定していると思われます。
 さらに、指定した関数からボタンの位置(スクリーン座標)を、戻り値から取得して、
SetCursorPos関数をつかって[X]ボタンの位置にマウスカーソルを移動させてしまいます。
 これが、マウスが、何時も現在編集中のキャンバス[X]位置にマウスが
飛んでいく理由だと思います。

 一応、ご質問の動作からは、特にバッティングしている操作はしていないようですが、
HO-CAD Ver.1.44から、範囲記憶ボタンを右クリックすることにより、マウスの移動範囲を
制限できる機能があるので、マウス移動範囲制限がかかっている場合、どの様に
PCが反応するかは疑問です。

マウス移動範囲の制御は、マウスを4つの壁にぶつける操作を容易にしたもののようです。
この制限がかかっている時は、マウスはHO-CADのキャンバスから外に出られませんので、
現在編集中のキャンバス[X]位置に移動する事が出来ないのです。
(多分、WIN32API(User32.dll)のClipCursor関数での制御が優先のはずなので、問題が出る
可能性があります。)

 結論としては、HO-CADを使用中は、マウスを強制制御するようなソフトを使用したり、
設定をすることは、とても危険な行為となりますので、設定を解除するだけでなく、
マウスを強制制御するアプリケーション自体を終了しておく事をお勧めします。

参考としてくださいb(^^)v。



作図の途中で突然包絡処理されるのは

【 作図の途中で突然包絡処理されるのは 】

>作図の途中で突然包絡処理されたと思われる形に変わってしまう
>事があります。

これは、範囲選択時、図形左上を基点として、マウス右ボタン
クリックでの端点・交点サーチしてから、左下の対角点を指示したときに
ただ単に、マウスの左ボタンドラック操作のショートカットメニュー包絡処理が
同時に実行された場合に、よく起こることですね。
(dos版jw-cadでも、良くあった、操作ミスですね。)

 この設定は、メインメニューの[オプション]->[オプション]->
オプションウィンドウで"操作設定"で"マウス左ボタンメニューを使用する"の
チェックボックスがチェックされている場合にこのマウス操作による
ショートカットメニューが有効なので、使わないのならば、チェックを外して
ご自分の操作環境に合わせて見てください。
 また、もし、マウス左ボタンドラック操作メニューを良く使っている場合は、
マウスの設定を調整してみて、ボタンの反応時間を少し遅くしてみてください。

マウスボタンの反応時間の調整方法
[スタート]↑[設定]->[コントロールパネル]->[マウス]でダブルクリックの速度を
少し遅くしてみる。

 あとは、ho-cadの操作中に上部メニューバーが、シアン(水色)に変わったら
マウス左ボタンドラック操作メニューが動作したこと意味しますので、
あわてずに、一回[ESC]キーを押してみてください。

参考として下さいb(^^)v。

【RES.】
>早速、[オプション]->[オプション]->オプションウィンドウで"操作設定"で"
>マウス左ボタンメニューを使用する"のチェックをはずしましたが、
>やはり、左ボタンの長押しで包絡処理されるようです。

あれっ(@。@)?!!
ほんとだ、オプションウィンドウで"操作設定"での"マウス左ボタンドラッグメニューを使用する"の
チェックが旨く反映されてませんね。
これは、失礼いたしました<(__)>。

 しかし、マウス左ボタンドラックメニューを完全に解除する方法は、出来ないことも無いでしょう
けれど、ちょっとリスクがありすぎるので、無理に設定しない方が良いと思います。

正式には、[オプション]->[オプション]->オプションウィンドウで
"操作設定"でマウス左ボタンドラックメニューの使用、不使用の設定を多分、レジストリに保存している
筈ですが、一応、レジストリまでは、反映されているようなので
(ただ単に、まだ動作させていない項目の一つだったのかも知れませんね)

******"マウス左ボタンドラッグメニューを使用する"は、解除するとPopUp Menuが解除されます!!****

[包絡]は、AutoMENU機能の一部として動作する機能なので、設定を解除することは出来ない
 ということが、後になって解りました・・・・・(^^)>(お恥ずかしい!!)。

********************************************************************************


 この場合、作者である岡崎様に、取り合えず、お願いの報告のメールを送ってみてください。

マウス左ボタンドラックメニューの使用、不使用の設定は、私は、使用するを選択しているので
外した場合の動作の検証をしていませんでした。
 レジストリまでの設定が正しく反映されている以上、アプリケーションの外部でユーザー自身が
設定する事は、ちょっと無理みたいです。

 バージョンアップでの対応に期待しましょう。

参考としてくださいb(^^)v。


HO-CADのマウスドラックメニューとは




マウス右ボタンドラッグメニュー解説例

[複写]->[範囲確定]の段階まで[ESC]で戻し、複写位置を確定する前段階にしたら、
一旦クリップボードに複写し、[+]でマウス左上ドラック[(上)/上]で、基準線上の任意位置の垂線を
引き(目的の交点となる)ます。 ~~~~~~~~↑~~~~~~~~
マウス右ボタン(左上方向)ドラッグの間違いでした。

ついでなので、マウス右ボタンドラッグでのアイコン記号について、私の知る限りの情報を
御知らせします。
割込み表示アイコン記号(略図) 方向 解説(但し、使用した経験上の解説なので
[(上)/上] : (左上方向)   [+]選択時はサーチ線に対し線上点からの垂線記入モード
                  [/]選択時はサーチ線に対し線上点からの任意角度直線記入モード
                  [/]選択時は円、円弧の任意鉛直・円周上からの直線記入モード
・       |
・   [1/4 -( )-] : (真上方向) [+]選択時は円、円弧の円周1/4点からの鉛直線記入モード
        |           [/]選択時は円、円弧の任意鉛直・円周上からの直線記入モード

・  [`中心、] : (右方向) [○]選択時のみ、円の中心点サーチです。

 なんとなく、解ってきたと思いますが、DOS版 JW-CADのJWC.batのオプションスイッチ"-A,-L等"
のマウス操作拡張Autoモードの互換?(準拠かな)マウスコマンド操作機能の一部です。

 他にも、包絡(+,/,複線,|-,・・・)選択時、複線選択時、の

[_|||_]一括伸縮
[_へ_ ]通過点再設定
[_兩 ]端点再設定
[ ∠ ]角度取得
[_<->_]寸法書込

等があります。
 ちょっと違う意味になりますが、⇒は、ゴミ箱、GET TYPE右側のスライドバー切替メニュー
が表示された場合にアイコン形状が変化します。
 また、この機能以外に、HO_CAD独自の割込メニュー"包絡等"の各コマンドショートカットがある訳です。

この機能は確か、HO_CAD Ver.1.09〜1.20で、ほぼ現状に近い操作体系になったと記憶しています。
参考にして下さい。

HO_MOUSE_ICO_MAIN1.PNG - 3,911BYTES



マウス右ボタンドラッグ(左方向)

HO-CADのマウス右ボタンドラックメニューアイコン

HO_MOUSE_LEFT_ICO1.PNG - 333BYTES

[機能]
指示した線(サーチ線)上を始点にして直線を引き出します。
JW-CADの[線上線]コマンドに該当します。

HO-CADのデータ上は、オリジナルマウスカーソルデータ(リソースはアイコンデータ)

   [(上)/上] : (左上方向)[+]選択時はサーチ線に対し線上点からの垂線記入モード
           (左上方向)[/]選択時はサーチ線に対し線上点からの任意角度直線記入モード
           (左上方向)[/]選択時は円、円弧の任意鉛直・円周上からの直線記入モード

 基本的には、[移動][複写][+][/][□][├-][点操作][図形][文編集][文字][測定]で使用可能です。


マウス右ボタンドラッグ(真上方向)[ + ]

【マウス右ボタンドラッグ(真上方向)[ + ]】

HO_MOUSE_UP_ICO1.PNG - 333BYTES

        |
    [1/4 -( )-] : (真上方向) [+]選択時は円、円弧の円周1/4点からの鉛直線記入モード
      90゚ __|__           直線を記入した場合、線上点からの鉛直線記入モード

 コマンドとしては、[+]コマンド用マウス右ボタンドラッグショートカットコマンドとして
動作します。



マウス右ボタンドラッグ(真上方向)[ / ]

【マウス右ボタンドラッグ(真上方向)[ / ]】

HO_MOUSE_UP_ICO2.PNG - 330BYTES

    /
[  (周) ] : (真上方向) [/]選択時は円、円弧の任意鉛直・円周上からの直線記入モード
 90゚_|⇔_          直線を記入した場合、線上指示点からの鉛直線記入モード

[ / ]コマンド以外でも[□]でも表示されるのですが、実際には、機能として利用出来ないです。



マウス右ボタンドラッグ(真上方向)[ |-- ]

【マウス右ボタンドラッグ(真上方向)[ |-- ]】

HO_MOUSE_UP_ICO3.PNG - 276BYTES

   [_兩] :  (真上方向)  [ |-- ]端点再設定コマンドショートカット

  一度確定している直線のどちらか1点を始点にして、もう一方の端点を
 再度別の任意位置に再設定します。




マウス右ボタンドラッグ(真上方向)[ 寸法 ]

【マウス右ボタンドラッグ(真上方向)[ 寸法 ]】

HO_MOUSE_UP_ICO4.PNG - 264BYTES

  [|_<-->_ ]  : (真上方向) [ 寸法 ]寸法書込コマンドショートカット

 指示した直線の寸法を記入します。


マウス右ボタンドラッグ(右方向)

【マウス右ボタンドラッグ(右方向)】

HO_MOUSE_RIGHT_ICO1.PNG - 300BYTES

・  [`中心、] : (右方向) [○]選択時のみ、円の中心点サーチです。
                      直線を指示した場合は、中点をサーチします。

 基本的には、[移動][複写][+][/][□][点操作][文編集][文字][測定]で使用可能です。

 


マウス右ボタンドラッグ(右方向)[|--]

【マウス右ボタンドラッグ(右方向)[|--]】

HO_MOUSE_RIGHT_ICO2.PNG - 235BYTES

[_|||_] : (右方向) [|--]一括伸縮コマンドショートカット

 実際のアイコンは、-90゚回転させたイメージですが、単純に[├-]@一括伸縮を
選択した場合と一緒です。


マウス右ボタンドラッグ(真下方向)[ / ]

【マウス右ボタンドラッグ(真下方向)[ / ]】

HO_MOUSE_DOWN_ICO1.PNG - 313BYTES

  [ ∠ ] : (真下方向) [ / ][寸法]角度取得コマンドショートカット

 指示した線の角度を取得します。


マウス右ボタンドラッグ(真下方向)[ |-- ]

【マウス右ボタンドラッグ(真下方向)[ |-- ]】

HO_MOUSE_DOWN_ICO2.PNG - 285BYTES

[_へ_ ] : (真下方向) [ |-- ]通過点再設定コマンドショートカット

 指示した直線を指示した任意点で折れ線に変形します。


Get Type/ゴミ箱用[キャンバス右]

【Get Type/ゴミ箱用[キャンバス右]】

HO_MOUSE_GETTYPE_ICO1.PNG - 232BYTES

  ⇒ :[キャンバス右] ゴミ箱、GET TYPEの右側のスライドバー切替メニュー
     が表示された場合にアイコン形状が変化します。

 各コマンド共通動作



印刷でのトラブルについて




"斜め線が印刷されません"について


"斜め線上に書いた変形文字は何故か印刷されない"とのことですが
一応、ハッキリとはしないのですが、原因はプリンター用ドライバの可能性
が高いと思います。

 今まで同現象が本掲示版で報告されているのは、HP社製のプリンタ
ドライバが一番多かった様なので、一度、プリンタドライバを最新版に
アップするか、プリンタメーカーのホームページやBBS等を覗くと対策
が紹介されている場合が有ります。

はずしていたらごめんなさい<(__)>。
参考として下さい。


印刷プレビューに作図しない線が出る

【 印刷プレビューに作図しない線が出る 】

>印刷または印刷プレビューに作図していない線が現れて困っています。
>画面上に線がないので消去で
>きないのです。どなたかご教授お願いします。

 この現象は、よくDXFデータを読込して、編集後にhoc形式で保存した場合に
良く起こる現象です。

[原因](推測です!!)

HO-CADでの最大座標領域(座標展開できる領域)の外に、円弧などの中心点が
データ上に存在する場合、
 本来、HO-CADで指定しないはずのフラグが存在する場合など、
ゴミデータが HO-CADでの最大座標領域外に存在する場合で何らかの理由で、
エラーにならなかった場合に、レイヤやグループレイヤ以外の画層にたまたま
線情報として、表示されてしまうようです。
 勿論、HO-CADを操作中に誤操作により、エラーとなったが、無事に保存できた場合にも
偶然に、ゴミデータを書き込んでしまう場合もあるかも知れませんね。

[対策]
  この場合の対策は、"リストのインデックスが範囲を超えています"のエラー対策と一緒で
 HO-CADでの最大座標領域外のデータを消去すれば解決できる可能性が高いですので
  [消去]->[範囲選択]で用紙枠全体を選択し、範囲外消去して用紙枠の外にあるゴミデータを削除
してみてください。

完全な原因が解らないですが、ほとんどの場合は、この対策で解決できる場合があるようです。
参考にして下さいb(^^)v。 
▲リストのインデックスが範囲を超えています(HO-CADを操作中にエラーが・・・・)


印刷時に回転印刷が上手く動作しないのは

【 印刷時に回転印刷が上手く動作しないのは 】

>ペイントで色づけした図面を印刷したのですが印刷時にC回転コマンドにて角度を設定すると線と
>字は回転して印刷されるけれどペイントはもとの場所で印刷されます。ペイントを使用した場合
>は印刷イメージで回転をしてはいけないのでしょうか?

 ご質問の印刷時C回転を指示してペイントした部分が、残る現象は、普段、私自身が、
あまり印刷時にC回転を指示して印刷していないので、気が付いていなかった現象ですね
多分ですけど、HO-CADは、開発途上のCADなので、動かないコマンドがあるのです。
この場合は、まだ、ペイント部分の回転対応が出来あがっていないと思われます。
 
 対策は、移動コマンドの回転で、角度を指定して、画面上の表示が、回転した状態に
してしまうのが、案外確実だと思いますよ。
 印刷は、画面上(印刷コマンドの背景色が白色)のイメージを使うので、ここでの
表示が回転したイメージになっていないとすると、旨く回転して印刷出来ないと判断しても
良いと思います。
 一応、線画、文字とも、印刷C回転【90】でプレビューしてみたところ、私の環境では、
回転したイメージ表示になっていないので、まだ、出来あがっていないコマンドなのでしょう。
また、プリンタのプロパティでの回転設定は、経験上、あまり綺麗な印刷結果を得られない事が
多いので・・・・・(T。T)[移動]->[回転]を推奨します。
▽印刷時に回転印刷が上手く動作しないのは(HO-CADの未完成コマンド)


Jw-cadの建具は使用可能?




建具コマンド対策1

 HO−CADの方に、建具平面図を表示させるだけならば
何度も記載しましたが、jwk形式の図形で登録すれば出来ます。

>1つずつと言うことは、寸法も色々でしょうから、膨大な数になるようなきがしますが。

jwk図形で保存するのは、下記です。

種類[A](建具一般平面図)ではデフォルトのサイズのままで16種類を保存します。
      C:\JWC\JWK\TATEGU_H\Zukei_1_\A_NO_1.JWK
C:\JWC\JWK\TATEGU_H\Zukei_1_\A_NO_2.JWK
C:\JWC\JWK\TATEGU_H\Zukei_1_\A_NO_3.JWK
:
C:\JWC\JWK\TATEGU_H\Zukei_1_\A_NO_16.JWK

種類[B](1/100平面用)でも同様でデフォルトのサイズのままで16種類を保存します。
      C:\JWC\JWK\TATEGU_H\Zukei_2_\B_NO_1.JWK
      C:\JWC\JWK\TATEGU_H\Zukei_2_\B_NO_2.JWK
      C:\JWC\JWK\TATEGU_H\Zukei_2_\B_NO_3.JWK
:
C:\JWC\JWK\TATEGU_H\Zukei_2_\B_NO_16.JWK

種類[C](平面詳細用)でも同様でデフォルトのサイズのままで10種類を保存します。
C:\JWC\JWK\TATEGU_H\Zukei_3_\C_NO_1.JWK
C:\JWC\JWK\TATEGU_H\Zukei_3_\C_NO_2.JWK
C:\JWC\JWK\TATEGU_H\Zukei_3_\C_NO_3.JWK
:
C:\JWC\JWK\TATEGU_H\Zukei_3_\C_NO_10.JWK

種類[D]でも同様でデフォルトのサイズのままで6種類を保存します。
C:\JWC\JWK\TATEGU_H\Zukei_4_\D_NO_1.JWK
C:\JWC\JWK\TATEGU_H\Zukei_4_\D_NO_2.JWK
C:\JWC\JWK\TATEGU_H\Zukei_4_\D_NO_3.JWK
:
C:\JWC\JWK\TATEGU_H\Zukei_4_\D_NO_6.JWK

必要な建具図形をいつも寸法指定後に同一ファィル名に上書き保存して使用すれば
図形ファイル数は、建具タイプ数となるので、無数に図形登録しなくて良いですし
同一サイズの場合は、そのまま図形を読込めば良いのです。

TATEGU_A0.PNG - 2,361,441BYTES
TATEGU_A1.PNG - 2,361,441BYTES

▲建具の立面、断面、平面について(HO-CADの未完成コマンド->建具の・・・・)


建具コマンド対策2

 まず、基本的な建具平面の考え方から説明した方が良いみたいなので
建具平面は、jw-cadで言えば、線記号変形の元となったコマンドです。
使い方は、壁などの中心線か通り芯線を基準線としてその基準線上に
下記の要素を変数として扱う建具専用のパラメトリック線記号変形みたいな
コマンドです。

 見込み(簡単に考えるなら窓枠の厚さと思って下さい。)
 枠幅  (窓枠の幅です)
内寸法(窓全長から、窓枠幅を除いた長さ)

上記の各サイズを指定して建具平面図を自動的に発生させます。

 建具平面用には、A,B,C,Dの4種類がありますので、最初に全ての建具TYPEを確認しておくことを
お勧めします。
 また、勝手違用の為に[建具反転]や[左右]、[間隔反転]のコマンドと基準線からずれた位置に配置
する為に、[基準点変]や[基準線との間隔]、[建具心変]、[間隔反転]のコマンドがあります。

 HO-CADでは、数値指定で各構成部分をパラメトリックに変形させるような線変形マクロは現状作れない
ので、JW-CADか、JWWで一旦作図した物を[図形]として、保存したものを[JWC図形読込]で読込んで配置する
方法が簡単です。(ちょっと手間では有りますけど)

また、My Documentsというフォルダは、MS-DOS上で起動するJW-CADは、ロングファイル名
(DOSでは、MYDOCU~1と表示)JW-CADから探すのは、難しいかも知れませんし、Windows NT/2000等では
認識できない問題がでるらしいので、私としてはお勧めしていません。
▲建具の立面、断面、平面について(HO-CADの未完成コマンド->建具の・・・・)


HO-CADの複数起動と複数ファィル読込とは




HO-CADの複数起動と複数ファイル読込の違い

 HO-cadでのタブを使うのとCAD自体をいくつか立ち上げる違いについてですが、
当初HO-CADも他図面ファィルの図形を複写する場合は確かにCAD自体をいくつか立ち上げる方法
を採っていましたが、下記の理由で一つのアプリケーション上に複数の図面ファィルを読込む方法
となりました。

 1.当初HO-CADを使っているユーザーは、殆どdos版のJW-CADからの乗換えた方々が多かったので、
  dos版jw-cadと同様で他図面から図形複写する為に、cadを二つ立ち上げると言う事が、
  解り難かったことにより作者である岡崎様!!への質問や要求が大変多かったようです。
   そこで、Windows環境で大概のユーザが使用経験が多いExcelのワークシートとブックの関係を
  擬似的作り、HO-CADに採用した様です。
   もっとも、同時期にAutocad2000/2000LTでも同様のタブ方式が採用されています。

 2.当時測量関係のユーザーと土木関係のユーザーが大幅に増えた為にHO-CADで複写できる
  図形データサイズが想像以上に大きいデータとなり、クリップボードの処理能力を超えて、
  フリーズ状態となる現象がでる対策として、アプリケーションを一つに多数の図面ファィルを
  読込方式で、重複して呼び込まれたdllを一つにする事で、リソースメモリの節約する目的です。


HO-CADの図面データを EXCEL・WORDに貼付るには

【 Office OLE2でのメタファイルの制限範囲について 】


 Microsoft Office95/98/98SE/MEでのEXCEL97/2000においての[OLE2]サーバには
範囲制約があります。
 この事は、アプリケーション開発者の間では、以前から知られていたらしいのですが、
私自身もつい最近まで、知りませんでした。
 多くの場合A3サイズ(印刷イメージで確認後)にho-cadの図形を貼付けるように設定した
つもりが一部が欠けてしまうこととなっているので、調べてみると実はEXCELの印刷イメージ表示が
うそつき(本当は、プリンタドライバの制約の影響)で、クリップボード上のメタファイルのサイズを
表示していないのです。
 この為、HO-cad にサイズの大きなワークシートを貼り付けると、一部が欠けてしまうという問題が
発生する事となるのです。
 Microsoft Excel97では、クリップボード上のメタファイルのサイズを 12.5 インチ (31.8cm) に
制限しています。
 この制限は、ワークシートのサイズであり、行や列の数ではなく、実際のイメージサイズです。
これを解決するには、行の高さ、列の幅、フォントを小さくしてみて下さい。

当然ですが、Excel2000にも、範囲制約がありますが正確なクリップボード上のメタファイルの
サイズまでは解っていません。(すいません力不足で・・・・・・・<(__)>)

こんな事しか解りませんが参考として下さいb(^^)V。


図面データを他のソフトに貼付ける方法

 EXCELやWORDにHO-CADの図面データを貼付ける方法は幾つかあります。
例.貼付るオリジナルデータ
XLS_ON_HO_0.PNG - 2,361,441BYTES

1.HO-CAD自身には、[複写]->[ビットマップ]->[範囲選択]
 でWindowsの標準クリップボードにビットマップ形式で選択した画面の色合いで
 図形がコピーされます(反転色も可能)。
  但し、文字データなどは、ある程度拡大した状態で画面上文字として認識
 出来なければ、単なるテキスト枠(文章サイズを示す四角い枠)のみとなって
 しまいますので、図面全体を貼りつける場合は、不向きかも知れません。

XLS_ON_HO1.PNG - 1,480,022BYTES
XLS_ON_HO2.PNG - 1,480,022BYTES

2.[Alt]+[Prt Sc]キーでHO-CAD自身をWindowsの標準クリップボード
 経由でペイント等で編集してもある程度のイメージで貼付けられます。

XLS_ON_HO3.PNG - 1,480,022BYTES

3.HO-CADでJWC形式で一旦保存して、別のアプリケーションでWMFかEMF
 で貼付ける方法があります。

XLS_ON_HO4.PNG - 1,480,022BYTES


 (1).カラーでペイントしたイメージが必要な場合は、LilliCADでJWC形式のデータ
   を読込みLilliCAD上で色塗り後、EMF形式で保存、EXCELの
   [挿入]-[図]-[ファイルから]で、EMF形式で保存したファイルを指定すれば、
   貼付けられます。

   http://www.pluto.dti.ne.jp/~ran-yu/index.html

 (2).黒線のみで、OLE2のオブジェクト挿入したい場合は、JWB32かJWB2002で
   リンク貼付けが可能です。
   使用方法は、JWBはヘルプがとても充実しているので、ヘルプを良く読めば
   解ると思います。 

   http://homepage2.nifty.com/coffee-cup/

 (3).EMF形式かJPEG,Bmp等でOLEでなく、独立したイメージデータとして貼付ける
   場合は、emというソフトを使用しても、可能です。

XLS_ON_HO5.PNG - 1,480,022BYTES

   Vectorから入手して下さい。
 
 最近では、JWWを経由してJwwToMFを使う方法や、もっと高度な貼付けが
 必要な場合、JacConvert(AJ_DXF)でDXFデータを作成しVolo Viewを使用したり、さらに
 高度な変換方法では、DXF->SVG(XML)を使用すれば、SVG Viewer(アドビ)を オブジェクト挿入して、
 EXCELに貼付け後でも、拡大・縮小・描画エリア移動や図面上の文字検索等を可能とする事も出来ます
 (BeDraw等で変換可能です)。

XLS_ON_HO6.PNG - 1,480,022BYTES

参考として下さいb(^^)v。

********[X-J,emの一般公開終了について]********************************************************

アーキテックラボのホームページ
  http://www.atllc.co.jp/index.html

で公開されていた仲田敏基様作X-J,emは、現在一般公開を終了し、会員製ですが配布は引き続き
行われております。

(会員となれば、jww用toolやsh36のアプリ作成者が集う、超専門的なご意見や有用なソフトをフリーで
入手すること、ソフト開発のかなり詳細な情報を得ることもできます。
  旧バージョンのX-J、については、Vertorからの入手は可能なので、最新版以外であれば
引続き使用することは可能ですが、Windowsのバージョンによっては、将来対応できなくなる
可能性があります。)

 とは、書いたものの、初心者にとっては、どの様に会員製の掲示板に質問して良いのか解らない
場合が多いので、一応、別のソフトでも、ho-cadにEXCELの表を貼り付けられるソフトは、あります。

EXCEL addin softとして動作するもの。(X-Jと粗同等です)
 Yabe様作のMake jwc for EXCEL97(EXCEL2000でも問題なく動作しているようです)
但し、導入する際に、jwc2bmpX Ver1.0が別途必要です。
 Yabe様作のMake jwc for EXCEL97
入手先
 http://www.vector.co.jp/soft/win95/business/se194169.html?s

jwc2bmpX Ver1.0の入手先
 http://www.vector.co.jp/soft/win95/business/se088253.html
導入方法は、それぞれのreadmeをよく読んで、行ってください。

jwwとの共用で利用できる外部変形マクロ系のもの

 うしわたり様作 e-Table(WSH + ActiveRuby1.6.4以降の環境が必要)
但し、ho-cadから利用する場合は、(BATファイル)を挿入、差替えの二通りに分ける等の
簡単な変更が必要です。
 (現在、作者のご好意でHO-CAD用のBATファイルが別に用意されています。)

 もし、導入方法で解らない場合は、再度投稿していただければ、バッチの変更箇所を
検証してあります。
g-heron等の利用も可能な環境が整えられるなど、外部変形を良く利用されている場合は
お勧めです。

うしわたりひろしさんの空中都市計画HPの紹介
JWW 外部変形作成講座 Ruby編 JWW 外部変形ライブラリのDL出来ます。
 http://homepage2.nifty.com/ushiwatari/

emに変わるものは、Lillicad、sh36で可能です。

参考としてくださいb(^^)v。
JWBホームページ(JWB Fun Club)



X-Jのインポート機能について

【X-J/emでのインポート機能について】

**************************************************************************************
 X-Jやemについて、現在最新版を入手する為には、特定のUserグループに参加しないと
入手することは出来ません。(一般非公開になっています。)

しかし、以前のバージョンの物については、Vectorで引続き、Freeで入手可能ですが
いつまで、入手できるかは、わかっていません。

また、X-J Ver.0.90から、jwc形式のデータをインポートする機能は無くなっていますので
X-Jでのjwc形式のデータインポート可能なのは、Ver.0.90以前のものですのでご注意下さい。
**************************************************************************************

HO-CADの図面データの一部分をEXCELに貼付ける場合は、jwcで保存後にX-Jのエキスポート
でEXCELに貼付けられていると思いますが、X-Jのエキスポートを利用するのであれば
X-Jと同一の作者(仲田敏基氏)が別にemと言うアプリケーションを利用された方がいいみたいです。

 また、HO_CADのVerUPに伴い、寸法計測関係は、オブジェクト化されているので、一部分を
jwcで保存した場合、完全にオブジェクトの要素分解が行われているかは不明であり、また
データがjw_cadには対応しているとしても、shvcl1.dllに対応していない可能性が充分あります。
 X-J及びemは、SH32,SH36で作成されたshvcl1.dllとjwc2bmpX(旧JWTran形式)等の仕様に
合わせて作られていますので、Sh32,Sh36でjwcが読込めない場合は、変換は難しいと思います。
 図面全体での変換が出来るのであれば、emで一度図面全部を読込みし、貼付けたいデータ
(勿論切取複写の場合は別レイヤに複写後)にjwcで保存し、emでjwcを読込み後グループレイヤの切替
をしてから必要なデータ部を範囲指定して拡張メタファイル(.emf)に変換したほうがいいようです。

[余談]X-J,emは、jwc形式データをメタファィル(*.wmf)を拡張した(縦横比率固定の*.emf)形式に変換
   してクリップボード経由でexcel,wordに貼付けています。
  尚、このデータは、Microsoft office97以降の図形描画用データであるshapesに簡単に変換できます
 がグループ解除で変換すると、ho_cad等の編集と違い、データの修正は厄介の上、縦の直線が変換後に
 画面のドット単位であるピクセルになり、変換誤差のためか、歪んでしまいます。
  大きさや長さについては、ピクセルの為解りにくくなって修正は困難この上なしです。
 Visioや3dcadでも使用しない限り、このデータ形式での編集はまず難しいといえます。

***********************************************************************
EXCEL 2002やWORD 2002では、(.emf)拡張メタファイルからExcel/WORD 2002のshapesに変換した
場合は、かなり変換率が改善されいるので、Excel上やWord上で、編集することは、そんなに
大変な作業ではなくなってきています。

 上手く利用すると、色塗りの透明化、模様データの設定、テクスチャーを利用できるので
少し、挑戦してみるとかなり色々な表現が実現可能となります。
 この機能が、扱いやすくなったことは、一旦EXCEL/WordにHO-CADの図面を取り込み、
テクスチャやグラデーション等の画像処理を加えてから、[ハッチ]-[オブジェクト挿入]を利用して
戻すことで、jw-cad系のデータでは、表現できなかった表現が可能となります。


 以上、参考として下さい・・・・


HO-CAD〜em/Word〜HO-CADのイメージ作成例

【 HO-CAD〜em/Word〜HO-CADのイメージ作成例 】

WORD_TEC_IMG1.PNG - 36,664BYTES

WORD_GRAD_IMG1.PNG - 37,606BYTES


HO_OLE_CNTENA1.PNG ここに例として、HO-CADの図形をJWC形式で保存して、emに
読込、emf形式で保存後に
wordに挿入して、グループ解除、多少の補正後に、各部屋やインテリアを着色して
グラデーション設定やパターンを設定して、浴室などの床材は、大理石のイメージに
洗面所や押入は、木目のイメージになるようにテクスチャー処理をしてから、再び、
HO-CADにオブジェクト挿入して、元図と比較できる様にしたものです。

 処理の方法によっては、かなり高度な表現が可能ですし、単にペイントするよりもかなり、
色々な表現が可能なのです。
 (工夫次第で、本来Ho-CADに無い機能を外部のアプリケーションによって表現する事で実現
  することが、かなり簡単に実現できます。)

 この例の場合は、全ての図形をまとめて処理していますが、扉、シンク、浴槽、畳、木目の床、
ジュウタン、クロス地、等部分毎に、データを用意して、個々に配置する等、元図と合成するなど
のテクニックでかなり、色々な表現が出来ます。

 この方法は、OLEコンテナ処理機能を搭載していない Jw-cad for Windowsには、
表現できないのですが、HO-CADでは、簡単に実現できるのです。



[複写]-[ビットマップ]での貼付けについて

【[複写]-[ビットマップ]での貼付けについて】

>HO-CADの[複写]-[ビットマップ]で図面データをEXCELやWORDに貼付けすると
>斜線部分がギザギザに表示されたり、一部の線の太さが太く表示されますが
>HO-CADの描画キャンバスの様に、綺麗な表示で貼付けできないのでしょうか?

 HO-CADの[複写]-[ビットマップ]の場合、御指摘の通りビットマップ形式で図形をExcelや
Word貼付けするので、図形自体が点の集合体で表された、いわゆる新聞の写真と同じ様になっています。
 もし、貼付た先のアプリケーションで画像のサイズを変更すると場所によって、線の太さが上手く計算
できなくなり、数値が切捨てられるため線の太さは、まちまちの状態となりますし、
 斜線は元々ビットマップ形式とした場合には、多少太めに変換されてしまいます。

 文字については、もっと顕著にいわゆるフォントデータでなくなっている為、元々表現されていた
スムージングした線は、無くなってしまい階段状の点集合体でギザギザ状態のはずです。

 これらの問題を完全に解消するには、HO-CADのコマンドには、無い画像データ形式に変換したもの
で貼付ける方法しかありません。
 通常、色塗りしていない場合は、jwc形式でデータを保存してjwb32かjwb2002を使用して、リンク貼付け
するのが、有効かもしれません。
 
 JWB32,JWB2002の画像データは、通常emf形式(拡張メタファイル)でデータ自体は、jw-cadとリンクして
貼付ける事が可能です。

また、多少のギザギザ状態は、我慢できるが、これ以上の画像劣化はさせないで、また、Windowsの
標準ソフトのみで、ある程度の画質を保持して貼り付けたい場合は、ワードパッド経由の貼付け
方法がありますが、この方法は、最初に貼付けたビットマップ画像劣化を最小限にしてサイズ変更をした
画像を貼り付ける方法ですので、文字がギザギザ状態とか、円、円弧がギザギザを防止しての貼付け方法
では有りませんので、お間違えの無い様に。

かなり、詳しい、画像データの利用方法が解ると思いますので、
参考としてみて下さいb(^^)v。

 将来的には、OLEサーバ機能が完全に対応されて、ActiveX(COM+化)されれば、リンク貼付けが
可能となるのでしょうが、これは、HO-CADの機能が完全に安定してからの様なので、
まだまだ先になりそうですが、作者である岡崎様は、将来的には、HO-CADに搭載する目標は
あるようです。



HO-CADのクリップボードについて

【 HO-CADのクリップボードについて 】

>HO-CADのクリップポードに図形をコピーして、EXCELに貼り付けようとすると
>図形がクリップボードにコピーされていません、念の為にクリップボードビューワで
>確認したのですが、図形がありません。
>図形は、どこにコピーされているのでしょうか?

  ho-cadの[複写]->[クリップボード]について補足説明いたします。

 [複写]->[クリップボード]は、ちなみに、ho-cad専用クリップボード形式のコンテナで
 いわゆるwindows用のクリップボードとは、別の場所に専用データ形式で保存される
 図形データなのです。
  この[複写]->[クリップボード]の図形は、ho-cad.exeが保存されているホルダー内に
 HocTemp.ctp(バイナリ形式)で保存されています。

  この事を良く理解しておくと、実は、図形以外に[切取]で複写用に取得した
 図形等をパターン図として、別の図面に貼付けられるだけではなく、一度保存されいる
 ので、実はho-cadを一度終了して、再度ho-cadを起動した場合でも、データは、そのまま
 引継いで、読込むことが出来ます。
  このデータは、利用方法を工夫すれば、外部変形でファイル名をリネームしてパターン図
 として、再利用可能なデータとでき、読込む場合は、再度HocTemp.ctpにリネームすれば、
 図形コマンドで実現できなかった部分(任意文字サイズ等)を引継いでくれる強力なデータと
 なる可能性があります。

  (個人的には、HocTemp.ctpのデータ形式がバイナリデータでなく、TEXTデータだったら・・・と
 思っているのですがデータ量の都合と、塗りつぶし等text化に的さないデータも扱っているので
 実現は難しいのかなぁー・・・・(T_T)。)
  
 参考として下さいb(^^)v。


JWB32を使ってOLE2として貼付ける

【JWB32を使ってOLE2として貼付ける】

>emと言うソフトを使ってHO-CADの図面データをEXCELに図形を貼付けしたのですが
>PENの色や線の太さを設定する方法が解りません、何か設定する方法は無いのでしょうか

 emでExcelにho-cadの図面データ貼付けた場合どうすれば当初の線幅を確保できるのかですが、
拡張メタファイルに変換した場合のベクタデータには、ペンと言う概念ではなく色としてのデータ
しかなくなってしまいます。(X-J、emについては)
しかも、emでは視認性等の問題と成り易い色データは、2値化して、完全に黒色線のベクタデータ(輪郭)
になるようです。

 ペン属性等はCADソフト特有の属性であり、基本的には、データを扱えるのは、やはりCADと言う事となります。
 この場合、[OLE2]サーパーとして、図面データを単なるベクタデータだけではなく、CAD本来のペンの太さという
属性を含めて貼付ける必要が有りますので、JWB32を使うのが良いかと思います。

 但し、貼付け先画面に表示されているデータは、emと同様のメタファイル形式のデータなので、印刷した場合に
ペンの太さが付加されるはずです(すいません時間不足で確認していません<(__)>。)

[メタファイルデータの限界について]

 拡張メタファイルは、CADデータ貼付けを目的としていないので、円データや楕円、
文字間隔(OS:WINDOWS 95/98/MEは特に)を扱う場合には、上手く変換されないケースがあるはずです。
 これは、WINDOWS95/98/MEのAPI関数に一部バグがあり、アプリ―ケーション(emやJWB32)では、回避する事は
出来ませんので、CAD図を貼付ける場合は、ある程度の歪みやデータの不足は、妥協して、割りきって使う事が
大切です。

[CAD図面としてのデータ属性を重視する貼付の場合について]

 HO-CADの図形を依り綺麗に表示・印刷できるのは、やはりHO-CAD自身ですから、綺麗な図形が挿入された
ドキュメントやプレゼンを作成する場合は、HO-CADの[OLE2]クライアントとしての機能を利用し、
[ハッチ]->[オブジェクト挿入]で逆にEXCELワークシートを貼付る事で、綺麗な図と表データを印刷が可能です。

 注.)EXCEL97を使用されている場合は、システムリソースの確保が
   難しくなります。
   
   EXCEL2000(Office 2000)の場合は、かなり快適という回答が
   以前ありましたので、是非試してみて下さい。

これぐらいの事しか解りませんが、参考として下さいb(^^)v。




Jwb32の設定方法について-1

>JWB32を使ってOLE2で貼付けた図形の線の太さ、文字種をHO-CADとあわせたい

 jwb32は、単独で保存可能なcadビューワですので、当然独自の画面用の環境をもっています。
 図形を編集や修正する場合は、jwc形式データを可能なcad(ho-cad)等で行うのですが、
フォントは、jwc形式のデータには、記録されていないので、jwb32で設定する必要がありますし、
線の太さもcadデータには、pen1〜6で設定されているだけで、oleで表示(貼付けたデータ表示)上は、
設定を関連づけられていないので、当然、全部同じ太さとなってしまいます。

 これら、jwcデータ上にはない部分の設定データを関連づける為に、jwbにはドロープロパティーが
設定できるように、工夫されて開発されています。
 設定方法などは、jwb32は、ヘルプファイルが充実していますので、
ドロープロパティーの項目を参照すれば、凄く詳しく書かれているはずです。




図面データをパワーポイントに貼付けには

【 図面データをパワーポイントに貼付けには 】

>パワーポイントにho-cad図形を貼付けるのに[複写]->[ビットマップ]->[貼付]すると
>文字データが四角の図形にになってしまいます。
>斜線や円図形は、ギザギザに変換されて綺麗に貼付けるにはどうしたら良いでしょうか?

 パワーポイントにho-cad図形を貼付けるのに[複写]->[ビットマップ]->[貼付]
では、図面全体を指定した場合や、やや広い範囲の場合は、大概文字は、四角表示
となると思われます。

 ho-cadは、残念なことに、[OLE2]サーバ機能用のコンテナは、実装されていない為に、
[複写]->[ビットマップ]->[貼付]で、一旦、bmpに変換してからでないと他のアプリケーションに
画像データを貼りつけることが出来ないのです。

 しかし、ho-cadからではなく、jwc形式で保存した図面データを別のアプリケーション
を使って直接貼り付ける方法はあります。(但し、jwc形式での対応なので、ベタ塗り
した部分や、画像を貼付けている場合は、別のアプリケーション上で改めて処理する必要
があります。

 大きく分けると二つ有り、[OLE2]サーバ機能を使ってリンク貼付けするものと、
ピクチャデータに変換して、貼付け先アプリケーションに埋込むものです。
 どちらも、一長一短があり、この場での説明は、省略させていただきます・・・・<(__)>。


 1.別のアプリケーション上に図形を貼りつける方法で、*.bmp以外で貼りつけるには、
拡張メタファイル*.emfで貼りつける事ができます。
  emと言うソフトを使用すれば、*.emf,*.jpg,*.bmpでの保存が可能ですし、Lillicadでも
  同様の変換保存が可能で、何れもpowerpointの画像挿入に対応しています。
emは現在office97までが完全にサポートされていますが、office2000環境でも動作して
  いるようです。
  しかし、図面の一部が貼りつけられない等の問題もでているようなので多少の注意が
 必要です。

これらのソフト等で貼付る*.emfデータは、OLE等リンクでなく図形のshapesに変換されます。
  但し、グループ化されている間は、*.emf形式の図形として認識されています。
  *.emfは、貼付け先アプリケーションに埋込む事が可能なので貼付元の*.emfのデータを
  消去しても、貼付けたデータは消えることは有りません。
  x-j,emは現在、一般公開を終了してしまったので、少し前のバージョンならば、
  Vectorから、入手できるようです。 

 2.powerpointにOLEでリンク貼付を行う場合、jwb32が定評があり、このソフトで*.jwcの図面データ
  を別のアプリケーション上に貼付け可能となります。
  OLEで貼付けの場合は、別のアプリケーション上に貼付けた図面データの絶対パスとファィル名
  オブジェクトサイズなどのjwb32で表示可能となる為のデータのみが埋め込まれているだけ
  なので、貼付元のデータを変更したりすれば表示内容も設定により、自動反映されます。
  しかし貼付元のデータを消去や移動をしてしまうと、貼付けしたデータも消去されてしまった
  り呼出せなかったり、されるので注意が必要です。

  OLE貼付けの応用 jwb32は*.jwcをリンク貼付可能としますが、ho_cadで*.dxf保存とすれ
  ば、実は他の市販cad用Viewerで(OLE対応のautodisc社製のVieoView等)で割りと綺麗に貼付
  ける事も出来ます。

参考として下さい(^^)v。


HO-CADのSIMAデータ利用について




測量ツールソフトのご紹介

 SIMAデータは、[測定]-[座標入力]-[一覧表]で、ファイルの読込も
保存、追加、削除等が可能なはずです。
 実は、私は測量関係は、あまり詳しくないのですが、jw-cad系の
で、根本様作の有名なTriPodというソフトがありますの入手する事を
お勧め致します。

      [URL] http://www.e-tripod.net/

から入手可能です。

 また、excelでVBAを使って独自にSIMAデータからjwcデータを作成する
専用ツールを作成をできるようにする為には、Jwc2BmpXというActiveX
があり、今までためているExcelデータからも利用できると思います。

       [URL] http://hp.vector.co.jp/authors/VA003088/

から入手可能です。

それぞれとても有名で、とても機能も充実したすばらしいfreeSoftなので
測量関係では、想像以上に利用できると思います。


HO-CADでの外部変形ソフトについて

【 HO-CADでの外部変形ソフトについて 】

 現在、HO-CADで使用での外部変形用BATファイルで使用できない
 命令コードは下記のコードです。
  *下記命令指定コードがBATファイルにある場合は、その外部変形ソフトは、HO-CADでは
   正しく動作しないか、指示点や指示点間仮線表示など、外部変形ソフト本体に渡す
  データ自体を出力出来ないために、命令コードを認識した時点で終了する場合が
   あります。
  
  #zz ハッチ・図形属性等の書出し

  #1- 〜 #9- と #1+ 〜 #9+  指示点間の仮線引き (#1<,#1/,#1ln,#1ci,#1ch)

  #f FEPの起動

  #hf 現在編集中のファイル名(フルパス)の書き込み

  #hm |1.****|2.****| メニュー分岐
  (外部変形ソフトを強制終了はしないが、メニューを選択できない。)
#:1         メニュー分岐LABEL(HO-CADでは、こちら側のみが選択され実行される)
#:2         メニュー分岐LABEL

#jww jww用外部変形 (HO-CADは、Jwc形式のデータに対応しているので、jww形式では出力できない)

#cd ◎実行時、外部変形用バッチファイルがあるディレクトリをカレントにする
    (書出・読込用の"JWC_TEMP.TXT"をそのディレクトリに作る)
     HO-CADの場合は、特に#cdを記入しなくても、外部変形用バッチファイルがあるディレクトリを
     カレントにするようですが、Jwwと併用を考えて書込みしても特に問題は起こらない。

#g1 データ選択のとき全レイヤグループ選択
   #g0か(無指定)のみとなり、書込みレイヤとしてしか選択できない)

#gf ◎「jwf」形式によるレイヤグループ・レイヤ名、レイヤグループ・レイヤ状態の書込みを指定
      データ選択方式で指定した書込レイヤグループまたは全レイヤグループのレイヤグループ・
      レイヤ名とレイヤグループ・レイヤ状態を書込む。(「JW_SAMPL.JWF」参照)





利用可能な外部変形ソフトとは

 外部変形について、ご指摘の通り、使用できない外変が多数あります。
 私の知る限りでは、ho-cadで動作しない外部変形は、大抵外部変形ソフト起動時に
一時保存環境データjw_file0.000やjw_prof.000、jw_cad.jwf等のjwc_temp.txt以外の
ファイルからデータ数や環境設定部、ファイル読込履歴など色々参照して動くもの
があり、Ho-cadでは、jw_file0.000やjw_prof.000、jw_cad.jwf等が出力できない都合で、
多分、HO-CADの作者である岡崎様以外対応は難しいと思います。
 (hocのバイナリデータの記録構成等は公開されていないのです。)

 HO-CADで使用可能な外部変形は、JWC_TEMP.txtのみを読み書きするタイプに限定されて
しまいます。
 本来、jw-cadかjwwを使用する外部変形ソフトは、やはり
jw-cadかjwwを使用して、一旦jwc形式保存させるのが、外部変形ソフトを公開してくださる
作者様達の意向を尊重する事となるのかもしれません。

 もう一つは、HO-cadとawk(go32やgawk)との相性がとても悪いということがHO-CADの作者
である岡崎様が外部変形マクロをHO-CADのコマンドに追加された際に、記載していたと記憶して
います。

さらに、残念ですが現Ver2.21のHO_CADで出力されるjwc_temp.txtのデータはバグにより不完全
な為(T_T)、線種や線色、レイヤ情報がうまく出力されてないので今のままでの利用はあまり
お勧めできないからです。

 外部変形や線変形マクロは、岡崎様が現状かなりの部分で仕様を検討していらっしゃるようなので、
多少面倒でもjwwやjw-cadの併用して対応し、バージョンアップに期待して下さい。


AJ-DXF付属の外部変形ソフトについて

 Aj-dxfの付属外部変形ソフト、Aj-dcv.batは、dos版jw-cad専用の外部変形ソフトです。
 Ho-cadは通常、Jwc_temp.txtで描画座標データとpen等要素データを出力した物を別ソフトで
データを書き直すタイプの外部変形マクロに対応していますが、Aj-dcv.batは、Jwc_temp.txt以外
のjw-cadが出力したファイルを使う様に作られているので、Ho-cadでは、残念ですが使用できない
のです。
 多分、複数dxf変換読込みを御望みと思いますが、Aj-dxfで一旦DXF-DXF変換したものをho-cadで
読込むかWindows版用に開発されたJacConvertでDXF->JWC変換した物をHO-CADで読込むようにして
下さい。

(中原様作JacConvert(又はAj-dxf)+DCONVERT)使用方法や入手方法については、N.Misumi様のホームページ
作品集に解説がありますので、DCONVERTの入手方法とあわせて、そちらを参照してください。

 http://www.aa.alpha-net.ne.jp/nmisumi/



平面図<->断面図の外部変形ソフトについて

【 平面図<->断面図の外部変形ソフトについて 】

>あと、Jwにあるような外部変形で
>平面図→断面図 and 断面図→平面図みたいな外部変形はあるんですか?

 外部変形マクロは、dos版jw-cad用であれば、単純にその*.batファィルを指定して
とにかく、一回上手く動作するか試して見てください。
 全てでは、無いにしろ、上手く動作するjw-cad用外部変形もありますので、
その上で、動作しなかった場合に、また本掲示板に質問して見てください。
 
 参考として下さいb(^^)v。


外部変形ソフトのマニュアルはありますか

【 外部変形ソフトのマニュアルはありますか 】

>外部変形ソフトの作成に挑戦したいのですが、何かマニュアルか解説書はあるのでしょうか
>また、よく使われているプログラム言語は何がありますか?

 外部変形作成マニュアルとしては、本家Jw-cadにある "三斜計算外変マクロ"
(jw_smpl.bat)が正式が解説と言う事になります。
書籍としては、"jw-cad徹底解説final for dos リファレンス編"がかなり詳しく解説されています。

外部変形マクロの基本的な考え方は

 jw-cad、jww、ho-cadの外部変形は基本的には、別アプリケーション渡す為の一時記録
データファイル(jwc_temp.txt)と、必要図面要素を選択しjwc_temp.txtに出力し、別ソフトを起動する為の
batファィルで構成されます。

 上記に挙げたjw_smpl.batや"jw-cad徹底解説final for dos リファレンス編"で解説されているのは、
主に図面要素を選択しjwc_temp.txtに出力する為のbatファイルの作成方法と、jwc_temp.txtのデータ構成や
書式までです。

 当然、図形を変形させる為の座標を計算させて改めてjwc_temp.txtに上書きさせる為の主用部分を解説を
まとめた解説書は、書けるわけが無く、自由にプログラム言語を選んで、選定したプログラム言語の解説書を
基に、コツコツ作成するのが、本来の作成方法と言う事になります。

 しかし、プログラム作成の経験が無いのであれば、外部変形マクロを作られている方々のホームページ等を
参照されて見て、作成方法が解説されているものを真似て作るのが、近道のようです。

 もう一つ、外部変形マクロは、jw-cad用で発表されている物の中には、ho-cadでは動作しないものが結構
あります。
 その理由の一つは、jw-cad用に作成された外部変形マクロには、jwc_temp.txt以外にjw-cadが別に出力して
いるファイルを使っているものが結構あるためです。

 また、外部変形マクロを導入を検討されるのであれば、JW-WINを同時に使用することを必ず検討して下さい。
 残念ですが、現Ver2.21のHO_CADで出力されるjwc_temp.txtのデータはバグにより不完全な為、線種や線色、
レイヤ情報がうまく出力されないので今のままでの開発は、お勧めできないからです。

良く外部変形に使用されているプログラム言語

awk(jgawk,gawk) : dos用インタープリタ言語で、jw-cad用の外部変形では、一番良く使用されていますが、
           OSの進歩により、dosでのEMSメモリが設定できない場合が出てきているので、自分のPCの
           OS環境など、良く理解してから、導入する必要が有ります。

 C,C++,VC++ : C言語は、JW-CAD,HO-CAD,JW-WIN等の本格的な
 Delphi      アプリケーションの作成が可能なプログラム言語、初心者の方には習得するのは
          難しいのですが、強力な言語です。
          岡崎様の外部変形"Mkeisan.exe"もこのC言語で作成されています。
           Delphiは、VBとVCの中間的なプログラム言語で、Sh36c拡張用でshvclを使ったツール
          などで利用されています。

BASIC,VB,VBA : BASIC言語やVBは、外部変形では、あまり人気は無いのですが使える環境が以外と
          色々と開発されているので、それらを利用すればかなり、本格的なアプリケーションの
          作成が可能なプログラム言語です。

VBS,WHS,JPS : WINDOWS用インタープリタ言語で、IE上でホームペイジ作成など良く使用されているので、
          以外と馴染みやすいのですが、IEをCOMとして使用するので、メモリリソースは厳しく成って
          しまいます。
          JWB2002などは、WHSを使用しているので共通のツール作成の可能性があります。

   Ruby,HSP : フリーのインタープリタ言語ですが、コンパイル可能だったり、モジュールなど、本格的な
          アプリケーションの作成が可能なプログラム言語です。
            本掲示板でも時々回答頂くうしわたりひろし様は、Rubyを使われていますしSnap Kin様は、
                      物によりますが、HSP or AWKを使用しているみたいです。

   JAVA+XML, : C言語に匹敵する?!または、それ以上の高級言語ですが習得が難しいの為か
     Parl+XML  JAVAは外部変形マクロ作成では、あまり人気が有りません。
          しかし、Webを利用した、総合的な開発や、メタ言語XMLとその系列である2Dベクタ用のSVGや
          3Dベクタ用のXVLと言ったデータをまとめて使用することや、SQLを使って他のデータベースからの
          データ利用や、AutocadやIllustrator9、Shade等とデータ交換が可能となる可能性があるこれから
          期待がもてる言語です。

これ以外でも、使われている言語は、あるでしょうが代表的なものです。

参考として下さいb(^^)v。




HO-CADで図形サムネイル表示時について




サムネイル表示での編集について

【サムネイル表示での図形編集について】

>図形データを図形一覧ウィンドウで編集できないのでしょうか

 図形データは、基本的にcadデータですので、登録図ビューワ(カタログ表示上)の
図形の編集はビューワ画面なので出来ないと思います。

 登録した図形を編集する場合は、多少面倒でも、空きレイヤに図形を読込み
し、図形を編集してください。

 編集後に[図形]-[登録]で読込んだ図形を指示すると、上書きできるはずです。


図形読込ウィンドウでのフォルダ指定方法について

【図形読込ウィンドウでのフォルダ指定方法について】

>大量に登録した図形データを簡単にフォルダ指定して読込する方法は
>無いでしょうか?
>大量に図形登録フォルダがある為に、Tree表示画面からはみ出てフォルダ
>選択することに、ストレスを感じてしまいます。

 図形フォルダ指示ウィンドウでの操作についてho-cadはdos版jw-cadと同様に強力なキーボードの
キー操作制御が出来る様にプログラムされていますのでマウスでの操作と塀用するのが良い方法と
思います。

 HO-CAD図形フォルダ指示ウィンドウでのキー操作制御について(DOS/V)例
(この機能は、通常タブオーダというダイアログ内のオブジェクト選択優先順位機能です。)

KEY
[TAB] :通常タブキーは、アクティブなウィンドウ内のボタンやTEXTBOX,LISTBOX,COMMBOBOX,等オブジェクト選択
    切替ができます。
     [TAB]キーを押してみるとキャレット(選択用の点線枠か青色表示)押すたびに移動します。
    押す回数でどのボタンを選んでいるか解るように成ってきます。

[ ← ] :ツリー表示画面で親ホルダ(マイナス)表示されている場合に
    1回押す事で、一気に親ホルダ位置に選択が移動します。
    2回押す事で、親ホルダを閉じて(プラス)表示となり親ホルダの階層選択状態に出来ます。

[ → ] :閉じている親ホルダを開き(マイナス)表示で一つ下の階層を表示する。

[↑]&[↓]:選択されているホルダと同一階層を押す回数通り上下に移動する。

[HOME]or[PgUP]:開いている全ての最上位階層ホルダに移動(C:\)[←]で閉じて
               (プラス)表示に出来ます。

[END]or[PgDn]:開いている全ての最下位階層ホルダに移動します。

 CADなので、ついマウス操作に頼ってしまっていると思うのですが、ウィンドウ表示画面では、
熟れるとかえってキーボードからのキー操作の方が早く操作できたりしますのでお試し下さい。

参考として下さいb(^^)v。


レイヤ一覧表示でC〜F部1/3が小さく表示されるのは

【 レイヤ一覧表示でC〜F部1/3が小さく表示されるのは 】

>レイヤ一覧表示画面でC〜Fの下部1/3が切れて表示されますが
>全て同じサイズのサムネイル表示に出来ないのでしょうか?

"レイヤー一覧表示画面でC〜Fの下部1/3が切れて表示されます"ですがレイヤ一覧表示画面でも
通常の描画エリアと同様でマウスによる拡大・縮小・移動らが可能です。
 これらの操作が可能となるのは、各PCのディスプレイやLCDのサイズによってレイヤー一覧表示ウィンドウの
サイズを自動的に調整してるのですが、各レイヤの表示情報までは、リソースの都合なのか、同時に調整はして
いない様なのです。
 そこで、各ユーザー自身が必要により、見たい範囲を一覧表示画面上でもマウスによる操作で可能としています。
つまり、レイヤー一覧表示画面の特定レイヤを全体表示させたいのであればマウスによる縮小操作をすれば
全体を表示できますし、文字データ等の省略表示データを確認したいのであれば、マウスによる拡大操作をすれば
良い訳です。

 この辺りの初期表示はこの場合、多少目を瞑り、逆にマウス操作によるユーザー好みの範囲表示を優先している
と思って下さい。

 こんな感じで宜しいでしょうか、参考として下さいb(^^)v。

*******[レイヤ一覧表示・図形一覧表示・線変形マクロ図形一覧表示 ウィンドウの秘密]*************

レイヤ一覧表示・図形一覧表示・線変形マクロ図形一覧表示 ウィンドウは、実は全て同じウィンドウ(テンプレートウィンドウ)
にオブジェクトを配置したものです。
 このウインドウサイズの最大値は、実はレイヤ一覧表示の状態が最大サイズとして表示されているのでサムネイル表示
しているオブジェクトサイズは、本来ならば、全て同じサイズのはずですが、ウィンドウサイズが決まっているので、はみ出て
しまっているのです。(恐らくは、LCDディスプレイのみ)

   (サムネイルの画面は、HO-CADキャンバスエリアの縦横比率を保ったまま縮小したサイズのはずですから)
 それがわかるのが、サムネイル表示した際のレイヤー一覧表示画面でC〜Fの下部です緑色のオブジェクト枠が、一番下の段
では、表示されていないのです。
 つまり、ウィンドウサイズは、ディスプレイサイズで制限され、プログラム上で指定するサイズより小さい状態なのです。
もしかすると、CRTによっては、上手く全てのサムネイルウインドウが表示されている場合もあると言うことになります。

 それは、CRTディスプレイとLCDディスプレイの縦横サイズの比率の違いによるものです。
CRTディスプレイでは、多分上手く表示されているはずです。



HO-CADでのフォントサイズとは




TTフォントについて1

【 TTフォントについて1 】

>HO-CADで環境ファイルで文字サイズやペンを設定しているのに、DOS版JW-CADのプロッター出力のように
>文字のサイズがピッタリの寸法になりません。
>文字サイズをピッタリのサイズで印刷するには、どうしたらいいでしょうか?

 HO-CAD、JWW、SH36を含め、TTフォントを使用している場合には、文字高を○.○では、まずぴったりのmmにする
ことは難しいと思います。
 通常TTフォント等Windowsで使われるフォントの点サイズの単位はポイントと言う単位で表されています。
 1-ポイントは、1/72インチ相当です(正確な値にはなりません)。

また、文字エッヂ部分をスムーズに見せているベクトル線データの単位は、メタファイル形式で管理されているので単位
はピクセルという単位で表されています。

 1-ピクセルは0.75ポイントで約0.265mmです。
CADを含め、PCで扱われるフォントサイズは、実際に字を描画する為のエリア(TEXT枠)が有り、CADで設定している
サイズは、実際にはTEXT枠のサイズを表すので、実際印刷された文字はフォントサイズで設定した幅、高さよりも必ず
小さくなるはずです。

 さらに、実際の文字自体サイズが解らない上に、フォントの種類によっては、文字毎にTEXT枠自体のサイズも
異なる(プロポーショナルフォント)等もあり、プリンタ毎(Windowsプリンタードライバ)によっても微妙に大きさが
変わってしまう為、プロッターコード(HP-GLP)等で厳格にプロッター内臓フォントの係数設定を行うか、ベクトル文字を図形
として扱うしか、○.○が文字高約何mmになる状態にはできないと思って下さい。

 とは記載したものの、やはりどうしてもサイズが気になるのであれば、定規をあてて粗という値ならば、印刷
した文字高さが3mmとしたい場合、文字高を3.3mm前後の約10%程度を目安に大きめで設定してみて
解り易い文字(国等)を印刷し実際に定規で一度計測して、調整すれば我慢できる程度にはなると思います。
(但し、印刷するプリンタは限定されてしまいますけど・・・・(T_T))
 
[余談]
 TTフォントは、Windows用のCADでは、プリンタで印刷した文字の太さが、CADで設定した細いPenの幅よりも太く
なるケースがあり、あまり小さい文字サイズを設定し印刷すると潰れて読めなくなるケースが多々あり、結構不満
を感じている方もいます。
 何らかの対策があればいいのですが、文字については、Penプロッターの方が、思い通りに設定できるので、
ちょっと不便でも、まだまだ捨てがたいのが現状のようです。



全角限定フォントについて

【全角限定フォントについて】

>TTフォントでHG丸ゴシックM−PROを指定すると半角で入力した文字が
>H0-CADの画面上では、正しく表示されているのですが、印刷すると重なってしまいます。


 TTフォントHG丸ゴシックM−PROなのですが、ho-cadを使用する以前から、
sh32を使用して、dos版JW-CADのデータを印刷する際に、同じような現象が発生したときに
調べた事があります。

 このHG丸ゴシックM−PROフォントは、半角での画面上の表示(代替フォント)は出来るの
ですが、実は、TTフォント自体のデータでは、半角文字のデータは有りませんので、印刷する場合は、
データは全て全角文字に変換されて印刷されると記憶しています。

 cadのようなテキスト枠や文字サイズをポイントでなく、mm単位で記入したり、
自由にサイズ指定する場合は、ワープロ等とは違い、厳格に文字毎の基点やサイズが指定されている為、
半角で記入した文字のつもりでも、プリンタードライバ上では、
HG丸ゴシックM−PROフォントを使用している以上全角文字データに変換されてしまうので、印刷
した結果は、文字が約半分重なった(文字間隔が無いように思われますが)状態となります。

 丸ゴシック体文字で半角を使用したい場合は、プリンタ付属の丸ゴシック体フォント等を使用すると
大概は、TTフォント自体のデータに半角文字もあるので、この問題は解決できると思います。
 つまり、HO-CADの問題というよりも、HG丸ゴシックM−PROフォントの使用方法に注意が必要
なのです、cadで使用する場合は、とくに全て全角文字でデータを記入しないと問題がでると思って
下さい。

 どうしても、HG丸ゴシックM−PROフォントで半角サイズの文字が必要な場合は、ワンポイントフォント等で、
文字サイズ自体で文字幅を調整すれば、サイズ的には、記入出来ますが、文章の一部のみをワンポイントフォントで
記入するのは、とても大変だとは思いますけど・・・・・・(T_T)。

 因みに、私の場合は、canonのLBP-320 LASER SHOTの付属TTフォントで"FG丸ゴシック体Ca-M"を使用して
いますので、HG丸ゴシックM−PROは殆ど使用していません。

参考として下さいb(^^)v。 



TTフォントとベクタフォントの違い

HO_FONT_EX1.PNG - 4,523BYTES

TT_FONT_EX2.PNG - 20,430BYTES

 TTフォントは左記の図の様に、閉鎖線によって囲われた
範囲をビットマップによって塗潰した図形を文字コードに
割付けたものです。
  CADでは、Penによって線の太さを変える事が出来ます
が、HO−CADの様に、TTフォントを使っているCADでは、
文字線の太さを変えることが出来ません。
 それは、文字は、サイズによって文字コードに割付けられた
文字図形を拡大・縮小して表示したり、印刷する様になって
いるからなのです。
 また、文字枠は、実は文字のサイズピッタリとした枠ではなく
通常は、幅はアルファベットの"M"の幅よりも少し大きなサイズ
として、文字高さ方向では、アルファベットの"g"の下側を基準
にして、アルファベットの"M"の上側までを文字枠の高さとして
考えています。
 文字サイズで良く指定しているポイントとは、この文字枠の
サイズを指しています。
 つまり、1ポイントとは、正方形とはなりません。
CADでの文字サイズは、この文字枠のサイズを厳格にmm
単位で指定したもので、文字自体のサイズを表していません
ので、厳格に3mm高さの文字や3mm幅の文字を印刷結果を設定する
ことも、描くことも出来ません。
また、文字枠はそれ自体特殊な画層構造を持ったオブジェクトで
ビットマップイメージ貼付け(テクスチャ)や塗潰しが可能なのです。



















VECT_FONT_EX2.PNG
































VECT_FONT_EX2.PNG - 723,785BYTES

ベクタフォントは、左記図の様に、完全に線図形で構成された

  文字図形を文字コードに割付したものですが、TTフォント違い一般の
 アプリケーション全般で使用することは、図形の単位が違う為に、
 特定のCAD等、画面表示や印刷時の大きさ単位を管理出来る様
 になっていないと使用することは出来ません。
  ベクタフォントで代表的なものは、AutoCADで使用されている
 ビックフォント(shx_font等)が有名です。
  このフォントは、完全に線図形で有る為に、文字高のサイズをCAD 
 ユーザが設定したサイズで印刷出力が可能です。
  また、線図形なので、文字線自体もPenサイズにして、印刷出力
 する事が可能です。
  しかし、特殊な文字が登録されていないなど、問題が出やすい事
 も確かです。
  サイズは、TTフォントと比べれば、文字枠に完全に合わせられる
 ので、大きくなります。
 






 






 
 
 
 
  日本語フォント表現については、TTフォントでも、ベクタフォントでも、一長一短があり、必ずしも、
満足のいく物は、無いです。
 CADの場合、データ変換時トラブルを一番起こしやすいのは、フォントデータであり、SFXデータ形式と同様に共通化された、
ベクタフォントが多分必要なことは、明らかなのですが、各メーカ製CADやフリーウエアのCADすべてに、ベクタ・TTフォント
の混在できる様にすることは、とても難しい事ですし、何かもっと別の発想をする必要があるのかも知れません。



ベクタフォントについて

>HOcadで文字サイズを大きくすると太さも太くなってしまいます。

 この御質問は、WindowsのTTフォントとプリンタドライバの仕様による問題で、以前、
建築資料館の疑問意見専用掲示板でも取上げられていました。
 HO-cadやjwwで指定するTTフォントは、ペンプロッタ以外のプロッタへ出力した場合Windowsの
プリンタとして、動作しているので、TTフォントデータを基に拡大したものを印刷する事となる
のです。
したがってHO-CAD側でPENを指定しても、TTフォントデータ自体の文字線太さの比率は変更される
事はありません。

 そもそもTTフォントは、ベクタデータでスムージングした文字の輪郭とその文字輪郭を塗りつぶした
ビットマップデータで構成されていて、文字輪郭を書くペンの太さはcadで指定していますし、
中を塗りつぶすベタ塗り部分は、端に指定PENサイズで点を隙間無く打った状態となるので、HO-CADから
出力するデータとしては、どうすることも出来ない事なのです。

 この場合、Windows用のCADで、この問題を対処しているのは、ベクタフォントを使用することで解決
しています。
 AutoCadのshxフォント(ビックフォント)は、まさにベクタフォントなので文字は、線の集合体で表現
され、文字線太さ=Penサイズという事とになります。

 ベクトルフォントについてですが、dos版jw-cadの頃から時々話題のでていた問題です、
HO-CADやJw-cad、jwwとも実は、作者の方々は当然対応したかったのだと思いますが、対応させる上で、
ベクトルフォント自体の著作権が絡んでいて、既存のshxフォント等は、自由に使用することが出来無い
のです。

DOS版jw-cad [文編集]→[文字変更]→[擬似線文字]は、プロッタに漢字ROM
(プロッタ独自のベクタフォントが記録されたもの)が無い場合、ANKフォント以外の
日本語ベクタフォントを出力出来ないので漢字や全角の日本語で書かれた文字データを線で擬似的に描く
ものです。
 しかし、この変更で文字はベクター化(線データ)化されますが、ベクタフォントではありません。

 また、CAD上でTTフォントの様にベクタフォントを認識やサイズ変更といった設定を有効にさせる事と
同時に、文字データ(ベクトル)自体も管理させること、文字の種類などフリーソフトでの著作レベルで
これらを全て作ることは、作るデータ量や著作権侵害していないかの確認等、まず殆ど無理と考えています。
(私の個人的な意見です<(__)>。)

 いろいろ書きましたが、どうしてもベクタフォントを利用したCAD図面を出力しなければならない場合は
現在汎用cad(市販品)でJWCに対応していて、しかもコスト面もさほど高くない、intellicad等のCADを検討
した方がjwc<->dwg等の変換にも重宝ですし、何よりAutocad互換なのでshxフォントが標準で使えなかなか
良いかと思います。



特殊な装飾文字を使いたい

【 特殊な装飾文字を使いたい 】

>HO-CADで箱文字を使いたいのですが、どうしたら良いでしょうか
袋文字作成例2.PNG
 ご質問の箱文字というのが
どのような飾り文字か良く解
らないのですが、枠付文字や
背景抜文字であれば通常の
文字入力作業後に
[文字編集]->[フォント]変更で
[ワンポイントフォントの設定]
フォーム上にある[文字飾り]
グループ内に枠線附加、
背景抜等のチェックボックスが
あるのでそのチェックボックスを
チェックすることで文字飾りを
附加出来ます。



 また、HO-CADは、OLE機能
が使用可能なので、
[ハッチ]->[オブジェクトの挿入]
でWORD図を選択し、
ワードアートで通常の図面では
表現出来ないような飾り文字を
使用することが可能です。












HO-CADのマウスドラックメニューとは




こんな感じでいいですか?



HO-CADの操作制御ウィンドウ




操作ウィンドウの位置・サイズについて-1


 ho-cadのグループレイヤ用の操作パレットは、通常は、メインメニューボタンウィンドウのしたに線色、線種、文字サイズ,設定用の
(ツールボタンウィンドウ)パレットがあります。
 そのパレットの右下コーナーにウィンドウイメージと青字"0"と表示のボタンがあるのでマウス左ボタンクリックしてみて下さい。
 グループ指示ウィンドウが表示できます。
そのウィンドウのタイトルバー当りにマウスを合わせマウス左ボタンを押したまま、グループ指示ウィンドウをツールボタンウィンドウの
下当りまで移動してツールボタンウィンドウの右側半分か下側半分に灰色斑のウィンドウ枠イメージが表示されたらマウス左ボタンを
解除すれば、元通りに操作ウィンド郡に格納できる筈です。



操作ウィンドウの位置・サイズについて-2


 HO-CADの表示画面の操作メニュー、ツールボタンウィンドウ、グループ指示ウィンドウで
メインメニューウィンドウ以外でツールボタンウィンドウ、グループ指示ウィンドウは、操作メニュー用
のパレット(各操作ウィンドウをドッキングして、置けるもの)に全て関連付けされいてます。
 一応、現状確認しているのは、グループ指示ウィンドウは、操作メニューパレットにドッキングが
可能なので、ツールボタンパレット(ウィンドウ)の下にドッキングして表示することが可能です。

 さて、本題の表示画面のレイアウトを変えた場合、そのウィンドウ配置やウィンドウサイズを
保存できるのか?、と言う事でしょうが、HO-CADがデフォルトで管理しているのは、
パレット(各操作ウィンドウをドッキングして、置けるもの)の状態のみが、レジストリ上に記録され
ているので、HO-CADが起動するたびに再現できるメニュー配置は、せいぜい、操作メニュー+
ツールボタン+グループ指示(デフォルトでは、ドッキングしていない)をドッキングしたパレット
の状態という事となります。
 このパレットという状態と、独立したウィンドウという状態では、プログラム内では、実は別々の
扱いとなり、ウィンドウを管理する為に、色々な外部関数(API)が必要で、実は、この状態を
維持することは、メモリの管理上かなり、リソースを必要とする事となりますので、常時表示状態
とするのは、あまり好ましくないのです。
一方、パレットでの管理は、ウィンドウ管理と比較して、リソースを必要としないので、常時表示
することに適しているという訳です。

 本題のユーザーによる画面構成の変更は、本当に出来ないのかと言うと、そう言う訳でも
有りませんが、この独立したウィンドウを何時も監視し、HO-CAD終了時に、
各ウィンドウの形状(縦×横のサイズ)、(ディスプレイ上の配置位置座標)、別々に開いている
ウィンドウ数等を新たに*.ini(プレーンテキスト形式)か、レジストリ上に項目を追加して記録し、
HO-CADが起動するたびに、この内容を読込み、復元すれば可能ということですので、
 現状、その管理は、起動環境設定とオプション→オプション→画面設定/操作設定になり
その設定項目に追加が必要なのです。

 このような、高度な使用方法は、作者である岡崎様に、直接このような機能が欲しいという
御願いメールを送ってみて下さい。
 なお、この機能追加を希望されるメールが沢山あれば、バージョンアップ時に機能追加される
可能性が充分期待できます。

直ぐに実現されるのは、無理としても、作者である岡崎様にメールを送り
バージョンアップに期待しましょう!!


  HO-CAD画面イメージレイヤクループウィンドウドッキング状態

HO_MNU_ALANG2.PNG - 11,623BYTES




  HO-CAD画面イメージレイヤグループ表示無

HO_MNU_ALANG1.PNG - 10,193BYTES




  HO-CAD画面イメージドッキングウィンドウ解除

HO_MNU_ALANG3.PNG - 11,890BYTES




HO-CADでデータが読込めない


▽AutoCADまたはDXFデータの扱いについて-1(AutoCADまたはDXFデータの扱いについて-1)


DXF形式データについて

【DXFについて】

*********************************************************************************
HO-CAD Ver.2.40でのdxfデータ読込問題点の多くは、下記の内容をチェックをして下さい。

DXFは、CAD間で図形を受渡しする為の中間データとして良く使用されるデータ形式です。
しかし、文字サイズ(特に日本語)や、曲線データ、HO-CADの図面描画サイズ、記録媒体
ブロック図形、寸法、測量関係の現況座標プロットデータ等のHO-CAD自体で扱えない
データ含まれる場合が存在します。

 HO-CADがDXFデータ読込時にフリーズする場合は、CADの描画領域の広さに違いがあるのです。
HO-CADの描画領域の広さは、選択時の用紙サイズ*約2倍強しかありませんので、
 縮尺でその領域面積を描画領域の広さに収まるようにしないといけません。

  まず、上手くdxfデータを読込できた場合でも、下記の作業をすることをお勧めします。

1.図面枠領域外のデータを削除しておく。
 [消去]->範囲選択(図面枠全体を選択)->範囲確定->A選択以外のデータを消去
 このとき、全クループレイヤ、全レイヤを表示編集状態にして下さい。
 
2.全クループレイヤ、全レイヤを表示編集状態にすると、フリーズする。
 この場合は、非表示・編集の設定がされたレイヤに巨大な座標値を含んだままで、DXFデータが
 作られていて、表示編集レイヤに指定した時点で、エラーとなります。
  1.の作業をしていなかった為に、HOC形式やJWC形式で保存した場合、保存できてしまうので
 後から、このデータを使用した場合に、読込できないHOC/JWCデータを作ってしまったことに
 なります。
  このデータは、不具合を含んだデータなので、データを使用するのはお勧めできないです。
 非表示・編集レイヤ以外のデータは、別のファイル(無題)に読込できたデータをコピーして、
 移して、元のデータを破棄して下さい。
  (これらの不具合を含むデータの流出は、渡された側に迷惑をかけてしまう恐れがあります。)

この作業は、HO-CADでDXFデータを扱う必ず行う習慣をつける様にしましょうb(^^)v。
 
 


DXFファイルの読込について

***[DXFを読込時にHO-CADがフリーズする]************************************************

DXFは、AutoCADの異Ver間で読込出来ない場合のデータを最低限の要素
(図形、文字、寸法等)や属性を正しく渡す為に考え出された中間データ形式であり、一般的には
バイナリ形式よりもテキスト形式で保存されていた事と、マニュアルによる最低限の書式仕様が
公開されていたことから、広く一般の汎用CAD全般で中間データファイルとして利用されだした
ものです。
 したがって、DXF形式にも正確にはAutoCADのバージョンがあると思ってください。
HO-CADは、日本語に対応した汎用CADなので、DXFを問題無く読込み可能な形式は、AutoCAD
R12J形式のDXFに対応しています。しかし、R13,R14J形式のDXFデータでも、R12Jのデータと
同じ要素しか使っていない場合であれば、読込することが可能となるようになっていますが
 少しでも、R13J以降のデータ要素がある場合は、読込時や保存時にフリーズやエラーに
なってしまいます。

**************************************************************************************

< DXFデータをHO-CADに読込中にフリーズを起こした場合の対処方法 >

 DOS版JW-CADかJWWでDXFデータを読込める状態でしたら、消去で範囲指定で用紙枠を指示し、
範囲外消去をしてみて下さい。

AutoCad R14J以降で採用されているプロックデータや寸法線、ペーパー空間、UCSによる
他方向座標系、3D等、HO-CADには、無い概念なので、DXFを読込み、HO-CADの座標形に展開する
際に、HO-CADのプログラムで指定した描画範囲の外を指定してしまうので、エラーになって
しまいます。
AutoCADのプロックデータやブロックデータの寸法属性は、AutoCADで予め分解していないと
図面枠範囲外のとんでもない位置に実点や寸法データが書込まれてしまう場合があります。
(いわゆるゴミデータですね)。
 HO-CADは、DOS版JW-CADやJWWよりも用紙範囲外の面積が小さいので、エラーとなるケースが
多いです。
 また、全描画エリア(ベクトルデータを展開できるエリア)は、私の知る限りでは、
JW-CAD系のCADでは、sh32orsh36 > JWW >JW-CAD > HO-CADとなっているようなので、場合に
よっては、sh36を使うと上手く読める場合が有ります。

 もう一つは、DXFデータをHO-CADで直接読込するのではなく、データコンバートソフトを
使用すると、殆どの場合解決することが出来ます。

< AutoCAD 2000/2000i/2002/LT2000/LT2002のDXFデータ読込についての対処方法 >

HO-CADは、Autocad2000以降のDXFは、直接読込むことが出来ません。
この場合は、中原様作のJacConvertかAj-dxf等、別のアプリケーションで、
DXF(AutoCAD2000)<->JWC(JacConvert使用時)か
  DXF(AutoCAD2000)<->DXF(JW-CAD/HO-CAD)に変換する必要があります。
JacConvert/Aj-dxfは、HO-cadで問題となるプロックデータや寸法線、特殊記号文字をHO-cadで
正常に読込みできるJWC形式かDXF形式データに変換できる機能を持つデータコンバータソフトです。

JacConvert/Aj-dxfの使用方法や入手については、N.Misumi様のホームページの作品集に解説が
ありますので、DCONVERTの入手方法や使い方は、そちらを参照してください。

http://www.aa.alpha-net.ne.jp/nmisumi/

 また、ho-cad自体で出力したDXFについても、幾つかの注意が必要となります。
例えば、ペイントした図形等は、DXFデータ形式に無い概念となるので、本来ならば
ただ、除外されるはずなのですが、JWC形式等で保存した場合と同様で、何等かの
影響を及ぼす場合が有ります。
 もう一つは、図面枠外にデータが有る場合にも、読込みできない場合が有ります。

 対処方法は、DOS版JW-CADでそのdxfが読込める場合は、[消去]で図面枠範囲
を指定し範囲確定後に[範囲外消去]で図面枠外のデータを消去して、
jwc形式で保存ho-cadでそのjwcデータを読込めば良いと思います。



DXFファイルの保存先について

**[ DXFデータの保存先について ]**************************************************************

 他のCADソフトからデータを受け渡す際に、良く記録媒体を利用しますが、FDに記録した
 CADデータをHO-CADで読込で作業する場合の注意事項をまとめたものです。

***********************************************************************************************

 HO-CADもそうですが、一般的に、FDに記録したデータをCADに読込む場合、一旦ハードディスクに
コピーしてから読込みする癖を付けて下さい。

 CADソフトの設定にもよりますが、自動保存がかかる場合あるので、最初に記録したデータ以外に
バックアップ用のデータも記録されてるのでフロッピーディスクのように、1.44MB程度の容量では、
オーバーフローを起こす可能性が高くなりますし、最悪の場合は復旧が出来なくなります。

< HO-CADでFDに記録したCADデータを読込/保存している際に フリーズしてしまった場合の対処方法 >

 HO-CADで読込できなかったFDの図面データ(DXF)を再度HO-CADで読込む前に、ExplorerでFDのデータを
ハードディスク上の適当なフォルダにコピーして下さい。
 もし、コピーする際に、何かしらのエラー画面が出てしまったら、FD上のデータが、前回の作業で
壊れた可能性があります。

 また、この様な、現象を起こす場合は、殆どの場合、HOC形式データの場合は、HO-CADのバージョンが
違う為に起こるか、用紙枠外に大量のデータがあると起こるかも知れません。

 JWC形式データの場合も用紙枠外に大量のデータがあると起こるかも知れません。
   
 一応、上記二つのデータ形式の場合は、読込めないというエラーメッセージが出て読込みが中断される
ので、まず、本来は、問題となりません。

 DXF形式データの場合は、フロッピーディスクに保存してある場合、読込みに失敗し、フロッピディスクに
アクセスしたままの状態でフリーズを起す可能性が高く、データが壊れやすいのです。
 また、DXF形式データは、本来のHO-CADデータ形式ではないので、必ず、読込み可能とは限りません。
HO-CADで読込み可能なDXFは、R12j形式でしかも、寸法線らは、属性解除されていないとうまく読込みできない
ほかに、最悪はフリーズしてしまうのでことも有ります。

 この様な場合FDは、データを閉じない状態で終わるので、データが壊れることが多いのです。

一旦壊れてしまったDXF形式データを元の状態に復元することは、残念ながら、無理だと思ってください。


DXF読込時の文字化けについて1

【 DXF読込時の文字化けについて1 】

>DXF形式のファイルを文字化けしないようにできないでしょうか?

DXF形式をHO-CADで読込して使用する場合に一番重要なのは、DXFファイルデータを貰っている先
のCADは、AUTOCAD 2000/LT2000i以降か、AUTOCAD R14J/LT98/LT97等製品種類の情報が無いと
 文字化けしないように対策する方法を回答する事が出来ないので、次回、同じような
御質問をされる場合は、データを頂く先のCAD製品名等が解るようなら一緒に記入する様にして
下さいね(^^!)。

 さて、DXF形式で、文字化けを起こす原因は、データを頂く先のCADにより全然異なってしまいます。

 こちらで解る範囲としては、下記に示す代表的なものだけですが、参考となるかも知れません。 

1.MAC系cadで出力されたDXFデータの場合

 MAC用のMiniCADやMAC用VectorWorksから出力される
DXF形式データは、MACのテキスト形式で出力されますが、改行コードがWindowsと
違う為、文字化けや、データの欠落、HO-CADのDXF読込み時にエラー又は、フリーズ
する場合があります。

2.AUTOCADから出力されたDXFデータの場合

 因みに、HO-CADのDXFデータは、R14形式に準拠してはいますが、
ブロックデータやUCS等、元々JW-CADやHO-CADに無い概念のデータを含んでいない為、
結果的にはAutoCAD R12Jに対応していない個所は、出力されていません。

 R14形式のDXFに準拠しいるといえるのは、DXFを読込む際にR12J以外でも
元々JW-CADやHO-CADに無い概念のデータ部分以外は、読込み可能とする為です。

 よく聞くと思いますが、"AUTOCADからDXFデータを受取る場合、予めブロックデータは
分解して貰ってから、受取るか、AJ-DXF等の別ソフトでJW-CADで読込可能と成る様に、変換して
からHO-CADに読込んで下さい。"だとかいわれているのが、この事です。

 また、良く文字化けと思われているものに、AUTOCAD(ビックフォント)特有の記号文字
があり、例えば、"φ"は、"%%c"と書かないとAUTOCADでは、"??"と表示されたりします。
この当りまで、DXFデータを解析し、手直しする事は、多分、時間的に無理があるので、
やはり個人的には、あまり、深く追求せずにDXFデータコンバータソフトを利用すべきだと思って
います。 

[対策]
上にもあげましたが、DXF->DXFのコンバータソフトを利用する。
AJ-DXFは、中原勝明様作のとても有名なFREESOFT(DOS版)です。

また、windows版のjw-cad用のdxfコンバータソフトとして、かなり、精度よく変換
出来るソフトに下記がありますので入手して見てください。

 中原勝明様作Win版シェアウエアJacConvertとAJ-DXF FREESOFT(DOS版)は
N.Misumi様のホームページの作品集から入手可能です。
   [URL]http://www.aa.alpha-net.ne.jp/nmisumi/web.htm
N.Misumi様のホームページ


DXF読込時の文字化けについて2

【 DXF読込時の文字化けについて2 】

>HO-CADにAutocadのdxfデータを読込したところ、一部の文字データが文字化け
>してしまいます。
>どうして、一部の文字だけが文字化けを起こすのでしょうか?

 早速ですがφの文字化けについて%%cと表示されるのは実は、文字化けでは有りません。
 これは、autocad系のシンボル文字でマルチテキストのcode
そのものを表示したものです。

 ちなみに、マルチテキストの特殊コードでシンボル文字と言われる代表的なものは
下記のような特殊文字記号について適用されている様です。

 円の径を表す記号としてファイ[φ]を表示させる = %%c <-実際にediterに記入する
角度を表す記号として 度 [ ゚]を表示させる   = %%d
寸法許容差を示す記号としてプラマイ[±]を表示 = %%p

 当然、テキストデータとしは、シンボル文字用の特殊コードを記録しているので
特殊コードそのものがdxf変換時にテキストデータで渡されるのでこの様な結果となる訳です。
 この問題を解決させる方法は、Aj_dxfやJacConvertを使用し、dxf(Autocad)->dxf(jw_cad用)の変換
してからHO_cadに読込すれば解決できます。

[余談] dxf変換時のマルチテキストの扱いについて、DXF(R12j)ベースのcadデータ受渡しについて

 Autocad R13から採用されているマルチテキストは、dxf上のtext(EXTFONT)とは違い、
文字高(H)以外に文字幅(W)や文字基点からの位置合せ(J)、回転角度(R)、文字スタイル(S)
等をcode+テキストと言う形で受渡す事を可能としたものです。

 しかし、これは、AUTOCAD/LT間のdxf変換精度を上げる反面、今までdxf(R12J)で
問題の少なかったかったAUTOCAD<->汎用cadでの変換が問題となってしまう事が有ります。

 また、Aj_dxfやJacConvertは、マルチテキスト変換が可能なので、エディタ等でcode部の数値を
変更する事で、今まで問題の多かった文字幅を微調整する事も可能としています。

 この程度しか、解りませんが、参考として下さいb(^^)v。


DXF読込で多数レイヤが正しく読込めない

【 DXF読込で多数レイヤが正しく読込めない 】

>レイヤーが20個ぐらいあるdxf形式の図面をho-cadで開くと、すべてのレイヤーが1つ目のグループに
>入って、0から順番に当てはめられていくみたいですが、レイヤーは、1つのグループに0からFまでし
>かないので、前記20個ぐらいのレイヤーの内、何個かが最後のFのレイヤーに固まってしまいます。

 これは、気が付きませんでしたが、多分、バグだと思います。

(ho-cadでは、DXFについても、16レイヤまでで制限されて、グループレイヤを自動的に
切替えしていない動作となっていますが、これは、256レイヤまで、管理出来るcadとしては
バグと思えますね。)

一応、作者である岡崎様に直接バグ報告のメールを送って見てください。

 しかし、dxfの問題は、これ以外にも、沢山あるため、一概に全てをバグだとすることには
ならないと思ってください。
 dxfの変換トラブルを少しでも、減らすためには、CADを使う本人の努力が必要となるので
こういう場合は、dxfのコンバートソフトを使えば、簡単に解決できます。

N.misumi様のホームページから、中原様作JacConvertVer0.44(将来シェアウエア)が
置かれているので、JacConvertVer0.44をダウンロードして使ってDXF->JWCで変換保存すれば、
この問題は解決できます。(変換後のjwcデータをho-cadで読込みすれば、ご希望通りの筈です。)
http://www.aa.alpha-net.ne.jp/nmisumi/

参考としてくださいb(^^)v。
N.Misumi様の公式ホームページ


DXF読込でデータが変な位置に変換されるとは

【 DXF読込でデータが変な位置に変換されるとは 】

>DXFを読み込む時にJW_WINでは線種・線がきちんと読み込めますが、HO_CADでは線種が全部実線にな
>ったりポリライン関係が含まれていると線がいろんな所に飛んで行きます。この二つのCADの読み込
>みレベルはR12J位と聞いた事が有るのですが、これは何故なのでしょうか?分かる方教えて下さい。

 これは、難しい質問ですね。
dxfの線種、線色については、dxf形式に定義されている線種名を
キーに線種データを探して、変換する作業が行われていると思います。
 最近では、この問題は、だいぶ解決されてきていますが、実際には、HO-CADは、DXF読込に関しては、
この線種名が、AutoCADで定義した線種名称と違っている可能性があり、線種ピッチ、線幅等の定義して
いる部分を検索出来ずに、線種定義が、見つからない場合、全て、実線で、PEN2の線種として変換され
ます。 

 jwwの場合、線種名や線種の定義は、DXF_HDR.DATによって定義されているので、
このデータを変更して、特定のCADに線種(点線のピッチ等)粗完全に合わせる事が出来ます。
(このデータを編集する為には、特定のCADに対してDXFの扱いが明確に解っている必要が有ります。)

線色(pen)については、Autocadの画層(レイヤ)によって分けて読込まれる様になっていますが
 HO-CADのDXF読込みでは、16レイヤ以上のレイヤが存在している場合、最終の0-Fレイヤに
まとめられてしまうなど、かなり制限があります。

 DXF R12J以降のポリラインについて、これは、HO-CAD(DOS版JW-CAD系のデータ形式を扱うCAD)
では、定義の意味事態に違いがあります。
 AutoCADのポリラインは、座標が連続する線全てを意味します。
ところが、HO-CADでは、ポリラインは、連続線は、含まれず、曲線として解釈するデータ構造を採用
しています、しかし、HO-CADで正しく曲線に変換する場合の定義する必要がある全てのパラメータは、
DXF形式のデータには、含まれていないので、単に、座標が羅列されているものとして、順番に座標間
を直線で結ぶように定義していると予想しています。
 結果として、この座標データの読込み方によっては、旨く変換出来ない場合が多いと思います。

 また、線が色々なところに飛んでいくと言う問題は、ポリラインで起こる現象よりも
R14jからのポリゴン(面データ)、3dデータや寸法属性、ブロック定義図形などの座標系の管理方法が
違うものが原因の場合が多いです。

 AutoCADの図形データは、実は、単位という考え方でなく、空間の座標数値として管理されます。
しかし、これでは、具体的な線の長さ等が人間には、解釈出来ないので、寸法属性という
別の透明の空間座標系を作り、その座標空間に定義された単位を使って、線の長さや角度を換算して
管理します。
 この管理方法は、属性という定義(プロパティ)を使って、一つの線に対して、長さ、太さ、
印刷の際の単位(コンテキスト)、単位から見た、座標データ、・・・・・etc、をアプリケーションとして
管理します。
 つまり、これがオブジェクト指向という考え方で、具体的な物として、データベースを構築して
管理することを意味します。
 3dデータを扱う場合は、どうしても、この様な考え方が、必要なので、仕方がありません。

 このような事から、それぞれのデータをどの様に解釈するかによって、データ変換結果が大きく左右
されてしまうのです。

 寸法属性のデータは、元々の座標数値で描いた図形のかなり前方に視点をおいて、図形を測定した数値
を座標化しますから、実際描画されている座標値より、大きな場合は寸法線の始点位置も、同じ座標系から
判断すると、大きくずれることになります。(遠近法の考え方と同じですね)
これが、データがいろんな所に飛んで行くという変換結果になります。
ブロック図形も、寸法属性と同様に、ブロック化した時点の座標系、寸法属性、視点位置(UCS)を
持っていますので、データがいろんな所に飛んで行くという変換結果になってしまう事が多いのです。

 DXFは、もともと、AutoCADのVer間でのデータで、渡せなくなってしまったものを渡す目的で作られた
バイナリデータでしたが、他のCADに対してもデータ変換するのに、適した最小限の要素で構成されていた
ために、テキスト形式で保存し、データ構成を公開した事がきっかけで異種Cadデータ変換用のデータ形式
として、定着したものですので、元々、完全なCADデータを渡せるものではないのです。

これらの問題を解決するのには、私は、中原様作のJacConvert(シェアウエア)を使っています。
このソフトで、DXF->jwcに変換した物をHO-CADで読込みすれば、殆どのDXFの問題が解決しますよ。

中原様作のJacConvert(シェアウエア)は、N.Misumi様のホームページ作品集から入手してみて下さい。
http://www.aa.alpha-net.ne.jp/nmisumi/

参考としてくださいb(^^)v。



JWC形式データについて

【JWC形式データについて】

jwc形式のファイルは、多分ですが、最近色々なcadから出力できるとても便利な
中間ファイルとなってきていますが、DXFと同様に解釈が違っている場合が、結構あります。

 ho-cadも、dos版jw-cadとのデータ交換では、殆ど問題がない状態となっていますが、
それでも、データレベルで見た場合、どうしても解釈の違いが含まれているのです。

 例えば、寸法やブロック図、建具などには、cadによっては、フラグを追加して、jwcデータを
拡張している場合が、まれですが、あります。

 この様なデータは、dos版JW-CADに読込みした場合、殆ど問題と成らないのですが、ho-cadでは、
問題と成ってしまうこともあります。
 私知る限りでは、ho-cadの円、円弧、線変マクロで書いたデータの一部縦書文字"ー"などや特殊文字は、
JWWを含め多少違いが有ることが解っています。

 このような、属性付きのデータについては、もし、jwwを持っているのであれば図面全体を選択して、
属性解除すると、問題を回避する事が出来る場合があります。
また、HO-CADだけの場合は、dxf形式で別名で保存してみて、再度そのデータを読込みすると、
旨くいくこともあります。

上記の方法でも、うまくいかない場合は、下記のツールソフトで、JWC形式データに問題がないか調べる
ことも出来ますので、チェックしてみると良いかも知れません。

 ■2001年3月12日JW_CADの図面/図形ファイルの正常性診断・不正なデータは、
修復も行えます。シェアー900円・診断のみならフリー使用可。作者のHPへGO
JWB32に関する掲示版も充実その他色々あります。
http://homepage2.nifty.com/coffee-cup/



大容量サイズの図面データ

【大容量サイズの図面データ】

>大容量のデータサイズを必要とする図面データ(DXF)をHO-CADで読込したのですが
>データが重くてHO-CADが上手く操作できません。
>図面データを圧縮すれば、HO-CADの操作を軽くすることは出来ますでしょうか

 大容量のデータをHO-CADやJWWで扱う場合に、データ圧縮(lzh,zip)をすれば、HO-CADやJWWの動作が、
軽くなるのかというと、実はそれは現状は無理です。

 何故かというと、アクティブなCADの動作を軽くするのは、一般的には、リソースメモリ容量が大きいかで、
HO-CADやJWWのデータを解釈し、画面表示させたり、データを追加したりする場合には、例え圧縮したデータ
であっても、リソースメモリ上でのデータ構造自体は、通常のデータと同じでなければ、プログラムは、データ
を解釈し動作しませんので、実は圧縮するには記録するHOCデータ構造を変更し、HO-CADが解釈できる形にして、
データ構造の構成を減らす形でしか、実現できないと思って下さい。

 例えば、Autocadのポリライン(連続線)という概念は、データの構成を線書出し基点座標-第1通過点座標-第2
・・・・N通過点座標-線終点座標で表すことで、座標データの記録数を減らしています。

 この概念は、jwwやho-cadでは、曲線のスプライン曲線で使用していますが、連線(ho-cad)や連続線(jww)は、
コマンドとしては、ポリラインを書くような操作をしますが、データ上は始点座標-終点座標を幾つも記録した
ものと成ります。(つまり、通常の直線データで表現されています。)
 通過点に当る座標は、終点座標としても始点座標としても記録されるので、データりょうはAutocadより、記録
する座標データは、多くなります。
 また、Ho-CADやjwwの矩形とAutoCADの矩形も連線と同じように、AutoCADでは、対角の二点座標と、
オブジェクトの軸角度で表現できるのに対し、HO-CAD,Jww共に、データ上は、単なる直線を4本記録する
ような形になります。

 この意味では、dwg形式データは、cadデータとしては、かなり効率の良い形で座標データを記録しているので、
無理にhoc形式にするのはあまり良い方法とは思えないのです。
 この場合は、AutoCAD/LTかVolo View Express(AutoDisc社製無償dwgビューワ)を導入し[ハッチ]-[オブジェクト挿入]
で全体のデータを下敷きにしておいて、HO-CADの[ハッチ]->[ペイント]で消したい部分を白色でペイントし、
隠してしまいます。

 (AutoCAD図の挿入は、表示画面は、モノクロームとし、背景色は、白色としないと通常は、印刷が
上手くできませんので、予め設定しておく必要があります。
HO-CADも通常画面のときに、背景がAutoCADの白色キャンバスが表示されるので、PEN2の色を白から
 黒色に設定して下さい。)

 その上で、レイヤを変えてから、HO-CADで新たに図形を書き込みすれば、HOCデータ自体は、必要最小限にする事が
出来ます。

但し、[オブジェクト挿入]する場合は、サイズを合わせる事がとても難しいかも知れません。
多少のズレやサイズの違いは、ある程度妥協する事は、必要ですが、HOC形式のデータは、とても少ない
ハズです。(DWG,DXFは、OLEコンテナ機能により、元のファイルデータのパスが記録されるだけですから)

あまり良い方法で無いのですが、HO-cadでの保存サイズは、圧倒的に減りますよ。
参考にして下さい<(__)>。


画像ファイル付の図面データが読込出来ない

【 画像ファイル付の図面データが読込出来ない 】

> 地形図(jpg)をHOCADに貼り付けし、平面図を作成しましたが
>保存し再度開こうとすると、強制終了されます。
>ディスプレイアダプタのエラーと出ます。他のパソコン(XP)でも試しましたが
>同様の症状がでます。
>画像ファイルもできるだけ小さくしたのですが・・
>
>ハード的な故障ではないと思います。せっかく書いたのですが開きません
>どなたかお教えください。
>Windows XP Home Edition Celeron 1200MHz メモリー512MBです。
>画像ファイルは0.98MBです。

 画像のファイル形式がJpegだとすると、多分、圧縮率をあげての0.98MBという事でしょうか?
この場合、良く勘違いされている方がいますが、HO-CADのキャンバス上で表示している画像データは、
ビットマップ構造体に展開してから表示することになります。

 つまり、元の画像サイズは、Jpeg圧縮したサイズで判断していけません。
Bmp形式で保存した時のサイズが、リソース上に展開されますので、jpeg形式で圧縮したサイズと
言うのは、ファイルに保存した状態だけのことで、画面に表示させるのには、全然圧縮している訳では
ないことを意味していますから、表示に必要となるメモリリソースは、かなり大きなサイズを必要とする
事といえます。

 更に、Jpegで圧縮したものを元のビットマップ構造体に展開する作業が必要な分だけ、
Bmp形式のデータを表示するより、CPU的には、辛い状態となります。
 このように判断すると画像サイズが、大きすぎて、フリーズしていることが解ると思います。
ある程度、cadを使う為には、画質を落とし、Bmp形式で保存してみると、本当に、重すぎるのかを
判断する材料となります。

 また、線構成の画像データであれば、ラスベク変換して、ベクタ化させることで、CADとしては
軽い場合がありますので、scanbmp Monkey等で、ベクタデータ化させる事も検討すると良いかも。
 または、必要のない場合、画像を表示させない等の工夫がいるかもしれません。

 オブジェクト挿入については、EXCELやWord等で、HO-CADでサポートされていない形式の画像を
貼り付ける場合などは、良い方法なのですが、此方もこのケースでは結論は、一緒かもしれませんし、
他のアプリケーションをつかう場合は、HO-CADとしては、リソースメモリは必要ないですが、
他のアプリケーションでは、表示に必要な処理が行われているのですから同じことと成るでしょうね。

余り参考とはならないでしょうが、参考としてくださいb(^^)v。

*********[ピクチャ貼付図面が読込出来ない場合のチェック項目について]**********************

 1.画像ファィル(Jpeg)等で圧縮率を上げた場合やプログレッシブタイプのJpeg形式など
  ファイルサイズとしては、かなり圧縮されますが、HO-CADで読込出来ない(サポート対象外)
  場合があることを認識して下さい。(Jpegは、Ver.1.13aで対応されています。)
  また、上の説明でも書きましたが、圧縮した、JPEGは、アプリケーション側で読込む際
  展開する為に、多くのRAM容量を必要とします。
  (プログレッシブJPEGや圧縮率を変えたJPEGは、サポートされたと言う履歴記録がないので
   読込出来ないケースがあります。JPEG形式は、標準で保存したものが安全です。)

 2.HO-CADのピクチャデータは、かなりサイズを間引いて(圧縮)されて読込されますから
   サイズ変更した場合に、画像データが荒くなってしまい、ドッドが目立つ場合があります。
   この場合は、[オブジェクト挿入]で他のアプリケーションを経由してつかうと画質が向上
   出来ます。 


HO-CADと他の汎用CADについて




AutoCADまたはDXFデータの扱いについて-1

【AutoCADまたはDXFデータの扱いについて-1】

>dxfのファイルがAutocad2000iwで読みこめません
>Ho-cadで書いた図面をAuto-cadで開きたいのですが再作図中ばかりで出てきません 
>教えて下さい

 早速ですが、HO-CAD Ver.2.40で出力するDXFは、本来は、dos版jw-cadと同程度の
AutoCAD R12j形式のDXFを出力していますが、Autocad 2000は、Autocad R12j形式相当の
他のcadで出力したDXFを完全にはサポートしていません。

 Autocad2000以降で読込できないDXFは、大概は、何か、問題となるコードが入ってしまっているか
保存の途中でデータが途切れている場合が殆どと言っても過言ではありません。

 このような場合は、ho-cadで一旦jwc形式で保存して、他のデータコンバータソフトを
介して、DXF形式で保存すると、問題が解決できる場合が多いです。

 現在、私が御勧めできるのは、中原様作のJacConert (シェアウエア\2500)です。
入手先は、建築資料館に下記のリンクがありますので、入手して下さい。

■2002年12月11日SFC,DWG,DXFをJW-CADのデーターに変換
CADデータ交換支援ソフトウエア JacConvert【シェアーウエアー】
http://www.aa.alpha-net.ne.jp/nmisumi/aj_dxf/jacconvert.htm

 インストール後一定期間は、試用期間で、機能制限はありませんが、期間をすぎると
変換保存できなくなりますので、気に入ったらライセンスを購入して下さい。

HO-CADは、Autocad2000以降のDXFを読込出来ないので、データコンバータソフトを
使ってデータを受け渡すようにする事が必要となります。
 又は、AutoCAD 2000(LT以外以降)は、AutoDisc社にSFC形式ファィルを入出力をサポート
するアドインソフトが無償で入手できたと思いますが、こちらを入手しておくと良いと思い
ます。

 HO-CADはSFXLevel2 sfc形式)ファイルのデータの入出力をサポートしています。

参考として下さいb(^^)v。


▲HO-CADでデータが読込めない(AutoCADまたはDXFデータの扱いについて-1)


HO-CADのDXFのバージョンはどうなっていますか?

【 HO-CADのDXFのバージョンはどうなっていますか? 】

>AutoCADで出力したDXFファィルには、バージョンがあるということを良く指摘されていますが
>HO-CADやdos版JW-CAD,JWWでは、どのバージョンのDXFを出力しているのですか?

 早速ですが、現在jw_cad,jww,ho_cadは、たぶんDXFのバージョンを意識的に宣言していないはずです。
 というのは、dxfのバージョンを監視している他のcadにデータを渡す場合にdxfのバージョンを宣言してしまう
事で、データが渡せない場合が有る為にこの様な、DXFデータ出力形式をとっているものと思われます。

 因みに、HO-CADのDXFデータは、R14形式に準拠してはいますが、ブロックデータやUCS等、元々JW-CADやHO-CADに
無い概念のデータを含んでいない為、結果的にはR12Jに対応していない個所は、出力されていません。

 R14形式のDXFに準拠しいるといえるのは、DXFを読込む際にR12J以外でも元々JW-CADやHO-CADに無い概念の
データ部分以外は、読込み可能とする為です。(Poliline等)

 よく聞くと思いますが、
"AUTOCADからDXFデータを受取る場合、予めブロックデータは分解して貰ってから受取るか、
AJ-DXF/JacConvert等の別ソフトでJW-CADで読込可能と成る様に、変換してからHO-CADに読込んで下さい。"
だとか言われているのが、この事です。

 また、良く文字化けと思われているものに、AUTOCAD(ビックフォント)特有の記号文字があり、
例えば、"φ"は、"%%c"と書かないとAUTOCADでは、"??"と表示されたりします。
 この当りまで、DXFデータを解析し、手直しする事は、多分、時間的に無理があるので、やはり個人的には、
あまり、深く追求せずにAJ-DXFやJacConvertを利用すべきだと思っています。

[余談]

AUTOCADのdxf先頭部分の例
0
SECTION
2
HEADER
9
$ACADVER  <=HO-CADでは、このテーブル部分は出力していません。
1          
AC1014 <-ここでautocadのバージョンを宣言している。
9

DXFバージョンコード 
AC1006 <- GX-V        (HO-CAD,JW-CAD,JWWは非対応です。)
AC1009 <- GX-5/R12J (HO-CAD,JW-CAD,JWWはR12Jに対応しています。)
AC1012 <- R13J             (HO-CAD,JW-CAD,JWWは一部非対応です。)
AC1014 <- R14J             (HO-CAD,JW-CAD,JWWは一部非対応です。)
AC1015 <- 2000        (HO-CAD,JW-CAD,JWWは非対応と思って下さい。)

 ここで説明した内容は、雑誌CAD&CGの11月号で"データ交換虎の巻"
もっと詳しく解説されていますので、バックナンバーを入手されてはいかがでしょうか。

参考として下さい。


HO-CADのDXFがAutoCADで読込めないのは

【 HO-CADのDXFがAutoCADで読込めないのは 】

>HO-CADでDXF形式保存したデータがAutoCADで読込できる場合と出来ない場合が
>あるのはどうしてですか?

 dxfについて、ご質問でしょうか?
autocadでdxf形式のデータを読み込んだ場合で文字化けと思われているのは
HO-CADやjw-cad、jw-winであれば、ほとんどが、autocadの特殊記号文字の場合が多い
ですし、文字については、特にJW-CAD系のCADから、出力される均等割付や
上付き、下付き文字、1/2ラップ文字、等は、AutoCADでは、元の入力したままの文字が
表示されます。
 また、AutoCADのdwg形式では、文字間隔という概念も、文字幅という概念もありません。
文字のサイズは、一つ図形と解釈すると良く解ると思いますが、文字幅を表すのに、文字高に
対する比率で表現しますので、HO-CADからDXF変換して、AutoCADで表示させると、
文字間隔がうまく調整できませんし、半角で入力した数字などは、倍近く大きくなる等の問題
がでます。
(AutoCADに渡すデータには、出来るだけ全角文字を使う方が良いというのは、cad自体の
データ仕様の違いが主です。)
また、HO-CADで出力したdxf形式データをAutoCadで読込んだ時に不可となる理由の
殆どが、グループレイヤ名とレイヤ名のつけ方です。
 AutoCADは、元々が英語圏のCADなので、いくら日本語に対応させたとはいっても、
プログラム内部での全てを検証できた訳ではないので、AutoCADのバージョンによって
は、日本語を指定してはいけないデータがあるのです。
 レイヤ名やグループレイヤ名は、半角のアルファベットか半角の数字で8文字以内で構成
しないと、読込不可となる場合があります。
また、ファイル名も基本的には、dosの8.3形式で保存することも、トラブルを少しでも減らす
工夫です。
 (勿論、ローマ数字などのJIS第二水準文字などは持っての他ですね。)
 また、AutoCADには、本来は、縮尺がないので、全て原寸で表現することが、DXF形式
データにも引継がれています。
このことは、用紙サイズも送られないという事を意味します(R14J/LT97/LT98以前の場合)。
用紙サイズなどをなるべく正確に送りたい場合は、用紙枠の各コーナーを実線でなぞるなど
の工夫と、図面データは、なるべく1:1のグループレイヤに移動して、図面のイメージをまもる
等が必要です(縮尺は、AutoCAD側のブロック図形縮尺指定で直してもらう)。
 データの精度は、小数点以下3桁に設定して貰うこと等です。
しかし、この様な、大変細かいデータ形式仕様を理解しながら、設計・製図するのは、
まず、私を含め大抵の人は、無理でしょう。
 つまり、この様な事をチェックし、必要な箇所を修正してくれるのが、DXFコンバータソフトです。

N.Misumi様の公式サイト[作品集}に中原様作JacConvertという、jwc形式->AutoCAD DXF:形式
のコンバータソフト(シェアウエア予定今のところは、フリーウエア)がダウンロードできますので、
利用する事をお勧めします。
http://www.aa.alpha-net.ne.jp/nmisumi/

DRACADについては、jwc形式を直接読込み可能とするアドインコンバータソフトがあった筈なので、
確かJWToDra とMpp To Jwcと思いますが、こちらを利用されれば、変換率は、かなり良くなる
と思います。
(すいませんが、アドインコンバータソフトについては、DRACADの現バージョンで対応しているかは
情報を入手していないので、Mpp形式の頃あったこと位しか、知りませんので、DRA-CADの
ホームページでのBBS等で情報を入手してみてください。<(__)>)

長くなりましたが、dxf形式は、AutoCAD同士の異種バージョン間でのデータ変換を目的として
開発されていますので、完全なデータの受け渡しは無理ですし,仕様についても、全てが公開されて
はいないのです。
(dxfでのデータ受渡しは、AutoCAD同士を除いて、必ず図面修正作業が出るという様に、
割り切って使用することが、大切です。)

参考としてくださいb(^^)v。
N.Misumi様の公式ホームページ


HO-CADでDXF読込時の縮尺について

【 HO-CADでDXF読込時の縮尺について 】

>HO-CADでDXFデータを読込した場合に、JWWと縮尺や用紙サイズが異なって
>読込されるのですが、どうしてでしょうか?

 DXF読込みは、用紙サイズや縮尺が元々のDXFにありませんので、読込みする際の
デフォルトの用紙サイズを基準に無理やり縮尺を計算して読込みしています。

 つまり、HO-CADでも、DXFで読込みした際の用紙サイズが重要となります。

Jw-winもこのことは多分一緒の処理をしているのですが、建築用図面を意識したjwwの場合は、
多分ですが、DXFデータ読込み時のデフォルトとなる用紙サイズがA1サイズ当たりになっていたと思います。
 しかし、HO-CADの場合は、用紙サイズのデフォルト値は、前回HO-CAD終了時の用紙サイズだったと
思います。(レジストリから用紙サイズを読込していたはずです。)
つまり、この用紙サイズを基準に計算していると思いましたが・・・
詳細まではちょっと解らないですね。

 AutoCADでは、図形は全て原寸で管理しているので、HO-CADでDXF読込み時は
DXF上の最大となる座標から、選択されている用紙に収まるように
縮尺値を計算して、読込みします、こんな事から、1:4.5等の本来扱わない縮尺が
dxf読込み時のみ受付するようになっていますし、更に、用紙サイズをdxf読込み前に
変更しておくと、その用紙サイズは、無視されるのが、ho-cadで、jwwは、
用紙サイズを設定した値に合わせて読込みしているようです。
 こんな違いが、あります。

 また、jwwは、数には、制限がありますが、AutoCADR13形式で保存した、DXFでの
ブロック図形は、読込み出来ることと、読込したブロック図形を解除も出来たと思います。

 このことは、別にHO-CADのDXF読込みが、劣っているという事ではなく、
単純にjwwには、ブロック図形という概念があるということを示しているだけです。
 dxfでのデータ受け渡しのマナーについて、書込みしますと、
dxfは、cadのデータ仕様上、全ての要素を渡すことが出来ませんので、
私の場合は、FAXで、DXF出力したcadで印刷したものをデータを渡す相手に必ず送って
います。
 合せて、データを添付するメールで、印刷した用紙サイズ、縮尺なども書込んで、
データの再現性を少しでも良くするように、心がけています。
 dxfでのデータ欠落は、殆どの場合、面倒でも、上記作業をしておくと
渡した先でチェックできますし、一番重要なのは、どのデータが欠落して読込み
出来ないのかが、解るので、次からどうすれば、欠落したデータを
正しく渡せるか、対策を検討することも出来ます。

 DXFは、扱いが、難しいので、データを渡す相手には、データが欠落して読込まれても
判断するものが、無ければ、必ず大きな問題が発生します。

 たとえ、どんなに納期などが急がれている場合でも、DXF出力したcadで印刷したものを
データを渡す相手に必ず送ることは、大きなミスを防ぐ最高の手段と思っていますし、
マナーとして、大切なことと思います。

長くなりましたが、参考としてくださいb(^^)v。


AutoCADまたはDWGデータの扱いについて-1

"お役所は図面を書く人の身にもたって基準を作って欲しいのですが"との御意見ですが、
現場に近い御役所の方々もやはりその辺は感じていると思います。
しかし、海外では、AutoCADは歴史が長いと言う実績が、やはり長い物には巻かれろ風に
日本の業界動向を左右してしまっているのでは?!
(日本人は、欧米の考え方に弱いですから・(T_T))

そうは言っても、intellcadにもいささかの朗報があります。
実は、雑誌CAD&CGの12月号で、DOS版JW-CADと粗互換のインターフェイスを持てる
アドオンソフトが近々販売されるようなので 私もかなり期待しているのですが・・・・・・・|(^。^)/
intellcadを御紹介したのは、このアドオンソフトのことを考慮してです。

 やはり、違うCADをHO-CADやJW-CADの様に自由に使いこなすのは、いくらなれていても、
マウス操作なんか、色々混乱しますし、1,2種類のCADなら、そんなに気になりませんが、5種類
ぐらいになるともう、訳が解らなくなる時が良くあります。
 AUTOCADに至っては、もっと最悪なのは、客先によってアドオンソフトまで違うので、同じAUTOCADなのに、
操作環境が違う始末で確かに、何とかならないのか悩みの種ではありますね・・・・・(T_T)。

 因みに、私もHO-CADかJWWで殆ど図面を書いていますので他のCADでのデータを要求されるのは、結構つらい
ですが、DXF等のデータ変換方法などは、結構色々試せるのでこの掲示板での回答では、数多くのCADを知っている
という点では役に立つ事あります・・・・・(^_^!)(これ以外でも役立って欲しいですけど)



AutoCADまたはDWGデータの扱いについて-2


dwg形式のファイルは、Autocadの図面データですので、HO-CADでは、直接読込む事は出来ません。
別のアプリケーション(中原様作JacConvert(又はAj-dxf)+DCONVERT)でdwg->dxf->JWCにデータ変換する
必要があります。

DXF形式データは、[入出力]-[ファイル]-[DXF]-[開く]で読込みが可能です。
JWC形式データは、[入出力]-[ファイル]-[開く]で読込みが可能です。

(中原様作JacConvert(又はAj-dxf)+DCONVERT)使用方法や入手方法については、N.Misumi様のホームページ
作品集に解説がありますので、DCONVERTの入手方法とあわせて、そちらを参照してください。

 http://www.aa.alpha-net.ne.jp/nmisumi/



Minicadまたはベクタワークスの扱いについて-1

【Minicadまたはベクタワークスの扱いについて-1】

>MiniCADのデータを読込したいのですが、どうすれば良いのでしょうか?

MiniCADのバージョンは6以降でしょうか?
また、MiniCADマシン環境は、Macなのでしょうか?
 一応、Mac系MiniCADの場合は、dxf形式でも、そのままでは読込みは出来ないので、御注意下さい。
 Mac系cadのdxf(テキスト形式)は、Windows系のdxf(テキスト形式)とでは改行コード(CR)が違います
ので、秀丸エディタ等で改行コードをWindows系のCR+LFに変換する必要があります。

MiniCAD Ver.6のウィンドウズ版であれば、上記の問題は無視してください。

 また、根本的にHO-CAD(2Dcad)とMiniCad(3Dcad)では、かなり違いあり、Ho-cadやJW-CADで不必要となる
線データが、かなりの確率で書出されると思って下さい。

 MiniCADは、3D領域のデータが含まれていて、2Dcadで読込むと用紙枠の外に殆どの場合不必要となる
線データ(ゴミデータ)がばら撒かれる状態となるケースが多くあります。

 画面上のデータ領域が比較的狭いHo-cadでは、たぶんエラーとなる場合が多いと予想されますので、
画面上のデータ領域がHo-cadより広いJw-cadで読込み[消去]-[範囲選択]で用紙枠全体を選択し、確定後に
[範囲外消去]で用紙枠外のゴミデータを消去して、jwc形式で保存後に読込みする方法が良い方法だと思います。

 また、Mac系のcadとして開発されたMinicadでは、Windows系のHo-cad等と線の太さや色の扱い、レイヤ毎の縮尺
など大きく違いがあるので、出力するMinicad側とで、データについある程度のルールをつくる必要が有ります。

MiniCAD->HO-CADのdxf変換時の最低限のルールについて

MiniCad -> Jw-cad(HO-CAD)
レイヤ(16まで)    -> グループレイヤ(極力Minicad側で違う縮尺データとしない)
クラス(16まで)    -> レイヤ

グループ      ・・・ 非対応の為、グループをMiniCad側で解除する。
シンボル       ・・・ 非対応の為、シンボルをMiniCad側で解除する。
線の太さ      ・・・ 6種類までだが、1/16ポイントの1種類で、色で太さを表すようにする。
              (MiniCADの線の太さは、面(ポリゴン)で表現されているので)

線の色       ・・・ 6種類(色をPenに割当てる事を考慮する。)
模様        ・・・ 非対応、模様も面(ポリゴン)で表現されているのでハッチングで表現する。
ハッチング     ・・・ 対応可能だが、細密に表現するのは、止めて間隔を出来るだけ空ける。
寸法線       ・・・ 非対応の為、グループをMiniCad側で解除する。
文字 ・・・ 文字サイズ10種類とし、文字間隔は、各サイズデータ変換テストして、
            調整しておく、縦書き文字は、何か図形のマークをつける。
            半角文字は出来るだけMiniCad側で使用しないようにする。 

ファイル名     ・・・ dosの8.3形式で付けるようにする(半角英数字8文字).拡張子(3文字)
まだ、まだ、有るとは思いますが、最低限のルール例です。


Minicadまたはベクタワークスの扱いについて-2

【 Minicadまたはベクタワークスの扱いについて-2 】

>Vector Worksの図面をjwc形式で保存するには、どうすれば良いのでしょうか?

 Vector Worksの図面をjw形式でとの事ですが、Vector Works側のjwc形式での保存方法を一応説明致します。
 多分、先方の担当者は、jwc形式で保存と聞いて、勘違いされていると思いますので・・・・(--!)、
ちょっと説明する必要があるかも知れません。

 Vector Works では、(mcd形式)以外のデータを扱う場合はファィル読込・保存ではなく、
[取り込む]・[取り出す]と言う表現となります。
厳密に言うならば、jwc形式のデータは、一つだけのファィルを読込むだけでなく、多数のファィルを一つの図面データ
として取込める事を案に意味しているので、HO-CADやJW-CADで言うところのファイル合成に近い感じの扱いとなり、
まさに[取り込む]と言う事です。

 jwc形式でデータを[取り出す]という表現は、Vector Works側から見ると図面データをGUIにより構成データ要素指示と
jwのどの要素に変換するか指示し後、変換->jwc形式で書出しと成りますので、[取り出す]という表現になります。
 
 と言うことは、[取り出す]場合のGUIにより指示する場合、ある程度のjw-cadについての知識が必要と言う事を意味して
います。

以下は、Vector Worksでのjwc形式での[取り出す]操作の説明です。

 1.[ファィル]↓[取り出す]>>JW_CADを選択します。
  注意のダイアログ表示[OK]で要素変換指示用のダイアログが表示します。

 2.クラス/レイヤ変換
  "レイヤをJW-CADのグループレイヤに変換"のラジオボタンをON

  注.JW-CAD グループ := Vector Worksのレイヤ
    JW-CAD レイヤ := Vector Worksのクラス 


 3.PICT変換
  通常は、"取り出さない"のラジオボタンをON

4.その他の変換
  通常は、"寸法線を水色に変換"のチェックボックスをチェック
  "登録シンボルをJWKファイルに変換する"もアクティブならチェック
  
5.線種の変換
  コンボボックスにJWの線種が出ます。
  (JWの線種は日本語なのですぐ解ると思います。) 

 6.線の太さ変換
  JWでは、線の太さを色(PEN)で表現しているので
  水色<白<緑<黄<紫<青 の順番で太くなる様に、設定
  (VWは、線サイズが自由に設定できるので、6〜20まで水色と言う具合で太さに範囲もって考えるか、
  VWで初めから太さを6種類で表現して貰うのがいいかも知れません。)

7.[OK]ボタンクリック(jwc変換設定完了)->ファィル保存のダイアログ
  が表示されるので、ファイル名を指定し保存する。

長くなりましたが、参考として下さいb(^^)v。


Vector Worksのワークシートを取り出すには

【 Vector Worksのワークシートを取り出すには 】

>Vector Worksに埋め込まれたワークシートを取出して、Excel形式保存して
>HO-CADに[ハッチ]-[オブジェクト挿入]で貼付けて利用したいのですが
>どうしたら、Excelに取出せるのでしょうか?

 Vector Worksのワークシートを別のアプリケーションに取込む事は、
以前 jwc形式で[取り出す]を説明しました。
実は、この方法と殆ど同様の手順で可能です。
(但し、VW上でワークシートがアクティブ状態にしておく必要はあります)

 尚、書出されるファイル形式は、*.txt,*.slk,*.difで、どれも、MS-Excel
で読込み時に拡張子を指定すれば読込み出来ます。
 また、VWで*.txtを指定する場合に、区切符号をカンマ区切を指定して
****WS.txtと成っている拡張子を****WS.csvと変更して保存すれば、
*.xlsと同様で直接エキスプローラからファィルを指定するだけで
Excelが起動し勝手ワークシートに読込む事も可能です。

 まだまだ、色々と出来るのですが、代表的な方法だけとします。
参考として下さいb(^^)v。


DRA-CADデータの扱いについて-1

【 DRA-CADデータの扱いについて-1 】

>HO-CADでDRA-CADやAutoCADのデータを直接読込して、それぞれのデータ形式で保存
>したいのですが、将来的に実現することは、可能でしょうか?

 HO-CADでDRA-CADやAutoCADのダイレクトコンバータについてなのですが、
私を含め、客先や関係設計会社毎に使用されているCADDATAには、結構泣かされるものです。
しかし、これらDATAを使う場合、面倒なCADデータ変換作業をしないと、それぞれのCADで
作業できないのも事実です。

 DWGについては、"DECONVERT以外で読込み対応を考えて"というのは、あまりにも
無茶苦茶な御願いに聞こえてなりません。
 何故なら"DECONVERT"は、OPENDWGという非営利団体で、CADSOFT設計の専門家が何年もの
歳月をかけ、やっと公開出来たソフトです。
 しかも、日本国内でDWGに読込み対応している市販のCADでさえ、このソフトを利用している
ものが少なくないのです。

AJ-DXFにしても、DWGは、外部変形バッチでDECONVERT経由でJWWで直接読込み可能です。
しかも、外部変形マクロで使用されているJWC_TEMP.TXTの書式仕様は、ある程度、JWCAD、JWW、HO-CADで
共通ですので場合によっては外部変形マクロを自分で作成してみるという方法だってあります。

DRA-CADについては、平出恵介氏作MppTOJwc(mook2.exe)と言うソフトがシェアウエアで公開されている
と思いましたが良く知らないのですいません。

 また、DRA-CAD<->JWC、DRA-CAD<->DXF<->JWCについては以前"F氏のパソコン活用大全集"という
書籍にCADデータの受渡し術がかなり詳細に掲載されていたので入手してみてはいかがですか?

 また、線色を他のCADに合わせて増やしたいと言うのは、根本の仕様を変更することになるので、
難しいと思いますが、JW-CADには、ランダム線があったのであるいは線種と言う形であれば、追加
される可能性はあると思います、HO-CADの作者である岡崎様に、直接メールで提案してみてはいかが
ですか?
 
以上参考として下さい。

*********[ DRA-CADデータを変換する便利ツールについて ]**********************************

 DRA-CADは、JWC読込をサポートしていたはずですが、DRA-CAD自体を持っていない場合に
DRA-CADのデータ形式でデータを渡された場合に、HO-CADでは、そのデータを直接読込することは
出来ませんので、この場合もデータ変換用のコンバータソフトを入手して対応するのが、
今のところ、最善の対策です。

 DRA-CADは、DOS版から幾つものバージョンアップと、Windowsに対応する為に幾つかの
保存形式を持っています。
 それぞれのデータ形式を読込/保存は、一つのコンバータソフトでは、出来ないので、複数の
コンバータソフトを介する必要があります。
構造システムのDOFCONV.exeを入手する事で、DRA-CADの各バージョン間のデータ変換とdwg,dxfの変換
に対応出来ます。

 このDOFCONVで、DRA-CADのデータをMPP形式に保存出来れば、MOOK2によって、JWCに変換する事が
可能となります。

 しかし、本来は、DRA-CADには、JWC読込・書出しできるフリーツールが公開されているので
DRA-CAD側でjwc形式に変換してもらう方が良い筈です。
 DRA-CADは、構造システムの製品版CADですので、サポートツールは、DRA-CADのUserが優先の筈です
ので、構造システムのホームページにJWC形式データ変換ツールがあることを相手に伝えて、
 JWC形式のデータでの受渡しを検討するべきです。

<謝辞>
 この内容については、だいおー様のホームページファイル変換LABOを参考にさせていただきました。
ここで紹介したソフトウエアの扱いは、フリーウエア、シェアウエア(予定も含む)です。
 公開して頂いている都合上、公開が中止されている場合や、新たに、製品版として公開される
場合があります。



メーカーの無料図形集を利用したい

【 メーカーの無料図形集を利用したい 】

>メーカーなどで無料図形集を取り込んで利用したいのですが

メーカーなどで無償配布されているデータには、色々なファイル形式が
有りますので、利用する図形データの保存形式をまず初めにチェックします。
下記に、保存されているデータ形式毎の対応を書いて見ます。

1.DXF:AutoCADの異バージョンデータ引渡し用のデータ形式で、現在は、違うCAD同士の
   データ変換用の中間フォーマットとして利用されています。
   DXFデータには、一応、Verがあり、HO-CADで読込みできない場合があります。
   そういう場合は、データ変換ソフトを利用して、DXF->JWCに変換保存すれば利用
   可能です。

[読込方法]
[入出力]->[ファイル]->[DXF]->A開く
もし、良く使う必要がある図形ならば、図形登録して、利用するようにしてください。
jwc変換した場合は、[入出力]->[ファイル]->[開く]で読込みしてください。

2.DWG:Autocadの標準保存形式です。
  当然、HO-CADには、直接読込みできる機能はありませんが、この場合も
  データ変換ソフトを利用して、DWG->JWCに変換保存すれば利用可能です。

[読込方法]
[入出力]->[ファイル]->[開く]で読込みしてください。
もし、良く使う必要がある図形ならば、図形登録して、利用するようにしてください。

3.JWC:DOS版JW-CADの標準保存形式です。

[読込方法]
[入出力]->[ファイル]->[開く]で読込みしてください。
もし、良く使う必要がある図形ならば、図形登録して、利用するようにしてください。

4.JWK:DOS版JW-CAD登録図形の保存形式です。
  HO-CADで問題なく読込みできるようにするためには、多少ですが、ホルダ名に"jwk"
  という名前と、その下の階層に"Zukei_1_"〜"Zukei_50"のホルダ名が必要です。

 例 ****.jwkをHO-CADで利用する場合、c:\HO_CAD\jwk\tategu1\Zukei_1_\****.jwk
  ここでの"tategu1"は、メーカー名等の適当な名前を付けていいです。
  また、OSの違いにより、データアクセスのセキュリティの都合で、"my Documents"など
  スペースが含まれるホルダ名の下の階層に保存すると、HO-CADで認識できない場合が
  有りますので、注意してください。

[読込方法]
[図形]->[BJWC図形読込]->図形呼び出しウィンドウ表示->フォルダー変更->再検索
ツリーで保存したホルダを指定->[OK]で必要により、図形クループを切替して
該当の図形をクリックで読込みできます。

これ以外の保存形式の図形データの場合は、簡単には、HO-CADで利用できないので
改めて投稿してみてください。

本文中にデータ変換ソフトと書いたものは、色々なものがありますが、私個人が
お勧め出来るものは、中原様作のJacConvert (シェアウエア\2,500)です。
入手先は、N.Misumi様のホームページの作品集から、入手してください。
http://www.aa.alpha-net.ne.jp/nmisumi/aj_dxf/jacconvert.htm
 また、JacConvertの使用方法らで、質問される場合、本掲示版かBeDraw&コンピュ-タ掲示版
に投稿してください。
 作者様への直接メールすることは、絶対に止めて下さい。

参考としてくださいb(^^)v。

N.Misumi様の公式ホームページ


HO-CADでの特殊記号文字について




特殊記号文字とは


 [u]等の上付き文字等、特殊記号文字(JWWでは、埋込み文字)の指定方法は、基本的には、
DOS版のJW-CAD用特殊記号文字をHO-CADで対応(準拠)しています。
 しかし、実際には、TTフォント等の仕様制限によって多少制限や違いがあります。

 例えば、文字入力では、JW_CADの2.22Fで正式に採用となった[○+A](キー入力では、"○^oA")は、
HO_CADのVer.1.20Aで機能追加されています。

 特殊記号文字は、DOS版JW-CADでは、文字数としてカウントしていないのですが、HO-CADでは、
文字数としてカウントして文字スペースを確保してしまいます。
 そこで、文字基点の横方向で中心位置とした場合に必ず、特殊記号文字分のスペースを空けてから
文字+特殊記号文字を入力しないと、文字の中心位置がずれて表示されます。

 また、TTフォントとDOSの文字では、重ねる場合の[○+A]で円内に縮小して表示できる文字は、
ANK文字で半角文字を指定する必要があります。

 縦書き文字の場合、半角の文字は角度が調整されませんし、「ロード」等の「ー」の扱いは、
JW-CADとは、違う扱いをしますので、JW-CADで読込ませる場合は、注意が必要です。

[文字キー入力]   [描画エリアに表示される文字]
123・・・             1 2 3 (均等割付)
$y 年(西暦の下1桁)
$Y 年(平成)
$m 月
$d 日
$H 時(24時制)
$h 時(12時制)
$n 午前のとき"AM" 午後のとき"PM"
$N 午前のとき"前" 午後のとき"後"
$M 分
$S 秒
$F(HO_CAD否対応) ファイル名(フルパス) [使用できません]
$f(HO_CAD否対応) ファイル名(拡張子なし)[使用できません]

5^u□ 「5」に縦横1/2の「□」が上付きになる。(uの直後は半角文字"ロ"です)
5^d□ 「5」に縦横1/2の「□」が下付きになる。(dの直後は半角文字"ロ"です)
○^oア(oの直後は半角文字です) 「○+ア」文字、
○^o1 @
□^o1 「□+印」文字、
P^bL 「P+L」文字、
P^BL 「P+L」文字、
^cC^BL 「C+L」文字、
[文末]^m(HO_CAD否対応) 強制改行

tokusyu_kigou_moji.png - 2,361,441BYTES



HO-CADのグリッド表示について




グリッド表示によるフリーズとは

>グリッド5ミリで使用することが多いのですが、5ミリに設定したまま、
>縮尺1/100の図面を開くと必ずフリーズします。

 この現象は、HO-CADのVer.2.00頃から、原因らしいものは見つけて
作者である岡崎様にバグ報告していますが、単独の図面を読込んだ場合
は、私の使用環境では、起こっていません。
 一応、私が気付いている原因らしいものについては、下記内容です。

1.hocファイルを幾つか同時に開いた場合で、例えば、一つ目のタグに読込んだファイルが
 グリッド表示をoffにセット状態で、二つ目のタグに読込んだファイルがグリッド表示が
 セットされている場合に、タブを切替てグリッド表示をoffにしている図面ファイルに切替え
 てもグリッド自体の表示は消えているのですが、右クリックでグリッド位置をサーチしてし
 まう状態が起こる。
 
私がこの現象について、予想しているのは、起動環境設定の矛盾から起こっているか、
画面表示関係のAPI関数で画面切換え時に本来、GDIリソースを解放すべき関数が
維持している状態で、HO-CADの描画エリアの表示倍率(縮尺計算値)での表示命令が
出でいるのに、グリット設定値(実尺度数値)の表示命令(本来解放されているべき関数)
が維持されている為、矛盾が生じてフリーズするのではと思っています。

 現状この症状が出る場合の対策は、グリットの表示をoffとするか、グリット設定値を
極力大きな数値50mm程度で一旦設定しておくこと、描画エリア下のステータス部の
縮尺設定用コンボボックスでの設定を止めて([オプション]-[起動環境設定]グループ
のタブ、設定画面上の縮尺を参照している)直接[オプション]-[起動環境設定]
グループのタブ、設定画面上の縮尺で設定する。
 (以前のVer.で、参照に失敗するケースがあったので・・・・・(T_T))

複数の図面を読込む場合、なるべく縮尺や起動環境設定の有った図面を読込み
読込む図面データは、極力少なくしてください。
無題のタブ図面で一旦、起動環境設定を読込む等、

 上記、対策をしてもまだ、フリーズする場合は、直接作者である岡崎様にバグ報告
のメールを送ってみて下さい。

>メモリの使用状況を見てみると、60%位ですので、
>メモリ不足では無いと思います。

リソースは、60%位だと、決して少なくは無いのですが、大量の文字データを含む図形や
ペイント・オブジェクトを含む図形データの移動や複写では、フリーズする可能性がありますね
出来れば75%〜80%有った方がフリーズは減って動作も安定すると思います。

<質問者からの回答>
現在、私が対処している方法と中身は同じと理解しました。
私の対処方法は次の通りです。

起動環境設定で、グリッドを1000に設定しておく。
これにより、HOーCADを立ち上げると、無題図面のグリッドは1000になる。

グリッド5で図面を作成中に1/100図面を読み込む時は、
下記の内のどちらかの手段を行う。  
  1 一旦グリッド1000の無題図面を開いてから読み込む。
  2 開いている図面のグリッドを1000に変更してから読み込む。

ところが、判っていても、ついグリッド5のまま読み込んでしまい、
フリーズさせてしまいます。

ところで、フリーズした時の状況ですが、メニューバーに読み込み中 図面名 100%
と表示したまま、読み込みを中止してしまいます。

友人のパソコン(WinME)で実験しましたが、私のような症状は出ません。
また、以前使っていたWin98でも同じ症状でした。
従って、Win200の設定もしくはHO−CADの設定に
間違いがあるのではないかと思っている次第です。
 回答と参考情報まで頂きまして有難うございます。
Windows MEでこの現象が出なかったとすると、
Window2000、Me/98SE等で、APIは、殆ど一緒なのでho-cad自体
の問題ではなく、何か別の要因があるのかも知れませんね。

  b(*。*)m頂いた情報はとても参考となりました。

 システム情報でフリーズの原因らしきものがあるか調べたら、ディスプレイ
の解像度の違いで、デバイスドライバ上で詳細のグリット値が、計算されて
いるのでしょうが、デバイス自体が確保するリソースがオーバーフローを起こして、
フリーズとなっているような気がしてきました。

 ハード的な問題だとすると、プログラムでこのフリーズを回避できないので
操作を気を付るほか無いのかも知れませんね(T_T)。

 この際、Fグループレイヤを縮尺1:1に設定して、補助線で5mmの格子
図形を作成して、排他モード表示すれば、グリットを使わずに一応ごまかせる
かも知れません。



HO-CADの未完成コマンドについて




重複線処理について

【 重複線処理について 】


 重複線整理は、HO-CADの現Ver.2.40でもメニューコマンド上に存在するだけで、動作はしません。
この件は、HO-CADがVerUpするたびに、何度か同様の掲示があるので、コマンドが搭載されるのが
待ち遠しくはあるのですが、DOS版JW-CADやJWWでこの重複線整理を行っていると思います。
 だだ、どうしてもHO-CADで重複線整理する方法は、外部変形マクロ
(jwc_tmp.txt上で重複した座標データ探して、片方を削除するもの)を作れば出来なくはないのですが、
そこまでするのならjwwかjw-cadを使った方が良いと思います。

バージョンアップに期待しましょう。


重複線の片方を消すには-1

【 重複線の片方を消すには-1 】

>HO-CADで重なって書いてしまった線を、指定して消したいのですが
>何か良い方法はないのでしょうか

 重ねて書いた線の片方だけ消す方法についてですが、ho-cadには
その処理をする為のコマンド[オプション]->[データ整理]->[重複線整理]
が用意されています。
しかし、現在のバージョンでは、未開発状態の為、残念ながら動作してい
ませんので、現状は別コマンドを組合せて対応するしかありません。

 下記の方法で、一応対処できると思います。
 
 1.ho-cad上だけ重複線整理の代用編集する場合。

  (1)補助線と別線種の場合は、[削除]でデータ限定パネルで別レイヤに
    削除する対処が簡単ですね。

  (2)[オプション]->[データ整理]->[レイヤ整理]で対象線種
の何れかのレイヤを変更して非表示か非サーチレイヤに設定後に
    編集する。

  (3)[移動]->[レイヤ移動]で上記と同様処理で対処する。

  (4)[線変更]->[レイヤ変更(有)](同色・同線種の場合はこの方法)
    範囲指定とせずマウス右ボタンクリックで一本の線を選択し、
    色と書込みレイヤを替えてから元レイヤを非表示か非サーチ
    レイヤに設定後に編集する。

  (5)[消去]->[限定パネル]<線色・線種限定>ボタンで削除対象線種のみを
    チェックボックスでチェック設定して、削除する。
    削除で無い場合でも、範囲指定出来るコマンドで[限定パネル]を利用
    すれば、同色・同線種を除いて、特定の線種が取得できます。

 2.別cadソフトを利用して重複線整理を行う場合。
  ho-cadでデータを一旦、jwc形式で保存すること前提とします。
  
  (1)jw-cadを使用する場合。

    [オプション]->[一括処理]->[データ整理]->重複線整理又は
    連結・重複線整理(そのものズバリのコマンドです。)

(2)jw-winを使用する場合。

メインメニュー[編集]->[データ整理]範囲指定-選択確定後に
    jw-cadと同様の重複線整理や連結・重複線整理ボタンが表示
    されます。(そのものズバリのコマンドです。)

 まだまだ他にも外部変形マクロを利用する方法などもありますが、長くなる
ので代表的な方法の紹介までとさせて下さい。

 早く正式コマンドが何れかのバージョンアップで稼動できる様になれば良いすネ!!。



重複線の片方を消すには-2

【 重複線の片方を消すには-2 】

>重なった線を選択する際に(たとえば、面取り)の時に選択したくないほうが、
>いつも、選択されてしまいます。
>好きな方を選択出来るような方法は、ないでしょうか?
>だれか、教えてください。

重なった線で、希望する線を選択する場合、幾つかの方法があります。

 参考までに私が、何時もやっている方法をご紹介しますね。
まず、重なった線のどちらか一本だけ、簡単に取得出来る場合は、
範囲指定するコマンドを使う場合は、[線変更]コマンドで、取得できた
線の色を一旦変えます。

<操作手順>
(スペースキーを押して[線変更]->重複線をマウス右クリック)
そうすれば、限定パネルで簡単に選択出来ます。

しかし、範囲指定しないコマンドの場合はと成りますが、そこは
応用を考えれば良い訳ですから、こういう場合は、線の色変えずに、
[線変更]Bレイヤ変更【有】にして空レイヤを指定マウス右クリックで
別レイヤに移動してしまえば、元の書込みレイヤには、取得したい線のみ
となります。

<操作手順>
([線変更]->数字キー[3]を押す、空レイヤ指示->重複線をマウス右クリック)
 後は、元レイヤに切替して、面取り等を行って、一時移動したを元レイヤ
に戻すせば良いのですが、大概、こういう場合、再度編集が必要な時、面倒に
ならない用に、レイヤは、変えたままとしてしまいます。

参考としてくださいb(^^)v。


重複線の片方を消すには-3

【 重複線の片方を消すには-3 】

>HO-CADで重なって書いてしまった線を、指定して消したいのですが
>何か良い方法はないのでしょうか

 重ねて書いた線の片方だけ消す方法について線のプロパティを使う方法をご紹介します。
[線消]コマンド選択中に重複線の片方の線データ(先に取得されてしまう線)を一旦、別レイヤ(Fレイヤ)
に移動できれば、選択されているレイヤにあるデータがサーチする上では、優先されますので
レイヤ移動後は、簡単に選択優先順位が下だった線が選択できます。
 通常、レイヤを変更する場合は、[線変更]や[移動]->[レイヤ移動]などで、いちいちコマンドを
再選択して、線を別エリアに移動します。
 この場合、ゴミ箱等のショートカットコマンドでも、[線消]コマンドは、マウス右ボタンクリックで
線が消去されるので、別コマンドを選択する必要があります。

 しかし、データプロパティウィンドウは、どのコマンド選択中でも、表示出来ますから、
このデータプロパティウィンドウのレイヤのコンボボックスをFレイヤに切替え、[閉じる]ボタンクリック
そのまま、先ほどの重複線をマウス右ボタンクリックで簡単に選択優先順位が下だった線だけを消去でき
るので、大変便利な方法といえます。

データプロパティの表示・操作は、
取得する線にマウスカーソルを合わせ、[Ctrl]+マウス左ボタンクリックで、データプロパティウィンドウ
が表示されます。

参考として下さいb(^^)v。



印刷時に回転印刷が上手く動作しないのは

【 印刷時に回転印刷が上手く動作しないのは 】

>ペイントで色づけした図面を印刷したのですが印刷時にC回転コマンドにて角度を設定すると線と
>字は回転して印刷されるけれどペイントはもとの場所で印刷されます。ペイントを使用した場合
>は印刷イメージで回転をしてはいけないのでしょうか?

 ご質問の印刷時C回転を指示してペイントした部分が、残る現象は、普段、私自身が、
あまり印刷時にC回転を指示して印刷していないので、気が付いていなかった現象ですね
多分ですけど、HO-CADは、開発途上のCADなので、動かないコマンドがあるのです。
この場合は、まだ、ペイント部分の回転対応が出来あがっていないと思われます。
 
 対策は、移動コマンドの回転で、角度を指定して、画面上の表示が、回転した状態に
してしまうのが、案外確実だと思いますよ。
 印刷は、画面上(印刷コマンドの背景色が白色)のイメージを使うので、ここでの
表示が回転したイメージになっていないとすると、旨く回転して印刷出来ないと判断しても
良いと思います。
 一応、線画、文字とも、印刷C回転【90】でプレビューしてみたところ、私の環境では、
回転したイメージ表示になっていないので、まだ、出来あがっていないコマンドなのでしょう。
また、プリンタのプロパティでの回転設定は、経験上、あまり綺麗な印刷結果を得られない事が
多いので・・・・・(T。T)[移動]->[回転]を推奨します。
▲印刷時に回転印刷が上手く動作しないのは(HO-CADの未完成コマンド)


建具の立面、断面、平面について

【 建具の立面、断面、平面について 】

 建具の立面、断面、平面の描画は、現状対応するコマンド自体が有りません。
但し、作者である岡崎様のVerUpreadme.txtに依れば、線変形マクロでの
対応を考えられているようです。

また、ho-cadの公式ホームページには、建築用変形マクロ(作者:上田さん) Ken_hoh.lzh 73KB
がありますので、この線変形マクロを利用して、建具を書き込みできるものがありますので、
利用すると良いと思います。

   [URL]http://www.ho-cad.com/

または、jw_cadか、jwwで一度作図し、jwc形式で保存するのが早いと思います。
もし、時間が有ってかつExcel vbaに興味が有るようでしたら、

Yoshiki SAKAI様作の
jwc2bmpX.dllを使用すれば、Excel上で可変形(jwc形式)の自動作図ツール自体
を開発する事も出来ます。
 定型の図面自体をGUIで必要項目を設定するだけで、自動作図する事だって可能
となります。

   [URL] http://hp.vector.co.jp/authors/VA003088/

参考として下さい。
バージョンアップに期待しましょう。

**************[HO-CAD Ver.2.40からの OLEサーバー対応について]***********************************

Ver.2.40から、OLEサーバーが対応されています。
上記、Yoshiki SAKAI様作のjwc2bmpX.dllを利用しての外部アプリケーショーン開発環境以外に
直接、Excelから、直接図形をHO-CADに描画できるようになってきています。
 この事により、建具コマンドに当るツールは、Excel等の外部アプリケーションから
HO-CADを直接コントロールして、指定の図形を書き込み出来るようになりました。
 時間がある方は、JWC形式保存を必要とするツールには、jwc2bmpX.dllを利用し
同時に、HO-CADに直接図形を送るツールを開発することが可能となっています。

 この機能を利用されたツールとしてHO-CAD専用掲示版で良く回答していただく
Tomohiro様がEXCEL2000で開発されたVBAマクロ HO_建具.XLS(HO_T.LZH)を公開されていますので
こちらも利用してみてください。

tomohiro様の公式ホームページ"禅の森"
   [URL]http://www001.upp.so-net.ne.jp/taguchike/index2.html

HO-CADの公式ホームページ
Yoshiki SAKAI様作jwc2bmpXの入手先
tomohiro様の公式ホームページ"禅の森"
▽建具コマンド対策1(HO-CADの未完成コマンド->建具の・・・・)
▽建具コマンド対策2(HO-CADの未完成コマンド->建具の・・・・)


環境設定が反映されない現象について

**********[ 困った事があったら掲示板に質問をして見ましょう!!(^^)p ]************************

 HO-CADは、現在も開発途上の汎用2DCADです。
現在も、未開発のままになっているコマンドや、環境設定を継承するハズが、
反映されないものも、必ずあります。
 また、個人で開発されているCADである以上、PCのハードデバイスの相性等は、
必ずしも、動作確認できないのは、言うまでも無く、UserそれぞれのPC環境を
再現することも不可能ですから、バグと思われる現象に遭遇したら、建築資料館の
HO-CAD掲示板に、"こんな現象に遭遇して、困っています。"と質問してみて下さい。
 ある程度、User同士の経験などで、回避する対策があるときがあります。

 また、それでも、対策が見つからない場合は、HO-CADの公式ホームページの
サポートのタグから、"バグ報告・改善要望"のメールフォームで、直接バグ報告を
送りましょう。

 バグ報告をする場合の最低限の報告内容について

1.HO-CADを導入しているPCの機種とメーカーを書いてください。
2.PCのCPUの書類とクロック 例). Celeron 233
3.RAM の容量 例 128Mb
4.ご使用OSの種類 例).Windows98SE
5.エラー又は不具合が起きた時に選択していたコマンド選択記録
 (メインメニューから、サブコマンドまでの選択状況)

例).[文字]->[ワンポイントフォント] ->任意サイズの文字を入力し
一旦、hoc形式でデータを保存してHO-CAD終了しました。
   翌日、HO-CAD起動して、先日保存したデータを読込みしたところ、
    任意文字データだけが、1文字分のスペースに重なって表示されます。
   掲示版にも、この現象の質問したのですが、"解決策がありません"と回答が
   ありました。

   とうか、対策をお願いします。<(__)>

 と言う感じの文章を送るようにすれば、作者様にも、状況が掴みやすくなり、
HO-CADの不具合現象を再現しやすく、原因が推測しやすくなります。
 
   


任意サイズ文字について

***********[ 任意サイズ環境設定が維持されないのは ]******************************

ワンポイントフォントや任意サイズの文字をHO-CADで使用して、通常のHOC形式で
保存したにも係わらず、次にこの図面データを読込すると、文字が全て重なったような
状態になってしまう現象が時々起こります。
 特に困るのは、線変形マクロで記入した文字等は、全て任意サイズ文字として
データ上に記録されていますので、この現象が出てしまう事は、結構深刻なことです。
 しかし、この現象は、いつでも起こる訳では無く、不規則に起こってしまう現象なので
作者である岡崎様も、原因を特定できていない為に、最新バージョンになっても対策出来
ずに時々起こる現象です。

*********************************************************************************

 図面データ hoc形式には、当然ですが、作図の環境設定が保存されいます。
しかし、現状起動環境設定の文字種タブの既存文字を変更するのチェックボックスの
チェックが起動環境から読込ボタンで文字種設定のみを読込んだ場合に外せなく
なっています。
 これは、以前から掲示板に結構投稿されている線変形マクロや任意サイズ文字等の
F1〜F10以外の任意サイズ文字について、文字間隔の値が、起動環境設定の
エディットボックスやコンボボックスのリスト欄に反映されるだけで、事実上関数には、
上手く反映されずに計算されて(多分マイナスの値として、セットされているバグです。)
文字化け(文字が重なる現象)を起こすと想像しています(T_T)。

 この現象の対策がまだ上手く出来ていないので、仕方なく起動環境から読込ボタン
で違う文字種を読込む場合は既存文字を変更するのチェックボックスの
チェック外せなくしていると思っています。
(別の文字種設定を読込んだ場合は、既存文字の文字種は全て任意サイズ文字扱いになる)
 文字化けの原因は、多分このあたりが、主な原因ですので、任意サイズ文字は、出来る
だけF1〜F10の文字にフォント変更するのが、チョット面倒ではありますが文字化けしない
ようにする対策です。
 
 本来、このバグが解消されれば、この様な面倒な作業をしなくてすむのですが、やはりバグ取り
作業は、作者である岡崎様も相当苦労されている跡が、この事で良くわかりますし、
頭が下がりますね。

 チョット不便かもしれませんが、バージョンアップに期待しましょうb(^^)v。

******<余談>*******(個人的な原因の推測です。)

この現象と粗同じ現象が、Microsoft製のOffice製品にも起こることを最近思い出しました。
 Microsoft製のOfficeでこの現象が起こるのは、OLE機能を使って、メタファイル化した、文字を
含む図形か、文字をオブジェクト貼付けした場合に、頻繁に起こります。

 現状、こちらの原因は、EXCELを例にした場合は、文字の属性を設定したワークシートデータを
別のBookのワークシートに、リンク貼付けした場合、貼付元の文字設定
(フォントの種類やサイズ、ワークシートのセルのサイズ等)が、貼付け先と同じ設定になっていないと、
とても起こりやすいというもので、そもそも、データは、メモリ上にemf形式(拡張メタファイル)で維持して、
貼付け先に表示するのですが、実は、この元となる、wmf(Windowsメタファイル)形式の段階で、メモリ上
の文字設定内容が特に、文字枠のサイズに対しての文字自体の設定が反映できないバグがあります。
 このバグは、古くは、Windows95頃のOLE導入当初から、現在のXPまで、完全にはバグフィックスされて
いない、とても、厄介なWindowsのリソース管理上のバグです。

 もしかすると、HO-CADも、同じ原因で起こっている可能性が高いので、HO-CAD側の
プログラム本体のバグでは無いような感じします。
 このように、解釈すると、いつも一定の条件で、この現象が起こらないことも
うなづけるのです。(私的な推測なので、本当のところは、解りません<(__)>)
メタファイルのバグともし同じ原因だと仮定すると、メモリリソースの空き容量が
一番の原因らしいので、HO-CADのキャンバス上に沢山の文字データがある場合や
沢山の図面ファイルを開いて作業している場合、画像データやオブジェクト挿入した
図面データには、とても起こりやすい事になります。

 対策は、今まで通り、任意サイズ文字として保存しない事が一番の対策となります。
▲任意サイズ文字について(環境設定が反映されない)


環境設定の印刷で線ピッチが反映されない

【 環境設定の印刷で線ピッチが反映されない 】

>[オプション]→[起動環境設定]で、印刷タブ選択時にプリンタ環境切替用タブ
>PC設定1、PC設定2の線ピッチの数値が読込まれていません
>どうすれは、読込できますか?

 オプション→起動環境設定での環境ファイル読込は、現在結構不具合が出ているようなので注意する
必要があります。
あまり頻繁に再現するのであれば、岡崎様にバグ報告のメールを送ってください。

 特に注意が必要な箇所は、文字関係と、寸法設定、印刷については、印刷色(黒以外)や線の太さ等、
 jwc形式ファイル読込み時のグループ名称、レイヤ名称などが上手く読込まれない。

 1.文字設定関係の不具合

  (1).環境ファイル読込した場合、線変形マクロで記入した文字の
文字間隔やサイズが反映されない。

    現象:線変形マクロで記入した文字が重なってしまう。
対策:文字編集->フォント変更で->f1〜f10の標準文字サイズに変更する。

  (2).環境ファイル読込した場合、任意文字サイズで記入した文字の文字間隔や
    サイズが反映されない。
 
    現象:記入した文字が重なってしまう。
対策:文字編集->フォント変更で->サイズ関係を再設定する。


 2.寸法設定関係の不具合

  (1).寸法値の離れや、引出し線の突出しサイズが正しく読込まれない。
    現象:0がセットされてしまう。
    対策:再設定する。

  (2).条件設定ウィンドウの文字設定ボタン[AA]から起動環境設定ウィンドウを
    開き、環境ファイル読込した場合、メモリ不足により、寸法設定が反映されず
    エラーが出るか、強制終了となる。

 3.印刷関係

  環境設定ファイルのPC設定1,2の線ピッチ数値設定が反映されない。
    現象:0がセットされてしまう。
    対策:再設定して環境ファイル書出しをして、環境ファイルを再読込みしてみる。

 4.その他

  次回起動時からこの環境で起動が、違う環境が読込まれて起動してしまう(T_T)。

 以上のような、現象が出る事がありますが、必ずしも再現されないので、
 メモリリソースの不足が関係しているのかも知れません。

参考として下さい(T_T)。


ばらばらなフォントで印刷される

【ばらばらなフォントで印刷される】

>パソコンによって図面内の文字のフォントが同じフォントで
>書いているはずなのに、ばらばらなフォントで印刷されてしまいます。

 この問題は本来ならば、hoc形式で保存した場合は、任意フォントで指定
した文字は、設定したフォントを保持するはずなのですが、
線変形マクロや任意フォントでの設定がかなりの確立で保存できない
バグが現バージョンにありますので。

 バグ報告を作者である岡崎様に送ってみてください。

このバグの対策ですが、苦肉の策なので、うまくいかないかも知れませんが
試してみて下さい。

[対策]違うパソコンで任意フォント等の設定を維持したまま渡す方法。
1.各PCに図面を作成した起動環境設定ファイル(*.hoi)を図面ファイルと
  一緒に渡し、無題シートの状態で渡した環境ファイルを読込む。

2.この状態で、渡したhocデータを読込みし、データが上手く渡っているか
  確認し、もしだめな場合は、項目3の内容を試してみて下さい。

3.図面を作成したPCで、ho-cadで渡す図面ファィルを読込みし、
  [複写]->[範囲選択]で図面データの全てを選択、用紙枠の左上コーナを
  基点として、クリップボードにコピーする。
  一旦ho-cadを終了して、エキスプローラでho_cad.exeのあるホルダを
  開いてHocTemp.ctpと言うファイルをコピーし(フロッピーディスク)等
  渡す先のPCでエキスプローラを使い先ほど保存した(フロッピーディスク)等
  からHocTemp.ctpをマウス右ボタンクリックでコピーを選び、
  ho_cad.exeのあるホルダに上書き保存して下さい。

4.ho-cadを起動し、最初に読込んだhocデータを読込し、図面データを
 [削除]で全図面データを選択し削除して、描画エリアに何もデータが無い状態
 として下さい。

5.[複写]->[貼付]を選択し図形を掴んだ状態のまま、上部メニューバの
  レイヤ【書込レイヤ】を【書込グループ】に変更して用紙枠の左上コーナ
  を基点に貼付けすれば、一応データが渡せると思います。

この方法は、苦肉の策なので、本来バグが解消されれば、この様な面倒な
操作をしなくていいのですが、手直しするデータが多い時など、浦技として
使ってみてください。

参考として下さいb(^^)v。


寸法の起動環境設定に変な値が設定される

【 寸法の起動環境設定に変な値が設定される 】

>以前にHO-CADで作成した図面データを読込したところ、寸法値の文字が重なって
>表示されます。
>どうすれば元の状態にもどりますか

 個人用の起動環境設定はされていますでしょうか?
出来れば、無題の状態で[オプション]->[起動環境設定]で、個人用の起動環境設定
をして、[環境ファイル書出]ボタンで、MySETing.hoi等の名前で保存してください。
"次回起動から、この設定で起動します"というダイアログが表示されたら、[はい]を
選択してください。
 この状態で、一旦、ho-cadを終了して、改めて、HO-CADを起動して、
[オプション]->[起動環境設定]の寸法タブで、設定した寸法値フォントになっているか
確認して、設定どおりのフォントが表示されていれば、多分、以後は、フォントを変更
すれば、全ての寸法値に反映される状態となると思います。

しかし、[オプション]->[起動環境設定]の寸法タブで、寸法値のフォント設定の
コンボボックスに[ ・]と表示されているのであれば、[ ・]
をクリックして、MSゴシックを選択して、更に、文字高、文字幅、文字間隔の値を
見てください、多分ですが、文字高や、文字幅、文字間隔が、とても大きい値が
設定されている可能性があります。
 ちょっと原因は良く解らないのですが、環境設定値の読込に失敗すると、
この状態になる場合がありますので、慌てずに、文字高や、文字幅、文字間隔を
設定し直してください。

注).寸法値は、寸法の属性要素としてHO-CADでは、管理されますが、データ的には、
  文字設定環境に関連したエリアに保存されていると推測しています。
  上記のような状態に成ってしまっている場合は、何らかの理由で、データポインタが
  ずれて環境ファイルが読込まれている可能性が高く、特に文字データの文字間隔部の
  設定に変な値が設定されてしまい文字間隔がマイナス値で設定したように、
  文字が重なってしまう場合があります。
  (寸法値の文字ではなく、多分、任意サイズ文字があれば、任意サイズ文字、
   次にF1〜F10の順に優先して影響が出てくるような気がしています。)

このことは、重要な図面データ上でおかしくなってしまった環境を設定し直すのは、
  かなり危険な事を暗示していますので、充分注意して成るべく、オリジナルデータを
別ホルダにコピー、ファイル名を別の名前にしたファイルを使って再設定すること
  をお勧めします。
   旨く、設定が直ったら、[環境ファイル書出]ボタンで、MySETing.hoi等の名前で
保存してください。
"次回起動から、この設定で起動します"というダイアログが表示されたら、[はい]を
選択してHO-CADを終了し、再度HO-CADを起動して、様子を見てみてください。

 HO-CAD Ver1.90あたりから、何故かこの不具合現象が出ることがあり、本掲示版でも、
 結構対策を質問されているのですが、再現性が無い為に、不具合の傾向などを私自身も
 把握できていませんので、この程度の対策しか、ご紹介できません<(__)>。

多分、作者である岡崎先生の所にも、文字間隔の問題か、寸法値等の部分で不具合の報告
は、多数送られているのでしょうが、再現性が無い為に、原因を特定できていないのだと
思っています。
 
 完全な対策でなくてすみませんが、試してみてください。
バージョンアップに期待しましょう。
参考としてくださいb(^^)v。


文の文字が、同じ位置に重なってしまう

【 文の文字が、同じ位置に重なってしまう 】

>Dra-cadで作成したファイルをjwcに変換し、Ho-cadに変換した図面で、
>印刷される文字が変化(文字>幅が小さくなったり、大きくなったり)
>してしまう現象が出ています。

 この問題は、多分、保存ファイルの環境設定読込時に何か問題が有るのだと思いますが、
原因は、あまり、良く解らない状態です。

 取りあえず、jwc形式で保存する以外に、一旦、hoc形式で保存したデータを使って見てください。
また、印刷が旨くいった場合に、[オプション]->[起動環境設定]で、(図面ファイル名).hoiと言う
環境ファイルを書き出しておいて、もし、後に印刷で同じような不具合状態となった場合に、
(図面ファイル名).hoiを後から読込みしてみて、様子を見て下さい。

完全な対策でなくてすみません。
参考としてくださいb(^^)v


環境設定(JWF)をHOで使用できますか

【 jwcadの環境設定(JWF)をHO-CADで使用できますか 】


>hocadにjwcadの環境設定をデータで上書きして写すことは可能ですか?

現在のところ出来ません。
 以前から、環境設定をテキスト形式でという掲示がありましたが、
残念ながら検討されていないようなのです。
******回答した当時は、検討されていなかったようですが、現在は、検討さているようですが

   今のところ、まだ、採用されてはいません。VerUpに期待しましょう!!

>複雑な操作が必要な場合、やり方も教えていただけるとありがたいのですが・・・。

 環境設定を設定するのを説明する方法は、大きく分けると二つあります。
1.メインメニュー[オプション]->[オプション]

HO_OPT_OPT1.PNG - 244,135BYTES画面設定:画面背景や各pen等の画面表示色画面サイズと
      印刷用プレビュー画面表示線幅の強調度も設定できます。
     "次からこの設定で起動する"のチェックボックスにチェックすれば
     次回から設定する必要はありません。

















HO_OPT_OPT2.PNG - 244,135BYTES操作設定:マウス等の操作指定方法を設定

 ・マウス左ボタンドラックメニューを使用する/しないを設定
      (特に動作上問題が無ければチェックボックスにチェックして下さい。)
 ・マウスセンターボタンをメニュー選択にしようする/しないを設定
      (使用しているマウスにより、決めてください)
 ・クロスラインカーソルを使用する/しないを設定
      (御好みなので、好きな方をもし使用するならチェックして下さい。)
 ・非サーチレイヤのデータを読取の対象にする/しないを設定
  (読取の対象にするがお勧めです。)
 ・数値入力の際に電卓を使用する/しないを設定
  (これは、簡単には説明できないので、一通り試してみて自分の操作
  に合ったものを選択チェックして下さい。)








HO_OPT_OPT3.PNG自動保存:作業バックアップ用の自動保存間隔(分)を設定します。
      (通常は、自動保存するにチェックし、10〜20分間隔程度がお勧め!!)



















HO_OPT_OPT4.PNG - 244,135BYTESその他:読込データファィル履歴をファイルに書出すかを設定
      (御好みなので、好きな様に設定して下さい。)



















2.メインメニュー[オプション]->[起動環境設定]
 
  こちらは、とても全てを掲示板で説明できないので、構成と設定がファイルから
 引継げないものについてのみとします。
 jw-cadからの環境を引継ぎたい場合は、jwc形式のファイルを読込んでから
 設定すると文字サイズ等は割りと簡単に設定できます。

HO_OPT_KANYOU1.PNG - 415,036BYTESグループ:各グループ名や線色・線種切替時のレイヤ指定と
      切替コマンドや縮尺設定をします。
 
   (線種切替については、現在6種類のみ指定可能で
   実線、点線、破1、1点1、2点1、補助線となっています。)























HO_OPT_KANYOU2.PNG - 415,036BYTESグリット:jw-cadで言えば目盛間隔を設定します。



























HO_OPT_KANYOU3.PNG - 415,036BYTES 文字種:[f・1]〜[f・10]のpen文字サイズ(高、幅)、文字間隔、
      フォントの設定、補助文字は0です。


























HO_OPT_KANYOU5.PNG文字基点:文字基点位置と縦横のオフセットと、
      引出し線の矢印サイズの設定


























HO_OPT_KANYOU6.PNG - 415,036BYTES   寸法:寸法引出し線の突出値、寸法値の離れ値、
      両端の処理(点/矢印)

      矢印:長さ値、内角度、
      文字:フォント、文字サイズ、間隔、文字種
      小数点以下の桁数、寸法値の","付加、
      小数点以下の表示桁数、単位、
      円径の踏rの表示位置、
      寸法値のまるめ値を設定します。
 (寸法設定は、jw-cadと記入概念が違うので、必ず設定して
  下さい。)

















HO_OPT_KANYOU7.PNG - 415,036BYTES   印刷:印刷時のPENの色・太さ・点のサイズ、
      線種毎の線ピッチ設定
   (各PENの印刷色は、グループレイヤ毎に設定可能で、
   全て黒とする場合は、"全グループにコピー"ボタンを
   クリックで設定可能です。)























HO_OPT_KANYOU8.PNG - 415,036BYTES測量:測量データが書き込まれるレイヤ設定、
    プロットマークの線色と測点種別・表示/非表示、
    項目表示及び文字種の設定をします。

























 以上を設定し、環境ファィル書出しボタンで、図面種毎に種別名等のファイル名を付けて書出して完了です。

(出来るだけ、数種類<文字種設定だけ変えたものや、縮尺の違う設定等の設定を作成しておくと、色々と便利です。)

 次回起動から、最後設定した環境でHO-CADが起動できます。

 また、別の環境に変更する場合は、環境ファイル読込で別環境に変更できますし、裏技としては、*.hoc形式で
各設定の図面枠データを用意しておくと、図面枠データを読込むだけで、文字種や印刷設定が出来てしまいます。
(但し、寸法関係や、測量は、読込れない場合があるので、出来るだけ共通となるように工夫が必要ですけど!!)

大雑把ではありますが、一通りの基本設定の説明です。

  参考として下さい・・・・・・b(^^)v。



画面表示の設定




非書込み線の色設定

【非書込み線の色設定】

>非書込み線の色は変えられないのでしょうか?

この場合は、[オプション]->[オプション]で"画面設定"のタブを選択し、[非サーチレイヤのデータ]をクリックすれば、
色取得ウィンドウが開きますので御好みの色に設定して下さい。
 また、次回ho-cadを起動した場合に同様の画面設定にしたい場合は、"次回からはこの設定で起動する"の
チェックボックスをチェックすれば、以後は設定が引継がれる様になります。

参考として下さいb(^^)v。


寸法線の色設定

【寸法線の描画色設定について】

>寸法線の色は変えられないのでしょうか?

 まず、寸法線の描画色設定は、[オプション]->[オプション]->"画面設定"タブの[寸法データ]を
マウス左ボタンクリックで色取得ウィンドウが開きますので御好みの色に設定して下さい。

 また、次回ho-cadを起動した場合に同様の画面設定にしたい場合は、
"次回からはこの設定で起動する"のチェックボックスをチェックすれば、以後は設定が引継がれる
様になります。
 印刷する場合のpen設定は、[起動環境設定]""印刷"でPENの設定をします。
 
 次に、寸法線と寸法引出し線、寸法値、端末記号(矢印・点)については、dos版JW-CADと
寸法関係データ構造が違う概念で作図されています。

 HO-cadでは、寸法線と寸法値、端末記号を一つの構造体(一体として扱うデータ)とし、定義して
います。

 その構造体中の要素として寸法引出し線、寸法線と端末記号、寸法値表示枠が定義され、特に
寸法線は、属性として、寸法定義点(寸法開始基点と測定点の二つ座標)とその座標から計算した寸法値
が記録されます。

 寸法線は、一般の線データでは無く、寸法開始基点から測定点までの図形座標を基に計算して作図
していますので、直接[線消]コマンドで寸法構造体の1要素を取得して消す事は出来ません
(一体として扱うデータ)。
 寸法値は、測定値が更新されると、文字データとして、同じく寸法値表示枠に反映されます。

 文字データで有る寸法値自体は、文編集で寸法値を変更できますし、寸法値表示枠も、移動可能ですが、
寸法構造体の1要素で有る事は変わりませんので、[文字消去]では、消去できない事となっています。

消去可能なのは、全要素を含む寸法構造体と言う事になります。

 しかし、HO-CADのユーザーは、dos版JW-CADから移行された方が多いので、[要素分解]というコマンドで
寸法構造体を分解し、線データと端末記号(矢印)文字データにする事で、データの互換性をとる事が可能
となっていますし、 一旦jwc形式で保存してしまえば、同様の状態にする事が可能です。

解り辛いと思いますが、参考として下さいb(^^)v。


HO_CADで縦、横別々の縮尺に出来ますか

【HO_CADで縦、横別々の縮尺に設定できますか】

>HO-CADで縦軸と横軸の縮尺を変えることは可能でしょうか?
>もし、出来るのならば、設定方法を教えてください。

 "HO_CADで縦、横別々の縮尺で作図は出来るのか?"という御質問は以前から、当掲示板で結構投稿
されています。

 結論からいいますと、HO-CADとしては、縦横のを別々の縮尺とする事はできません。
(現在、HO-CADのWin32APIでしようしている関数では、座標マッピング関数のパラメータは
mm単位の設定をしていると思いますので、その場合の制限事項には、"縦,横ともに
最小のピッチが同一の数値に設定されるというものがありますので、特別な設定でもしない限り
縦,横の倍率に設定する事は、かなり難しいことなのです。)

 しかし、一旦、縦横を同縮尺のまま作図して、[移動]->[数値倍率]でX、Yの倍率を[1,0.5]の様にする
ことで、作図することが出来ます。

 また、測定や寸法については、グループレイヤを縦用縮尺と横用縮尺にそれぞれ分けて設定すれば、
一応、御要望に近い形の図面は描ると思います。

 この御要求は、結構土木関係の方々を中心に結構投稿されていますので、作者である岡崎様に直接、
機能追加の御願いメールを送ってみて下さい。

 現在、岡崎さまは、本業が大変忙しいということなので、直ぐに対応を検討をしてもらうことは無理
ですが、それなりの数の機能追加要求が届いていれば、対応してもらえる可能性が高くなると思います。

ISHYUKUSHYAKU1.PNG - 2,361,441BYTES

参考として下さいb(^^)v。



画面表示の点線の線長・間隔の設定出来ますか

【 画面表示の点線の線長・間隔の設定出来ますか 】

>HO-CAD バージョン2.21で線長・間隔の設定をしたいのですが、
>画面左下の「文字種設定」「印刷」で長さ、間隔を設定しても全然変わらないのは、
>なぜでしょうか。

 多分、画面表示の線種をさして、いるのでしょうか?
画面に表示している点線や破線は、HO-CADでは、間隔等を今のところ
USERが勝手に設定することは出来ないようです。
 HO-CADの表示系には、まだ、開発途上部分がある都合で、ソフト側で、画面表示線設定を
決定していると思われます。
HO-CADは、リソースが結構必要なため、作者様の設定している表示線は、一番問題の
少ないものになっていると思います。
起動環境設定で設定している線長・間隔は、印刷結果に反映されるもので、描画している
画面には、反映されていません。
 画面上線描画設定を反映出来るものは、線の太さ(線幅)です。
[オプション]->[オプション]画面設定のタブで、印刷状態表示の線幅表示強さの
スライドバーで線幅の表示反映率を設定できます。

HO_OPT_OPT1A.PNGHO_OPT_OPT1.PNG - 244,135BYTES

PEN_SIZE_CH.PNG - 2,361,441BYTES

参考としてくださいb(^^)v。


画面表示で削除した線の残像が出ます

【 画面表示で削除した線の残像が出ます 】

>HO-CADで、[線 消]で消したはずの線が表示されたままだったり、
>範囲指定時のマウス選択した線や文字の色が、コマンド終了後も図形選択色(赤色)表示のまま
>で、大変見づらい状態です。
>どうすれば、正常に表示されますか?

この現象が出る場合は、ほとんどの場合はハードウェアアクセラレータの設定の問題ですので
下記の設定を試してみて下さい。

@ 画面プロパティの効果ですべての色を使ってアイコンを表示する以外はチェックをはずす。
A 画面プロパティの設定で 16ビットHighColorにする。
B 画面プロパティの設定-->詳細-->パフォ-マンス-->ハードウエアアクセラレータを
  下げる。
  Webタグの□Active Desktop・・・ のチェックを外す。
C 画面プロパティの設定タグの中の詳細ボタンを押すと、パフォーマンスの設定がありますので、
  グラフィックスのハードウェアアクセラレータの設定を(基本)にしてください。

これで直らない場合は、ハードウェアアクセラレータの設定を(無し)にしてください。

外していたらすいません<(_)>。
参考として下さいb(^^)v。





印刷色の設定について




印刷時寸法線の線色を変更するには

【印刷時寸法線の線色を変更するには】

>印刷時寸法線の線色が変更できません。

 印刷時の寸法線pen毎の色設定は、各グループレイヤ毎に設定が可能です。
基本的には、画面表示色関係を設定する場合は、[オプション]->[オプション]画面で行います。
 印刷時の寸法線をカラー印刷する場合には、チョットテクニックが必要となる場合があるので
多少ややっこしい説明となります。
 
 HO-CADは、dos版jw-cadと同様で6本のpenで太さを表現する事になります。
 しかし、penの色はグループレイヤ毎に6本のpenにそれぞれ色を設定できます。

御質問の内容を踏まえて、penの太さ6種類とも図形の表示に黒色で使用していてしかも、
寸法線をpen1の太さで、赤色で印刷したい場合を想定して説明します。

(注、この説明では、図形の縮尺は一種類と仮定しての説明です。)

1.印刷時同じpen番号で違う色で印刷する為の準備

 メインメニューから[オプション]->[起動環境設定]で"クループ"のタブで更に、
 図形を書くグループレイヤタブ(0〜F)から1つ選び、名前のTEXTBOXに"図形1"
 と入力し、縮尺を設定して下さい。
 同じくグループレイヤタブ(0〜F)から"図形1"で選んだグループ番号のとなりタブを選び
 名前のTEXTBOXに"図形1寸"と入力し、"図形1"と同じ縮尺を設定して下さい。

2.PENの印刷色設定(寸法線のPEN Noを1と設定していると仮定して説明します。)

 [起動環境設定]ウィンドウ"印刷"のタブで更にグループレイヤタブ(0〜F)で"図形1"の
 グループレイヤ番号のタブを選び、グループ別のペン番号ごとの印刷色設定フォームで
 1〜6が黒色に設定されいることを確認します。
  もし、1〜6で黒色以外が設定されていた場合は、実際に色が表示されている枠を
 マウス左クリックすれば、色設定ウィンドウが開くので、"黒色"を選択"OK"ボタンを
 クリックで黒色が設定できます。
 更に、グループレイヤタブ(0〜F)で"図形1寸"のグループレイヤ番号のタブを選び、
 グループ別のペン番号ごとの印刷色設定フォームでPEN1の実際に色が表示されている
 枠をマウス左クリックし色設定ウィンドウで"赤色"を選択"OK"ボタンをクリックで赤色が
 設定できます。
  
以上で、PENの太さ6種類とも図形の表示に黒色で使用していて
しかも、寸法線をPEN1の太さで、赤色で印刷したい場合の設定ができましたが、図面を書く際に、
図形は、"図形1"グループレイヤを選択して記入し、その図形の寸法を記入する場合は、
"図形1寸"グループレイヤを選択して記入して下さい。

あとは、カラープリンターで印刷すれば、寸法線だけ赤色で印刷される筈です。
参考として下さいb(^^)v。


レイヤ毎の印刷線幅設定について

【レイヤ毎の印刷線幅設定について】

>レイヤ毎の印刷線幅設定は出来るのでしょうか?

レイヤ毎の印刷線幅設定についてですが、一応メインメニューの[オプション]->[起動環境設定]
で設定できますが、線種については、一応6種類(実線、点線、破1、1点1、2点1、補助)
の対応となります。

基本的には、ho-cadのディスプレイ上の描画エリア(キャンバス)での線幅は、描画線色(pen)に
対応していますので、レイヤ毎の線幅設定は、レイヤ毎にpenの色を変えて作図する意味となります。
従って、印刷線幅設定とは、全然意味が異なります。

 設定方法は、まず、[オプション]->[起動環境設定]を選択し起動時の環境設定のウィンドウで
各グループのタブで線色(線幅)を設定したいグループレイヤ番号タブを選んで下さい。

設定画面上で"名前:","縮尺:"のLABELとTEXTBOXがあり、その下に、"線色・線種切替時のレイヤ"
の設定用DBGrid(表枠)があり行には線種、列には、pen番号の表題が振られいるので、実線の行で、
左から0,1,2,3,4,5と入力(レイヤ番号)した場合は、実線で

 pen色を白色選択すると、レイヤ1に切替わる
 pen色を緑色選択すると、レイヤ2に切替わる
 pen色を黄色選択すると、レイヤ3に切替わる
 pen色を桃色選択すると、レイヤ4に切替わる
 pen色を青色選択すると、レイヤ5に切替わる
 pen色を水色選択すると、レイヤ0に切替わる

設定となります。

但し、この様な設定は、色々な図面を書く場合に、必ずしも、統一できない場合が多いので、
[環境ファイル書出]で起動環境設定を標準環境.hoi以外の名称(myseting1.hoi等)で設定を保存して
ください。

これ以外にも、色々(コマンド選択時の線種・線色・レイヤ設定)と設定する事も出来る様に準備
されていますが、コマンド毎の設定等は多分出来ないものが、かなりあると思います。

参考として下さいb(^^)v。


印刷時の縮尺変更方法について

【 印刷時の縮尺変更方法について 】

>印刷時にA3用紙枠に収まるように書いた図面をA4に縮小して印刷するには
>どの様に設定すれば良いのでしょうか?

 印刷時の縮尺変更は、HO-CADでは、[入出力]->[印刷]->[通常印刷]で
印刷イメージ表示状態(背景色:白)の上部にサブメニューが表示されます
その中に、"倍率(%)=[100.0000]"と表示されたテキストボックスで実は
設定します。

 因みに、A2->A3 の場合、コピー機等では、70%ですが、レーザープリンタの
場合、マージンがあるので、用紙ぎりぎりの図面枠などは、一部欠けて印刷され
る場合が多いので、68%〜69%位に設定して出力すると良い様です。

A3->A4 68%〜69%
A1->A3 46%〜48%

 また、印刷範囲は、用紙の左下基点となっているので、多少左下方向にずら
してから印刷して下さい。
 もう一つ、[グループ別連続印刷]で印刷する場合は、一度[通常印刷]側で
倍率を設定して下さい。

(グループ別連続印刷側では、設定を受付ていないみたい(T_T)。)

こんな感じで宜しいでしょうか?
参考として下さい。


JWCとHOのプロッター出力範囲について

【 JWCとHOのプロッター出力範囲について 】

>dos版JW-CADでのプロッタ出力では、印刷出力範囲に収まっていた図面データを
>HO-CADで出力すると、何故か印刷範囲に収まりません。
>なぜ印刷出力範囲に収まらないのでしょうか?

 dos版JW-CADとHO-CADの印刷出力サイズの違いについてですが、dos版JW-CADは
プロッター出力範囲は、jw-cadのプッロターファイル(JWP)で範囲を定義していますので
用紙ぎりぎりの範囲設定が可能でした。

 しかし、windowsアプリケーションであるHO-CADやjw-winは、ご指摘の通り、メーカー付属の
windows用プリンタドライバを介した印刷となり、プッロタと言うより、プリンタとしての扱い
となるため、用紙に対するマージン(余白)が本来のプロッタより、多めに設定されてしまいます。
このことにより、dos版JW-CADで用紙サイズぎりぎりに書かれた図形データもこのマージン部分に
入ってしまうので、欠けてしまう場合がよくあるのです。

 しかし、そのような場合windows用プリンタ又はプロッタでは、機種にも依りますが用紙サイズを
大きくしたオーバーサイズISO A0〜A4といった用紙サイズでマージン部分を吸収する方法がでカバー
しているものと思います。

 また、印刷した図面で実測しないのならば、プリンタの縮尺率を96%前後に縮小して、マージン部分を
吸収するなどの工夫が必要なのです。

[余談]
 AutoCADでのプロッタ出力でも、ある意味で、通常は正確な縮尺サイズで印刷はされていません。
たとえば、A2の用紙サイズを指定して、データ上に、A2と同じサイズとなるように矩形のデータを
書いた場合、印刷結果は、何故か、A2サイズの用紙に用紙サイズと同じはずの矩形が書き込みされます。
 これは、AutoCADでは、印刷結果での寸法が、正確な長さで出力されるよりも、用紙範囲内に
描画図形データが収まって印刷される様に、印刷結果を幾らか縮小して出力している事を意味します。

 現在、CADでの図面を扱う場合が、多くなってきているので、長さや大きさを計測する場合に
紙上の印刷物よりも、CADソフトでのデータ上の値を計測し、その数値に基づいて、物を作るという
事の表れですね。
 寸法値(数値)は、印刷結果の計測よりも重要視されることは、時代の流れで仕方の無いことだと
思いますが、本来ならば、机上での、図面も、寸法通りに印刷されるべきなのでしょうね。

(印刷物も、以前は、かなり正確に印刷されていたので抵抗を感じるかも知れませんが、現在では、
データ精度は、小数点以下15桁以上の多倍数精度を要求する場合も増えてきているので、印刷結果を
定規をあてて、計測では、追いつかないと言うことだと思います。)

図面を手書き時代から扱っている方の中には、多少抵抗があるかも知れませんね。

 参考として下さい(^^)v。


HOの印刷結果について

【 HOの印刷結果について 】

>正方型の図形がプリントアウトすると縦が0.5ミリ小さくなる!

 一概に、プリンタとも、ドライバの問題とも、この段階では、原因を特定するのは難しいです。
 とくに、プリンターは、駆動系が関わっていますので、0.5mmの誤差は、選択している用紙サイズにもよりますし、
 ドライバでの余白の設定で、印刷範囲外まで、データがある場合など、色々考えられますが、印刷結果物を
 図面としてでは無く利用されるのでしょうか?

 紙自体は、湿度や温度により、かなり伸縮もしますし、使用している用紙の材質も関係すると思います。
 インクジェットプリンタは、ヘッドの位置のずれが、どうしても出てきますし、レーザーショットの場合は、熱とスペースの
 都合で用紙を曲げて印刷しますので、確実に寸法が守れるかは、プリンタの使用年数など、要因が大きく影響すると
 思います。

 ho-cadとしては、単純に考えると、ベクタデータを出力しますので、数値としては、問題ないと思います。

 余りにも、要因がおおいので、どれが原因とは、特定するのは、無理です。

  また、それ程精度のいる出力結果が必要ならば、出力装置をプロッター等をキャリグレーションし、調整した、装置を
 使用すべきですね。
 コスト面から見ても、プリンターは、プロッター程の精度を求めるのは、おかど違いですね。

参考として下さいb(^^)v。


起動環境設定の印刷タブでのPC1,PC2とは

【 起動環境設定の印刷タブでのPC1,PC2とは 】

>[オプション]->[起動環境設定]で起動環境設定ウィンドウの"印刷"タブ選択時に表示される
>PC1,PC2,ファイルの印刷環境設定で、それぞれに何を設定する為のものでしょうか?

 [オプション]->[起動環境設定]で起動環境設定ウィンドウの"印刷"タブ選択時に表示される
PC1,PC2,ファイルの印刷環境設定について、現状、正確なところは、私にも解らないのですが、
PC環境切替タブの利用方法の一例として、回答します。

 最近、LAN環境などでPC周辺機器は多数接続されて運用されいるケースが殆どです。
 HO-CADも各PCで周辺機器毎に違う設定に設定し直すのは、結構大変です。
こと印刷等は、カラープリンタやプロッタ等で印刷品質違いが顕著に出てしまいますから・・・・(T_T)。

 通常HO-CADは、ファイルを読込んだ場合は、,ファイルの印刷環境設定が優先順位が最も高くなって
いるはずです。

 私の場合、通常印刷する機器は、モノクロレーザープリンタですので、PC1のタブには、何時も
同じモノクロレーザープリンタで思った通りの線の太さや点線の間隔となる様に設定しています。

PC2のタブには、客先等にプレゼン資料を印刷する場合用に、カラープリンタで思った通り印刷出来る
ように、色、線の太さ、点線の間隔、等をプリントアウトしながら、調整して、設定しています。

ファイルタブは、起動環境設定で設定されていた状態例えば、PC2環境であれば、そのPC2印刷環境設定値
が、hoiに保存される為、次にファイルを読込みすると、ちゃんとカラー印刷出来る状態という訳ですね。

また、この様な限定したPC印刷環境設定を"myPCspec.hoi"等で環境ファイルを作っておけば、他の
環境設定を変える場合の元と出来るので、大変便利と思います。

( この様な設定方法は、dos版Jw-CADとsh32を併用して使っていた方々には、割と多く実践されていた
 と思いますが、ある意味、完全なWindows環境でjwc+sh環境をHO-CADは、引き継いでいると思っています。)

参考としてくださいb(^^)v。


カラープリンタ用の印刷環境を別に設定するには

【 カラープリンタ用の印刷環境を別に設定するには 】

>[オプション]->[起動環境設定]で起動環境設定ウィンドウの"印刷"タブ選択時に表示される
>PC2にカラープリンタ用の印刷環境を設定するには、どうしたら良いでしょうか?

起動環境設定でのグループレイヤ毎のPenカラー設定方法を解説いたします。

1.[オプション]->[D起動環境設定]を選択して、起動環境設定ウィンドウ
 を表示し、タイトルバー下辺りのタブで[印刷]を選択します。

2.ウィンドウ左側面にある[PC2](カラー印刷環境を設定用にすると仮定)選択します。
  印刷のタブウィンドウの上部に更にグループレイヤ印刷設定切替タブがあり共通する
 [グループ別ペン番号ごとの印刷色]タブウィンドウが表示されます。

 まず、グループレイヤ[1]を画面表示色相当(PEN2は黒色にする。)に設定する
 と仮定して、解説してみます。

 背景色にぺン表示色で1〜6の背景色にぺン表示色で1番号が描画された矩形6個と
 その下側に、デフォルトペン番号印刷色(黒色)でベタ塗りされたビットマップボタンが
 6個表示されている筈です。

3.グループレイヤ[1]のタブをマウス左ボタンクリックで選択しておきます。
 背景色にぺン表示色で1番(PEN1)矩形下側のビットマップボタンをマウス左ボタンクリックすると
 "色の設定"ウィンドウが表示されますので、PEN1の画面表示色相当の色を選択して、[OK]ボタンを
 クリックして下さい。
 この操作でPen1の印刷色が設定できます。

4.同様にPen2〜Pen6の印刷色設定をすれば、グループレイヤ[1]のぺン印刷色設定が完了です。
 次に、グループレイヤ[2]タブを選択して、[1]でのぺン印刷色設定と違う色を同様に設定すれば、
 グループレイヤ[0]のぺン印刷色設定が全て黒色で、
 グループレイヤ[1]が画面表示色相当(PEN2は黒色にする。)ペン番号印刷色設定、
 グループレイヤ[2]が[1]と、また違う色の組み合せでペン番号印刷色設定が出来るはずです。
 後は、地道に、グループレイヤ番号タブ毎に違うペン番号印刷色設定を繰返すだけです。

(注).起動環境設定ウィンドウ[印刷]での[PC1]、[PC2]タブで設定したペン番号印刷色設定は、
   環境設定ファイル(hoi形式ファイル)に保存されるのではなく、HO-CADを起動したPC本体の
   レジストリに保存されます。
    この事を利用して、[PC2]タブを選択して、カラー印刷用の標準環境ファイルを作っておけば、
  カラー印刷用環境バックアップ用とも成りますし、他のPCに同様の設定をする場合に都合が
  いいと思います。
    また、実際に、印刷時に、モノクロとカラー印刷を交互に切り換えたい場合は、
  [入出力]->[A印刷(R)]->[通常印刷(L)]->[プリンタの設定]->印刷プレビューウィンドウ上の
  上部メニューバーに[@線幅・ピッチ・印刷色の設定]を選択すれば起動環境設定ウィンドウの
  印刷タブ設定とは別に一時的に切換えたり、設定変更してから、印刷する事も可能ですので、
  試してみて下さいね!(^^)d。

参考としてくださいb(^^)v。



2.5D対応になる予定はないのでしょうか

【 2.5D対応になる予定はないのでしょうか 】

>2.5D対応になる予定はないのでしょうか?

2.5Dは、HO_CADのホームページに記載されています様に、作者である岡崎氏は、
2.5Dには残念ですが、対応させるつもりは今のところないようです。

 しかし、現在HO_CADを使用しているユーザーの殆どが、当然DOS版JW-CAD,JWWや
SH36,LillCAD,PC定規といったJWC互換のフリーのCADを通常は、適材適所で切替て
使用するのが一般的です、2.5Dの機能はJWWとJW-CADで対応していますし、JWCでデータを保存すれば
HO-CADで2.5D化したデータは読込み可能です。

 また、JW-CAD用外部変形バッチファイルの中には2.5D化(ワイヤーフレーム)させるものもあります。
JW-CAD用外部変形バッチファイルを使用すれば、HO-CADの外部変形マクロの読込み対応しているもの
有ると思いますので、今のところはJW-CADの外部変形ファイルを探してみてはいかがでしょうか。

 3D化については、多分ですが、JWC形式を引継いだままでは、難しいと思います。
しかし、HO-CADやJWW、DOS版JW-CADで作成した2Dのデータから、平面、正面、側面を組み合わせて
立体化できればと思うことはしばしばですし、一部市販のCADでは、JWの操作性のまま3Dの図面
を作成できるものもありますが、非常に高価なものであるのと、PCのマシン性能等を最高レベルにする
必要が有ったりして、まるっきりコストをかけないでというのはかなり難しい状態です。

建築関係の方々ならば、イエスマイハウスやPratsといったフリーウェアのソフトが存在しますが、
他の業種では、今のところ、これと言ってフリーウェアでは、無いように感じます。

 現在、私が個人的にHO_CADや、JWWのデータから3D化させる方法としては、ちょっと面倒なのですが
下記の流れで3DCADのデータ化から動画データにするなど一連作業を個別ソフトを利用して、このデータを
変換しながら、加工して行く方法で行って実現しています。

 ちなみに全てフリーウエアを利用しているので、コストはかかっていませんし、また、PCのマシン性能も
ごく普通のWIN98SE,CPU:CELERON233,メモリ64と言ったものです。
但し、処理時間は当然メチャメチャ遅く、業務等に絶えるものではありませんが、参考になれば
いいのですが・・・・・(^^!)v。

HO_CAD ->*.JWC -(AJ-DXF)-> *.DXF -(Solid Edge Origin)->*.VRML-(STRATA3D or BLender)->*.mpg

HO-CADやJWWのDXFをSTRATA3Dでは読込み可能ですが、立体化する際にかなりの知識が必要な上に、
平面図等の一方向のデータしか流用出来ないのと、計測等の機能が無いので、サイズを指定して造形を
描画していくのには、向いていないようです。

 しかし、テクスチャーや動画等を作成した場合は定評があり、何より動画を作成出来るのが魅力です。

 Solid Edge Originを利用しているのは、当然STRATA3Dで弱い部分の計測等の機能が充実している他
パーツ毎に3Dデータを作成し、組合せして一つの物体を作成できるので構造物や機械関係の図形を作成
しやすい上、2Dのdxfから立体化する機能が他のcadより解り易く感じているためです。


HO-CADを操作中にエラーが出る場合には

【 HO-CADを操作中にエラーが出る場合には 】

>「リストのインデックスが範囲を超えてます」と表示され保存できません。

 上記、エラーの意味としては、ho-cadについて言えば幾つかの原因が想定できるので、
もし、他のメニューコントロールが効くのであれば一旦、hoc形式かjwc形式でデータを保存し、
ho-cadを終了後に再度保存したデータを読込するのが、一番確実な方法ですが、
 もし、他のメニューコントロールを選んだ時点で再び「リストのインデックスが範囲を超えてます」の
ダイアログ表示された場合は、原因部を編集できなくなっているので、現在編集中のデータを諦めて、
ho-cadを終了し、改めてバックアップファィルを読込めば、バックアップの時間設定にもよりますが、
一からの書き直しはしなくて済むと思います。
 
「リストのインデックスが範囲を超えてます」については、私の場合、下記を試しますが、基本的には、
バックアップファイルから復旧を地道に行う事の方が多いです。

[ho-cadでこのエラーが出た場合の意味]

 "想定している関数(指定メモリ)に予定外のデータがセットされた場合"が
 このエラーの原因のようです。具体的には、下記に示すものが多い様です。
 
 1.ho-cadで、dxfを読込んだ場合など、指定描画エリア外にゴミデータ
  がある場合。
 
  [対策]
   メインメニュー[消去]->[範囲指定](用紙枠範囲を選択する)
->[範囲外消去]で用紙範囲外にあるデータを削除する。
 
2.線変形マクロの読込み時、マクロデータに関数、設定値(パラメータ)
  記入時に全角文字か全角スペースが使用されている場合。

  (インタープリタとして動作するので、プログラムは、コメント以外
   半角文字で記入しないと受付けないものと思ってください。)

  [対策]
線変形マクロのデータファイルでマクロ名やコメントの後の行に全角文字か
  全角スペースが使われていないか、調べて、全角部分を半角に変更するか削除する。

 3.文字関係で、良く原因はわからないのですが、線変形マクロで描画した文字や任意サイズ文字について、
  稀ですが、文字間隔が、上手く記録されないケースがあり、このときに、本来セットされるはずの無い
  数値が関数(指定メモリ)にセットされる??等で起こるケース

  [対策] 

 描画エリアの文字データを一旦全て削除してみる。

 4.測定、寸法関係のオブジェクトデータの分解に失敗している等のバージョンアップ時に見落とされたバグ
  に起因する場合。

  [対策]
    新機能で描画した図形(ベタ塗り図)や寸法線、測定点等のデータを削除してみる。

  項目4の場合は、殆ど、次のバージョンアップに問題が解決されているケースが多いです。
   
参考として下さい(^^)v。
▽エラーでJWC形式保存出来ないのは(HO-CADを操作中にエラーが出る場合には)


エラーでJWC形式保存出来ないのは

【 エラーでJWC形式保存出来ないのは 】

>Ho-cadで作成した図面を、JWC形式で保存しようとすると
>「リストのインデックスが範囲を超えています。」というエラーが表示され保存できません。

 Ho-cadで作成した図面を、JWC形式で保存する場合に、
「リストのインデックスが範囲を超えています。」というエラーが表示される場合の
おおくは、jwc形式に対応しないデータがあると表示されます。

 [ハッチ]->[ペイント]でペイントした場合には、jw-cadにない、画層に描画します
ので、保存時にエラーがでますし、ピクチャやオブジェクト挿入した場合も、同様で
jw-cadにない、画層に描画しますので、jwc形式データで保存するリストにない
データ保存場所(ポインタ)を指定しているので、エラーということですね。

 また、用紙枠の外にデータが存在する場合は、やはり、同様のエラーが出ます。
これは、本家のjw-cadにHO-CADで保存したjwc形式を問題なく読み込ませる
ためには、保存できる描画エリアの範囲を狭めて、範囲外のゴミとなるデータを
少しでも排除する為に起こります。
 こちらの場合は、dxf形式データを読込し、図面データ変更後にjwc形式で
保存しようとする場合にエラーとなるケースです。

 また、線変形マクロで作図した円弧データや3点指示円弧を描画した場合に
円弧の半径がすごく大きい場合に、円弧の中心点が、保存できる描画エリアの外
なった場合にエラーとなるケースです。

[対策]
[ハッチ]->[ペイント]データを消去してください。
[ハッチ]->[ピクチャ]データを消去してください。
[ハッチ]->[オブジェクト挿入]データを消去してください。

[消去]->用紙枠全体を範囲選択し、[範囲外消去]で用紙枠の外のデータを
消去してください。

以上の対策を行ってから、jwc形式で保存してみてください。

はずしていたら、ごめんなさい<(__)>。
参考としてくださいb(^^)v。
▲HO-CADを操作中にエラーが出る場合には(HO-CADを操作中にエラーが出る場合には)


リストのインデックスが範囲を超えています

【 リストのインデックスが範囲を超えています 】

>"リストのインデックスが範囲を超えています"と表示されて操作できません。
>どうすれば元に戻りますか?

"リストのインデックスが範囲を超えています"というエラーがでる原因は、幾つかあるので、
ご質問の書込みから原因を特定することは、難しいです。
 そこで、良く原因となっている事例を元に、一つ一つ試す他ないのです。

1.図面データを作成する際、dxfデータを読込みして、データを書き足して、JWC形式で保存しようと
した場に、"リストのインデックスが範囲を超えています"というエラーが表示された場合、
 DXFデータを読込みした際、ゴミデータが、用紙枠外に存在している事が、原因で、HO-CADで規定
している論理座標空間外にデータが存在するとエラーとなります。

[対策]
 [消去]->[範囲選択]で用紙枠全体を選択し、範囲外消去して用紙枠の外にあるゴミデータを削除
してみてください。
(多くの場合、この原因のエラーすは、DXF読込み時にフリーズしてしまいますが、
ギリギリ論理座標空間範囲内に入っている事があり不具合のあるデータをHO-CAD側で、jwc保存時に
見つけてエラー表示する事があります。)

同様に、DXFを読み込んでいない場合でも、用紙枠の外に図形データがあるのは、エラーの原因と
なりますので、成るべく、用紙枠外に図形データを配置したまま保存しないようにしてください。

2.ペイントしたデータや、ピクチャデータ、オブジェクト挿入したデータがあるまま、jwc形式で保存
しようとすると、"リストのインデックスが範囲を超えています"というエラーが表示された場合、

[対策]
 ペイントデータ、ピクチャデータ、オブジェクト挿入データはjwc形式で保存出来ないデータです。
無理にこのデータをjwc形式で保存しようとした場合、データを格納するデータエリア外にデータを書込み
しようとしてのエラーです。
 上記のデータがある場合は、ho-cad専用の保存形式であるHoc形式で保存するか、ペイントデータ、
ピクチャデータ、オブジェクト挿入データを削除してから、jwc形式で保存して下さい。

3.線変形マクロで、すでに、一回エラー表示が出たが、他のコマンドを選択して問題なく、操作できたので、
そのまま、描画作業を続行して、いざjwc形式で、保存しようとすると、
"リストのインデックスが範囲を超えています"というエラーが表示された場合、

[対策]
 問題の有った線変形マクロで書いた、図形や文字を削除してみて下さい。
 もし、問題が発生した時点で、図形データに不具合がメモリ上にある為に、データ保存の段階で保存出来
なくなる場合があるので、成るべく問題が発生した時点で、もし、問題なく操作が可能な場合は、不具合と
なったデータを削除し、一旦hoc形式で保存して、再度、そのデータを読込みして、作業するようにして
ください。
 また、成るべく、AutoSAVE機能を設定しておいて、最悪は、AutoSAVEしたデータから、復旧できる可能性
が多くなります。

良くあるケースはこれぐらいですが、他の原因でエラーとなる場合もあります。
最悪の事態は、データを破棄せざる終えない事も、あるので、AutoSAVE機能を設定して、少でも後戻り作業
を減らすようにしておきましょう。

参考としてくださいb(^^)v。
▽印刷プレビューに作図しない線が出る(HO-CADを操作中にエラーが・・・・)


移動コマンドで移動中にエラーがでる

【 移動コマンドで移動中にエラーがでる 】

>大量にペイントした図面データでペイントを含む図形を移動しようとすると
>「メモリストームの拡大中にメモリが足りなくなりました」という
>エラーが出てフリーズしてしまいます。

ファイル名、フォルダ名にスペースのある名前で保存していませんか?
2K/XPでHO-CADを使う場合、ファイル名、フォルダ名にスペースがあると
旨くアクセス出来ませんので、注意してくださいね。

 N.Misumi様のホームページにあるWindows Q&Aを参考にしてシステムリソースを
できるだけ確保して見てください。

>システムリソースとはなんですか?
 
 システムリソースについて、まだ、良くご存知ないようなので、私の解る範囲でご説明しますと。
 システムリソースは、WindowsがWindows本体とそのOS上で動作するアプリケーションが起動中に
確保するメモリエリアを総称したものです。

 具体的に確認するには、マイコンピュータのプロパティをひらいて、
[パフォーマンス]のタブをクリックすると2行目当たりに、
"システムリソース: 80%の空き"のように表示されます。

 ho-cadは、このシステムリソースメモリ上で動作しています。
このシステムリソースは、具体的な、RAM等を指しているのでは無くOSが、必要に応じて、
確保するメモリエリアなので、不足するとハードディスクの空きエリアにスワップファイルを
作って対応するようになっていますが、CADや一般的なアプリケーションで、快適に作業させるには、
スワップファイルにメモリを退避した状態では、長くは動作できない状態になり旨く動作できずに、
制御信号がタイムアウトになって、エラーとなるのです。
cadは、画面表示とコントロール、を酷使しますので、複写、移動、削除は、特に、他のコマンドよりも、
システムリソースを必要とします。
(本当は、少し違うのですが、ここでは理解しやすいように説明しています)


 N.Misumi様のホームページにあるWindows Q&Aは、このシステムリソースを意図的に、Windows(OS)が、
余り動作とは関係の無い、表示関係(GDI)の部分で、タスクトレイなどに表示されているアイコンなどを
減らして、少しでもCADが動作するのに必要なリソースを増やすための設定方法を解説しています。

 また、このシステムリソースは、Windows(OS)が起動してからアプリケーション起動用に確保した
メモリの一部特に表示関係(GDI)を自動で開放してくれないので、最終的には、PCを再起動しなくては
成らなくなります。

 また、このシステムリソースを通常はRAM上に展開している?
はずですが、Windows95/98/98SE/MEでは、RAM上に確保するのは64Kで次にスワップとしてRAMの空きエリアに
展開すると想像しているのですが、総合しても最大128MbまでしかOSが管理できない仕様となっているので、
画像を使うアプリケーションの粗全てハードディスクの空きエリアにスワップファイルを作るような形で
動作となります。
 更に、困ったことに、このスワップファイルは、自動で開放しては、くれない上に
何時でも情報を取り出せるように頻繁にアクセスしなければならないので殆ど操作の度にハードディスクに
スワップファイル容量を増やして殆ど制御がスワップファイルアクセスに費やされ、戻ってこない状態となる
と想像しています。(Windows2K/XPは、RAM管理は512Mb位まで出来たと思います。)

 この場合、アプリケーションの動作は極端に遅くなり、最悪は、ハードディスクの書込み動作を妨げます。
これが、ファイル保存時に「メモリストームの拡大中にメモリが足りなくなりました」というエラーという
事です。

今ここで説明は、理解しやすいように、解説したもので、本当は、もっと複雑なのですがcadを快適に操作
させる目的ならば、この程度を理解しておけば、大丈夫です。

長く成りましたが、参考としてくださいb(^^)v。

N.Misumi様の公式ホームページ


旧バージョンと最新バージョンについて

【 旧バージョンと最新バージョンについて 】

>図面データを読込すると、"このバージョンには・・・・・・"とエラーが出ます。
>現在使っているバージョンは、古いのですが、最新バージョンとのデータ互換性は
>どうすれば、確認できますか?

 HO-CADの旧バージョンと最新バージョン間のファイルの互換性について
最新バージョン(Ver.2.40)で旧バージョンのデータ読込みは基本的に問題は
有りませんが、旧バージョンのHO-cadで最新バージョンのデータ読込みは、
実は、保証できないと思って下さい。

 一応、HO-cadの正式ホームページでは、バージョンアップでの
データ保存形式に手を加えた場合は、赤文字で必ず、この内容について、
旧バージョンのデータ読込みが出来ないという注意文が表示されていますので、
最新バージョンをダウンロードした場合はHO-cadの正式ホームページ
を参照するといいと思います。

 バージョン(Ver.2.21)のデータは、Ver.2.20のマイナーバージョンアップ
なので、VerupREADME.txtで追加された機能を使用した場合を除き一応Ver.2.20での
読込みは可能ですが、完全なVer.2.20データ形式として保存出来るかは、疑問です。
 また、Ver.2.11以前の場合は、Ver.2.20以降のデータ読込みは出来ません。
 将来、保存したデータに問題を少しでも残さない為には、データの受渡し時に、
HO-CADのどのバージョンで保存したかをreadme.txtで記録し、cadデータと一緒に
渡す事と、極力相手先のバージョンを最新バージョンに更新してもらう事が、
データ受渡しのトラブルを減らす事と成ります。

 (注.最低一つ前までのバージョンのho-cadダウンロードデータは、残す様に
   して下さい、バージョンアップで何らかの深刻なバグ等でho-cadが起動
   不可となってしまった場合、バージョンダウンをして、急場を凌ぐ事が
   出来ます。)

もう一つは、紙に印刷したデータと、jwc形式で保存したデータを一緒に相手先に
渡すと言うことも、全cadデータを紙に印刷したデータで確認出来る事と、jwcに
より、最低限の図形データは、相手先に渡す事が出来ます。




HELPにある[座標]コマンドが見つからない?

【 HELPにある[座標]コマンドが見つからない? 】

>HO-CADのヘルプ-/斜め線-座標というコマンドが見つかりません。
>座標を指定して、図形を描画させるには、どのコマンドを使えば実現できますか?

 [座標]コマンドは,かなり以前のVupの際に、確かコマンド表示場所が移動されて
現在の位置に変更されていますので、helpに表示されている位置では表示されません。

 helpに表示される[座標]コマンドは、[測量]のコマンド郡の[座標入力]ではなく、
[□]-D座標値による多角形入力を指しています。

[余談]
 jwwで作成された座標ファイルの読込については、一部jwcに対応していない部分
(フォント指定やランダム線、塗りつぶし等)を上手く削除すれば、実は外部変形マクロの
jwc_temp.txtと書式仕様がほぼ一致しているので外部変形マクロのdosエディタ
起動バッチなどでjwc_temp.txtの一行目の"hq"を"hd"に書替えし、2行目から"hn"で始まる行までの内容を
残して、次の行にjww座標ファイル.txt
(jwc非対応部削除したもの)を継足すことで読込むこともできます。

 しかし、jwwは倍精度のデータなのに、単精度のデータ形式のho-cadが対応できて
しまうのは以前、実験したときに不思議に思ったのですが、良く考えてみれば、jww用の
外部変形マクロでもjw_prof.000等、jwc_temp.txt以外のファイルを利用していない外部変形マクロであれば、
読込み可能な様になっているようです。

参考として下さいb(^^)v。

【その2】

>斜線コマンドのヘルプ項目には座標値入力の項目があるのですが、コマンドには
>座標値の項目がありません。何か方法は無いでしょうか?

まず、最初にヘルプについて、作者である岡崎様がHO-CADのホームページ上で掲載していますが、
現在、HO-CADのヘルプは、Ver.1.41頃を最後にVer.Up内容が反映されていません。
ご質問の斜線コマンドのD座標は、Ver.1.44からVer1.45にアップした際に、廃止となっています。
下記は、VerUpreadme.txtの抜粋です。

/コマンドを一部変更
  ●線引中のD座標 を廃止(必要に応じてオフセットモードで対応してください)

代わりに、[□]にD座標による多角形があります。
使い方は、座標による多角形ウィンドウ(専用ウィンドウ)が表示されます。
ファイル:CSV形式か、スペース区切りのTXT形式のファイルを読込みできます。
座標種別(X):数学系//測量系が選べます。
標準入力形式(Y):X,Y // X1,Y1 - X2,Y2 が選べます。(座標のデータ配列構成)
作図:ho-cadのキャンバスに図形として、書込みします。

  (図形捕獲状態で、マウスクリックで、図形描画位置が確定します。)
ファイルを読込みするか、表内の始点座標、終点座標が入力された時点で右横のキャンバスに直線で
構成された図形が表示されます。

<余談>
 この座標による多角形で、jwwで直線だけで構成された図形を座標ファイル書き出しで保存して、
その座標ファイルままで、
標準入力形式(Y):X1,Y1 - X2,Y2
座標種別(X):数学系
を設定してJWW座標ファイルを読込みすると一応、図形が表示できます。
 但し、円、円弧、点、曲線、文字は、読込みすることは出来ません。
また、Excelなどを利用して、可変サイズの図形などをVBAを駆使すれば工夫次第で、一部の建具を除いて、
建具平面や断面、立面も座標データで自動作成して、ho-cadで利用できる可能性があります。

参考として下さいb(^^)v。

****[HO-CADの公式ホームページより]****************************************************
★ヘルプについて★
内容を更新していませんので、あちこちで実際とは違ったことが出てきます。ご注意ください。
メニューバーのヘルプを押すと、その場面場面に応じたオンラインヘルプが表示されます。




描画キャンバス上の文字を一括で編集には

【 描画キャンバス上の文字を一括で編集には 】

>画面の表示されている同じ文字を一括で編集できないんでしょうか?

 ご指摘の"画面の表示されている同じ文字を一括で編集できないんでしょうか?
今、施工図を作成中で梁番号など同じものは持ち上がりで編集する時・・・"
  確かにこの機能は、当初ho_cadにも搭載されておりましたが、Verupを重ねた
 有る時期から、コマンドとしては、廃止状態となっています。

 この機能に当るのがメモ帳である程度出来ると思いますが、実は、ho_cadのメモ帳は
 他のエディタ等とコピーや切取り、貼付け等がクリップボード経由で対応していますので、
 一旦検索・置換が使用できるエディタに範囲指定で読込んだ文字データを移動し、
 置換処理を行ってください。
  そのデータを再びho_cadのメモ帳モードに貼付けすればデータとしては一括変換できます。
 但し、元の描画文字配置位置には戻らないので、一寸工夫が必要です。

  もう一つの方法としては、dos窓の外部変形マクロでjwc_temp.txtを利用する方法です。
 下記は、windowsの標準エディタ"edit"を外部マクロでjwc_temp.txtを呼出し、
 文字データの一括置換を行う方法を示します。

 1)外部変形マクロ用の*.batの作成

REM 外部EDIT(DOS)起動
echo off
REM #jw
REM #gc
REM #mc
REM #h3
REM #hc [dos edit起動] 文章範囲選択
REM #g0
REM #e
edit JWC_TEMP.TXT

メモ帳等に上記バッチファイルをコピーして、ho_cad.exeのあるホルダーに
gaiedit.bat等のファイル名で保存して下さい。
保存後にgaiedit.batのプロパティーを開きプログラムのTAGを選択し、バッチファイル指定用の
テキストボックスに"dosime"と入力して下さい。(dosのMSIMEを使用可能にする為です。)
また、外部変形マクロのバッチ処理終了後にdos窓を自動で閉じる様にする為に、
プログラム終了時にウィンドウを閉じる(x)のチェックボックスをチェックしておいてください。

 2)jwc_temp.txtの内容変更について

  ho_cadの[変形]->[外部変形マクロ]で、ファイル読込ダイアログボックスから先程保存した
  gaiedit.batを選択して下さい。
  範囲指定可能な状態となりますので変更する文字を含む範囲を選択してみて下さい。
  dos窓でdos用のeditが起動できる筈です。

JWC_TEMP.TXTは、別のプログラムに取込んだ図形データをテキスト形式で渡す為の一時保存ファィルです。
内容は、下記の様になります。

hq <----変形(h)+終了(q)、ここを"hd"に書き換えてください。(hqのままだと何も起こりません)
hk 0.000000E+000
hs 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1
hcw 2.0 2.5 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 3.5 2.8 1.8
hch 2.0 2.5 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 4.0 2.8 1.8
hcd 0.0 0.0 0.5 0.5 2.0 1.0 1.0 -0.5 0.0 0.0
hcc 1 1 1 1 1 1 4 3 1 1
hn 7.366154E+001 1.785538E+002 9.692307E+001 1.624000E+002
lg0
ly0
lc1
lt1
pn1
cn2
#
cn2
ch 8.012308E+001 1.706538E+002 5.000000E+000 0.000000E+000 "test <-"で始まるものが
選択したテキストデータですので、検索(S)->置換(R)で一括置換して下さい。
置換作業が終了したら、ファイル->上書き保存->終了で
エディタを終了して下さい。

 外部変形マクロ用のdos窓が閉じて、文字データが書き換わっているはずです。
但し、この機能を使う上で下記の内容に注意して下さい。

 ・データはjwc形式のテキストデータなので、任意サイズの文字データは、[f・1]〜[f・10]の
  文字サイズとなり、文字基点は、全て左下基点に変わってしまいます。

 ・オブジェクト化した寸法、測定関係のデータは読込まれない場合があります。
  但し、いずれバージョンアップで読込み出来ると思っています。

 外部変形マクロについて詳しく知りたい場合は、"JW-CAD徹底解説"等の書籍に
この掲示に記載した内容等、基礎的な内容が掲載されているほか、建築資料館に
jwの外部変形マクロ教室等のリンクがありますので、参考にしてみて下さい。

かなり長くなってしまいましたが、プログラムの知識を必要としない、この方法は、
応用次第で、コピー、移動やレイヤ変換、重複線整理等を手動で行えるので
ぜひ勉強してみて下さい、なかなかどうして使える機能になります。・・・・・(^^)v


これからCADを始めるのにはJwwかHOか

【 これからCADを始めるのにはJwwかHOか 】

>これから、CADを始めようと思いますが、jw-cad for Windowsと
>HO-CADではどちらが、初心者には、良いでしょうか?

 これからCADを勉強されるみたいですが、jwwかho-cadはどちらが良いかという事ですが、
マニュアルや解説本があるのはjwwです。

 jw-cadを長年使用していて、マウスの操作方法やコマンド選択に熟れてしまっている方は、
ho-cadをお勧めします。
 また、cadを本格的に始めるのが、初めてと言うのであればやはり、jwwを勉強される方が、
toolの多さや、雑誌の記事が多いので、覚え易いかも知れません。

 何れにもしても、jwwとho-cadの双方をそれぞれ使用して見て自分にとって操作し易い方を
主に勉強されれば、良いと思います。
 大概の方々は、jwwもho-cadもどちらかを主にして、片方をtoolとして使ったりしています。

 HO-CADは、excelやwordをリンク貼付けする事が出来、dos版jw-cadの操作性とペイントが
簡単に出来き、強力な測量用コマンドを持ったとてもすばらしい2Dcadです。

 基本操作方法を解説したホームペイジは、本掲示版でよく回答されているむらげや様の
ホームページが御勧めです。

むらげやのHO_CAD勝手に応援ページ
 [URL] http://www5b.biglobe.ne.jp/~murageya/murageya.htm

むらげや様のホームページで、操作方法が解らない場合には、本掲示版に質問を投稿して下さい。
  (解る範囲ですが、出来るだけ回答致します。)

 JWWは、dos版jw-cadと同じ作者が、windows用に新たな操作性(クロックメニュー)を採用し、
外部変形による強力なカスタマイズ性をもった、とても高精度で強力なコマンドを兼ね備えた
2.5Dcadです。

 電子マニュアルは、JW-CAD掲示板・JWW掲示板・HO-CAD掲示版で何時も、専門的な回答を
頂いているN.Misumi様のホームページにあります。

[URL]http://www.aa.alpha-net.ne.jp/nmisumi/

電子マニュアルの掲示版もあります。
[URL]http://www.ath-j.com/~manual/

電子マニュアルで、操作方法が解らない場合には、JWWか電子マニュアル掲示版に質問を投稿
して下さい。
何かしら回答が貰えると思います。

 どちらも、甲乙付け難いくらい、素晴らしいcadなので、各個人の好みで選ぶのが良いと
思います。

参考として下さいb(^^)v。
むらげやのHO_CAD勝手に応援ページ
JW_CAD for Windows manual
JWWマニュアル 専用掲示板
N.Misumiさんの公式サイト


HO-CADの解説した書籍はありますか

【 HO-CADの解説した書籍はありますか 】

>HO-CADをこれから勉強しようと思っていますが、何かマニュアルや解説本は
>ありますでしょうか?
>また、独学で現在ベテランの方、上達法?はどのような方法でしょうか
>さらに、JWWを学べば応用が利くのでしょうか?
>宜しくお願いします。

 HO-CADの解説本は、古くは、デジケンとか、CAD&CGで全部で6回程度
あとは、フリーウエア大特集などでしょうか?
特定の機能に注目して、書かれた記事が中心で、全機能をまとめた本は、
発行されていません。
 JWWは、色々解説本が充実してきていますね。
HO-CADについては、むらげや様のホームページが一番解説本のように
まとめられているのですが、本となると、dos版JW-CADの
"徹底解説リファレンス"編と測量については、CAD&CGの2002年版5月号
青信号様が記事を書かれています。
 後は、むらげや様のホームページをメニュー毎にプリントアウトすれば
かなり、すばらしい解説本になりますけど、その方法では、駄目ですか?

むらげや様のホームページ:http://www.ab.aeonnet.ne.jp/~murage/
青信号様のホームページ:http://homepage3.nifty.com/marugotoaosingou/

>独学で現在ベテランの方、上達法?

これは、単純です、カット&トライ(簡単に言うと、とりあえずREADMEや
VerUpreadme.txtをよく読んで、試すこと)しているだけです、そして、
ある程度理解したら、この掲示版に覚えた機能について、質問が投稿されて
いたら、問い合わせのあった人が解るように、回答してみる。
 (この方法は、役立ちますよ、何せ人に解るように文書で解説するの
  ですから、文書にすることで、頭の中を整理できますから)

結果的には、この方法で、私の場合、殆ど機能が理解できました。

 掲示版で、質問に回答を投稿することは、相手の方に操作方法を解説している
と言う目的もありますが、自分自身がチャンと整理して理解している
かを勉強させてもらっていると言うのが、本当のところです。

>JWWを学べば応用が利くのでしょうか?

これは、人によると思います。

 (多分、JWWを学ぶことで、他のCADの操作が覚えやすくなるのは、
 もうすでに、一つでもPCのアプリケーションの操作をマスターしている場合で
 しょうね。
 Windowsのアプリケーションは、共通化されたメニューバーをつかいますから
 次にどうすれば良いのかの予測がつき易くなるので、ある意味、総合的に
 どのアプリケーションでも操作する方法を理解する為の応用は利きますけど、
 ・・・・・どの様に図面に展開するかと、表現のしかたは、実際の経験なので
 なんとも言いがたいです。)

 Jww専用掲示版でも、同様の質問されていたようですので、
HO-CADは、測量関係のコマンドは、jwwにない機能ですので、ho-cadの最大の
セールスポイントです。(ole機能もあります。)
 Jwwは、dos版jw-cadのコマンド機能を少ない操作回数で選択できる
クロックメニューと、沢山のユーザーによって作られた外部変形ソフトが
充実していることが、最大のセールスポイントです。

 それぞれに、自分の操作感覚にあったCADをメインにして、両方をお使いに
なれば、かなり、複雑な図面も描くことができます。

あとは、解らないことは、HO-CADについては、この掲示版で、Jwwについては
jww専用掲示版に質問してみてくださいね。
 御覧通り、どちらの掲示版も、沢山の回答が得られますし、何より、
解説本に無い、新しい情報がよせられる事がありますよ。
むらげやのHO_CAD勝手に応援ページ
青信号様のホームページ


HO_CADの線変形マクロについて

【 HO_CADの線変形マクロについて 】

>線変形マクロを自分で作りたいのですが、どうしたら作れますか?

 線変更マクロ自体の理解は、関数と、パラメータの構成があるいわゆるHo-cad専用の
インタプリタ言語みたいな物です。
 ですから、漠然と質問されると、Resは、付け難くなってしまいます。

 線変形マクロの基本的なマニュアルは、HO-CADの公式ホームページのダウンロードに
ありますので、まずは、そちらを入手して下さい。
 
  http://www.ho-cad.com/

 次に、ある程度関数の意味が理解出来たら、下記のホームページを御覧になると、かなり
詳しく解説があります。

 ■2001年4月28日絶対役に立つ【 蜻蛉の部屋 】
線変形・外部変形ツールの公開や解説及び掲示板でサポートなど【無償】

  http://www2.odn.ne.jp/~inazaki/

 線変形マクロは、各個人個人で指定した直線上に自分で座標を指定して
図形や文字を表示する、簡単なプログラムとして機能します。
 この掲示版での線変形マクロについて、質問される場合は、ある程度
マクロを書いてみて、思ったような結果出ない場合などに、
 具体的に問題のあるマクロコードを書いて、動作した結果と
どうしたいのかを書いて質問して下さい。

 線変形マクロ全体の漠然とした、機能の説明等は、掲示板の回答では
書き込み出来る文章量から言って、適切な回答は無理でなのです。
 まず、上記のマニュアルを入手して、inazaki様のホームページで
作成の手順や作成例を基に、まず簡単なものから挑戦してみて下さい。

 また、具体的に、マクロの表示結果が思った通りにならない場合に
この掲示板で質問されると、かなり沢山の回答が貰えると思いますし、
 "こんなマクロを使ってみて下さい"などのマクロを提供していただける
場合もあります。
 

【 蜻蛉の部屋 】
HO-CADの公式ホームページ


線変形マクロでの暗黙の注意点について

【 線変形マクロでの暗黙の注意点について 】

>線変形マクロで同一の図形を呼出し線上に配置した場合に
>所々図形の方向や変形結果が変わってしまうのは何故なのでしょうか
>何か、決まりがあるのならば教えて下さい。

 線変形マクロでの暗黙の注意点があることをご存知でしょうか?
基準線(2線指示の場合特に)の方向によって変形結果が違うのは実は、基準線の描き方に決まりがあります。

1.図面横方向に線(基準線)を引く際、必ず左から右方向に引く。
2.図面縦方向に線(基準線)を引く際、必ず上から下方向に引く。
3.2線指示の場合の線の指示する方向(時計周りで考える)。

 意外と思われるでしょうが、この基準線は、グラフ等でいうX軸Y軸と同じで、基準線の描く方向で図形の座標系が
計算されています。

 従って2線指示の場合
図面横方向に線(基準線)を右から左にひいて
図面縦方向に線(基準線)を上から下方向に引き
反時計周りに基準線を指示したりすれば、
変形マクロで描く図形の座標系がおかしく定義され変形結果もおかしく成ってしまうのです。

 馴れるまでは、多少面倒かもしれませんが、基準線となり得る線は、上記を意識して描画して下さい。

 馴れるに従って、斜め線等での変形指示や変形結果が解るようになると思います。

 参考として下さいb(^^)v。 




線変形マクロで2線指示の場合に倍率変更するには

【 線変形マクロで2線指示の場合に倍率変更するには 】

>線変形マクロで2線指示後に図形の倍率変更することが出来ませんが
>1線指示の場合には、チャンと@倍率設定が上部メニューバー表示があります
>どうすれば、2線指示の図形の場合に倍率設定をすれば良いのでしょうか?

一応ですが、私が行っている方法をご紹介致します。
 2線指示での線変形マクロでは、確かに倍率変更が出来ないのですが、2回、線変形マクロを組合わせると、
意外と簡単に倍率変更を設定できます。
 まず、手順としては、[倍率変更マクロ]を下記に示すように作成します。

hoh
begin "倍率変更設定マクロ"
Scale(10,10,0)#<- Modeを実寸法としても問題無いですけど例なので
 Select(0,0)
# AssM,x1,y1,Ang,Pos,Vert,Pen,Cs,Cp,Lay,"txt"
Gettxt( 0,0,0,0,9,0,0,2,0,0,"メニューからA倍率設定")
Gettxt( 0,0,-3,0,9,0,0,2,0,0,"次に->@他記号選択")
# [余談]現在の線変形マクロでは、仮文字"0"も設定可能ですよ!!
# このマクロでは、描画エリアには、一切マウス操作しない事がコツです。
end

 倍率設定が必要な2線指示線変形マクロは上記倍率変更設定マクロからコメント通りの操作をすると、
倍率設定してからご希望の記号が選択できます。
 以外と知られていないみたいなので、参考にしていただければ幸いです。

[線変形マクロの作成のコツについて]

 線変形マクロは、図形と文字(半角文字)を同時に扱う事と円弧指示、特に角度を扱うものが不得意と
思っています。
 この場合は、基準線の角度に対して図形は簡単に反映できますが、文字(半角文字)や円弧の始角終角は、
上手くいかないことが多いです、つまりこれは、基準線の書く方向やマウス指示位置によっても記号
の角度(軸角度の指定方向)が変わってしまうのが、考え難くなる原因なのです。

 しかし、複雑な処理は、何度かの変形処理(出来るだけ単純な処理する)に分けて、次の変形処理の基準となる
基準線書込みマクロを各マクロの間に指定し、何度かに分けて処理する様に作ると、かなり複雑な処理も考え易く
なりますし、記号を毎回指定しながら変形出来るので色々な応用が利く、マクロツールになります。
 
 線変形マクロを作る場合、プログラムの構造化と同じ発想で考えるようにすると、言語仕様が変わってしまっ
ても、マクロの内容が単純なので改造が簡単となり、また、次の発想に繋がり安くなると思います。

参考として下さい・・・・・b(^^)v。



hoh形式の図形データが読込できませんについて

【 hoh形式の図形データが読込できませんについて 】

>HO-CADのホームページから、建具データをダウンロードしたのですが、
>[ファイル]->[開く]で読込できません。
>また、[図形]->[読込]でも、[図形]->[JWC図形読込]でも読込することが出来ません
>拡張子hohのデータは、HO-CADで読込できますか?

 hoh形式のファイルは、図形ではなく、線変形マクロのデータです。
したがって、図形コマンドからは、読込みできません。
もし、線変形マクロの図形を読込みする場合は、まず最初に、キャンバス上に
変形させる為の線(直線)がひつようですので、先に変形させる直線を描画しておきます。

 次に、[変形]->[線変形マクロ]で、線記号変形ウィンドウが表示されますので
図形を選択して、変形させる直線をクリックすれば、読込みできます。
 もし、ファイル選択ウィンドウ上で、図形が表示されない場合は、フォルダ変更
ボタンをクリックして、フォルダ指示ウィンドウの再検索ボタンをクリックして、
検索できれば、hohが記録されている、フォルダが表示されますので、そのフォルダ
をクリックしてください。

参考として下さいb(^^)v。


線変形マクロで、ペイントやハッチは可能ですか

【 線変形マクロで、ペイントやハッチは可能ですか 】

>線変形マクロで円や正方形内のハッチングや
>ペイントを不可能なんでしょうか。
>それとも図形を呼び出せばいいのかなあ?教えてください。

 まず、線変形マクロでは、ハッチングやペイントは
サポートされていないので、ハッチングされた状態の図形を
描くと言うマクロと成りますね。

(任意の閉鎖図形を指定して、ハッチングするというマクロは
線変形マクロでは、無理ですね、この場合は、外部変形で
探した方がいいかも知れませんね。)

>それと、マクロのテキスト文は行数に制限がありますか。
>40行くらいは動きますが。もう少し多くなると動きません。

 マクロの行数ですが、私が作ったものには、50行以上のマクロ
が問題なく動作しますので、何か、コーディング部分での問題だと
思います。

>それとも図形を呼び出せばいいのかなあ?教えてください。

Callを使う方法は、かなり、良い方法かもしれませんよ。
また、Callは、2回以上使用出来るので、うまく使うと色々な
ハッチングパターンを用意したり、ペイントした物も用意できますから。

線変形マクロは、出来るだけ、単純な物を沢山用意して、次の
マクロ基準線をマクロで描くように作ると、一つ線変形マクロ終了後、
マウス右ボタンクリックで、次のマクロを選択して、変形するまた次の
マクロを選択・・・・のように、作れば、かなり、複雑で、高度な図形を
描けますし、マクロの選択手順を変えて、全く別の図形を描く等の
柔軟性のあるマクロとなりますよ。

参考としてくださいb(^^)v。


線変形マクロのコード説明例

【 線変形マクロのコード説明例 】

>線変形マクロ[柱100]を自分なりにカスタマイズしたいのですが、
>どこをどうすれば良いのか解りません。
>また、線変形マクロでのコードの意味を理解するには、何を参考にすれば良いですか?

線変形マクロをカスタマイズするには、どのように説明すれば良いか考えておりました。
そこでまず、線変形マクロ[柱100]について具体的に御説明をした方が良いと判断しました。

hoh
begin "柱100"
#線変形マクロ[柱100]の開始を宣言します。
#***************************************************************************
Scale(150,150,1)
#変形データX座標絶対値(最大値),Y座標の絶対値(最大値),"1" 実寸法(図面の縮尺で計算)
#***************************************************************************
Select(0,0)
#指示線(通り芯)をマウス指示した際に何もしない、一覧図面の端から端まで線を引く。
#*****[線伸縮/線部分消去]****************************************************
LnCut(10,-50,-50,-50,50,100)   #行の先頭#を付ければこの命令は無効に出来ます。
#指示線の角度に追従、指示線上の指示点を原点とし
#座標(x1=-50,y1=-50)〜(x2=-50,y2=50)に伸縮基準線を引きます。
#指示線と伸縮基準線(縦線)の交点から、長さ100で、
#指示線を部分消去する。
#*****[下線描画]*************************************************************
Line( 10,-50,-50, 50,-50, 3, 1, 0)
#指示線の角度に追従、指示線上の指示点を原点とし
#座標(x1=-50,y1=-50)〜(x2=50,y2=-50)間にpen3で実線を指示線レイヤに描画する。
#*****[上線描画]*************************************************************
Line( 10,-50, 50, 50, 50, 3, 1, 0)
#指示線の角度に追従、指示線上の指示点を原点とし
#座標(x1=-50,y1=50)〜(x2=50,y2=50)間にpen3で実線を指示線レイヤに描画する。
#*****[左側縦線描画]*********************************************************
Line( 10,-50, 50,-50,-50, 3, 1, 0)
#指示線の角度に追従、指示線上の指示点を原点とし
#座標(x1=-50,y1=50)〜(x2=-50,y2=-50)間にpen3で実線を指示線レイヤに描画する。
#*****[右側縦線描画]*********************************************************
Line( 10, 50, 50, 50,-50, 3, 1, 0)
#指示線の角度に追従、指示線上の指示点を原点とし
#座標(x1=50,y1=50)〜(x2=-50,y2=-50)間にpen3で実線を指示線レイヤに描画する。
#*****[開口部の中心線を描画]**************************************************
Line( 10,-50, 0, 50, 0, 0, 0, 0) #行の先頭#を付ければこの命令は無効に出来ます。
#指示線の角度に追従、指示線上の指示点を原点とし
#座標(x1=-50,y1=0)〜(x2=50,y2=0)間に[指示線色・線種]で線を指示線レイヤに描画する。
#*****[対角線1描画]**********************************************************
Line( 10,-50,-50, 50, 50, 3, 1, 0)
#指示線の角度に追従、指示線上の指示点を原点とし
#座標(x1=-50,y1=-50)〜(x2=50,y2=50)間にpen3で実線を指示線レイヤに描画する。
#*****[対角線2描画]**********************************************************
Line( 10,-50, 50, 50,-50, 3, 1, 0)
#指示線の角度に追従、指示線上の指示点を原点とし
#座標(x1=-50,y1=-50)〜(x2=50,y2=50)間にpen3で実線を指示線レイヤに描画する。
#*****[柱図形中心(仮円)描画]**************************************************
Arc (99,0,0,10,0,360,1,5,1,9)
#一覧の図面のみに表示されるダミーデータで指示線上の指示点を原点とし
#座標(x=0,y=0)を中心とした半径r=10の円弧で始角=0゜から終角=360゜扁平率=1(真円)を
#pen5の色で実線を(一覧図面書込みレイヤに表示する。)
#*****["倍率可"ダミーテキスト表示]***********************************************
Text( 99,0,-100,0,9,2,5,3,0,0,"倍率可")
#一覧の図面のみに表示されるダミーデータで指示線上の指示点を原点とし
#座標(x=0,y=-100)を文字基点にして
#(文字角度0゜,9:中中,2:横書,5:pen色,文字サイズ=3mm,文字間隔=0mm)の文字で
#"倍率可"を(一覧図面書込みレイヤに表示する。)
#******[線変形マクロの終了宣言]************************************************
end
線変形マクロ[柱100]の内容は、上記#注釈文の様な内容で
LnCut命令で指示線(通り芯)を一旦消し、改めて[開口部の中心線を描画]のLine命令で
中心線を描画しています。
通り芯を一切カットしたくないのであれば、LnCut命令と[開口部の中心線を描画]のLine命令の
行の先頭に"#"を追加すれば、通り芯は、元のままの状態となるはずです。

長くなりましたが上記を参考にして、線変形マクロのカスタマイズに挑戦してみて下さいb(^^)v。


マウスの移動距離(数値)取得は可能ですか

【 マウスの移動距離(数値)取得は可能ですか 】

>[移動]コマンドの[数値倍率]で、マウスの移動距離を数値として、数値倍率のコンボボックスに
>取得する事は可能でしょうか?

 残念ですが、現Verでは、複線コマンド以外では、マウス移動距離を
数値データとして、マウス倍率等のコンボボックスに読込む機能は無いようです。

 この場合、ho-cad自体の表示倍率や現在選択されているグループレイヤの縮尺値等の数値補正が
必要なので、コマンドとして、実現させるのは、かなり難しそうです。
 一応、コマンド追加をお願いするメールを作者である岡崎様に送ってみて下さい。
 直ぐでは、ないにしても、同様のお願いメールが沢山、岡崎様に届くようならば、コマンド追加を
検討していただける可能性が有りますので、気長にVerUpを待ちましょう。(^^)/~

 今のところは、dos版jw-cad又は、jw-winでの対応を検討して見てください。

参考として下さいb(^^)v。 





HO-CADでの角度について

【 ho-cadでの角度について 】

>[ / ]->A角度で指定角度のコンボボックスに数値を設定して書いた線を
>[複写]->B反転を繰返すと、角度がずれて描画されますが、厳格に角度を維持
>することは、出来ないのでしょうか?

 ho-cadでの角度については、多分、結構同様の悩みは出てきていると思います。
 この現象は、数値の丸めや単精度、倍精度の問題が絡んでいるので、ho-cad自体のデータ構造に
大きく影響が出てきます。
 角度をある程度正確に計算しての反転複写などを繰返すと、小数点以下の桁数が、単精度のデータ
においても、15桁程度が必要と思われます。
 しかし、ただ単に、数値を倍精度とすれば、解決できるのかというと、また、これが、別の問題を
起こすことが、予想できます。
 特に、複写コマンド(コピー)は、特に、この辺の問題が起こり易く、繰返しコピーにより今度は、
浮動小数点数値計算での、誤差による狂いが出てくるので、一概にどの方法が良いのかは、悩むところ
です。

 汎用cadで単精度を採用しているcadでは、この問題を回避する為に角度に関する小数計算した結果が、
倍精度と同様の桁数を無理やり設定して、単精度の桁数当りで、数値を丸めているか、切り捨てして
対応するのが、現状で、ho-cadは、数値を丸めているタイプでしかも数値を丸めている桁数が、
小数点以下3桁当りなので、余計に誤差が大きく出てしまう事があるのかも知れません。
 多分、dxfにかわるSFX等のデータフォーマットに対応が一般的に成ってきているので、ho-cadも多分
その対応化が検討されていると思いますので、その際、ho-cadでのネックとなっている角度を扱える
数値精度が、合わせて検討されればと密かに期待はしていますが、対応させるのは、作者である岡崎様
でも、本当に、骨が折れる大変な作業となるはずです。
 私も凄く期待はしているのですが、対応されない場合もありますので、一応、御要望のメールを岡崎様
に送って見て下さい。


解決策で無くて済みません<(__)>。

参考として下さいb(^^)v。

**************************[HO-CADのSFXについて]*********************************************

Ho-CAD Ver.2.30からsfx(Level2 sfc)の入出力に対応されています。
したがって、現在のHO-CADは、データ出力(sfc出力を除く)以外は、内部的には、
倍精度でデータを扱っていますが、Jwcデータや旧バージョンの互換性の都合で
出力は、単精度で、小数点以下3点の数値を丸めているので、見た目上は、
単精度のままと思えますが、正確には、Ver.2.21には、測量データや角度データ
については、倍精度で扱っていました。
 角度は、sfc形式で保存した場合は、小数点以下15桁として保存されています。

 HO-CAD Ver2.40では、SFC形式のデータがサポートされていますが、P21形式の
データ化されるまでは角度の問題は、完全に解決できない様です。
 この当り、問題に対応すべく、HO-CADUの開発して、データ構造等の問題と合わせて解決
を図るようですが、まだしばらく時間が掛かるようです。

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外字登録したデータの扱い方について

【 外字登録したデータの扱い方について 】

>S等と、○+21以降の数値等を外字登録して使用していますが、客先等へデータを
>渡す場合には、登録外字データは、どうすれば、良いのでしょうか

 外字について、色々な意見があるのは確かですし、PCでのデータのやり取りにおいては、
かなりの確率で問題となると思います。
 dos版JW-CADを使っていた頃には、NECのPC9801とDOS/V機で漢字特に外字やjis第2水準の
漢字コードの一部に違いがあり今のフォントの違いによるトラブルと近いものがありましたし
 外字については、ペンプロッターの漢字ROMで対応の問題があり、ご質問の御悩みと殆ど同
じ状態でした。
 つまり、日本語のPCでの扱いは、20年経過した今と、20年前とでも、あまり変化していない
のです。

 ちなみに、私の場合は、外字は出来るだけ使用しないように心がけています。

 また、E-mail等で、"外字を使うのはマナー違反!!"という事を書かれる方が結構見うけられますが、
本来インターネット上での、表現がまず相手に間違えなく伝わる様にという配慮から、言われだした
ことで、本来の言語を厳格に、守ってというだけならば、日本語自体を使うことも海外のサイトから
見れば、マナー違反!!となってしまいます。

 つまり、PCでのデータのやり取りというのは、"表現がまず相手に間違えなく伝わる"という前提を
何時も心がけて、行う事が大切なので、データをやり取りする相手と環境(OSやブラウザ)を合わせる
という方法も、勿論許されるのですが、その際は、一定のメンバーによるイントラネットの様に、
メンバー以外の人が、介入できない様に、考慮するか、メンバー以外(他のシステムを使用している人)
とでも完全にデータやり取りが可能な様にデータ互換性を持たせる等の工夫が必要でしょうね。

 上記は、たてまえなので、個人的には、問題が出そうなデータのやり取りを何時も避けているという
のが、本当のところですかね(T_T)。

あまり参考となる回答では有りませんが、参考として下さいb(^^)v。

 外字登録については、印刷物であれば問題はありませんし、Cadデータでなく図面データで特に
印刷できれば問題ない場合は、pdf形式のデータでの受渡しが有効なのかも知れません。



曲線を集合線分解すると線の色が変わる

【曲線を集合線分解すると線の色が変わる】

(1). 曲線を集合線分解すると線の色が変わる現象は、曲線を書込んだpen(線色)を[線変更]で
   別のpen(線色)に変更後に集合線分解すると起こるようです。

   当時のHO-CADのバグだった様ですが現在は、バグフィックスされています。



CADデータからGISの関係について

【CADデータからGISの関係について】

>今回国から頂いた地形図は、GISからAutoCAD DXFと図面化(デジタルマップ)したもの
>らしいのですが、あまりピンときません。どなたか、GISについてご存じの方、また詳しく
>載っているHPをご存じの方教えてください。

建築資料館のホームページの下の方にカシミールというとても有名な3D地図表示ソフトのリンクがある
ので情報があると思います。参考に御覧下さい。
 または、国土地理院のホームページにGIS(地理情報システム)の解説があったと思います。
(ちょっとあいまいですけど・・・・・・・(^。^ !)
 
===地図情報システムについて======

 よくインターネット上の地図サイトの様に、特定のキーワードから詳細地域を絞り込み、
公共施設や河川、水道、等の必要情報を地図上に表示する事ができるもの、CADでは、Autocad Map 2000i
で開発可能らしいです。

基本的な事として、Autocadには、機械設計用とか、地図関係用とかがあり、確かAutocad Map 2000iという
シリーズがGIS対応しているので、多分地図情報は国土地理院からデータを入手できるはずです(多分有料)。
 jw-cad系のcad(jwc形式データ互換タイプ)、本掲示板上ではho-cadに、GISに相当となる地図データを
取込む方法は、国土地理院の数値地図データを何らかの形で変換利用すればかなりの精度のデータで取込み
出来るはずですが、現状わかっているのは、jwwの作者である清水様と田中様が、H8かH9年頃東京都が販売した
電子地図(東京23区)CD-ROM版データ変換用のソフトで"23MapWin"と言うものを、NIFTY 建築フォーラムで公開
していたのとパトマガ(現在のCAD&CG)1998-10/11号の付属CD-ROMにも収録されていました。
(使ったことないので、地図図形品質は良く解りませんが・・・・・<(__)>)

 また、最近では、GISは、XMLベースでの開発が研究されだしていて、数値地図と特定情報を付加して
数値地図データからベクトル座標データへ変換(SVG等)したものに別のXML対応のデータベースに記録した
詳細情報(公共施設等)を抽出し、動的に合成表示する事や、CADデータからSVGデータに変換して、施設建築データ
をリンク表示することも、理論上は可能となってきていますが、データ量があまりにも巨大化する為に、現状は
懸案状態らしいです。
 一応HO-CADのDXFデータからSVGに変換する方法は、見つけたのですが、元のDXFデータよりデータが肥大化する
ので、ちょっとまだ、利用は難しいようですね。

参考として下さいb(^^)v。



レイヤ情報を保ったままで図形を複写するには

【 レイヤ情報を保ったままで図形を複写するには 】

>早速ですが,予めレイヤを分けて描いた図形
>を「複写」すると,なぜか,カレントレイヤに全部集まってしまうのですが。
>どこかで設定する箇所があるのでしょうか?

 [複写]でレイヤ分けされた図形を他のグループレイヤに複写する場合は、
描画図形を選択し、範囲確定後に基点指示で選択図形が赤色に変わります。
 その状態のとき、上部メニューバーにBレイヤ【書込みレイヤ】と言う項目表示
があります。
 その【書込みレイヤ】の部分をマウスで左クリックして見てください。
  
 【書込レイヤ】-(左クリック)->【元のレイヤ】-(左クリック)->【書込グループ】
という具合に変化します。

ご要求の場合は、"他のグループレイヤに複写する"という事の応用なので
元のグループレイヤ(カレントレイヤ)で【書込グループ】と言う項目表示にしてから
複写先基点を指示すれば、レイヤ分けされた図形イメージのまま別の位置に複写
する事ができます。 

 ちょっと解り辛いと思いますが、出来るはずです。

参考として下さいb(^^)v。

【その2】

>縮尺1:1のレイヤーグループ0のレイヤー1,3,4,5で開くと仮定します。
>それを、図面縮尺どおりに1:500にレイヤーグループ1に複写すると、レイヤグループ1の
>レイヤー0に全部、複写してしまいますよね。これを、レイヤグループ1の
>レイヤ1,3,4,5に図面縮尺どおりに1:500で複写はできないのでしょうか。
>それとも、レイヤ1,3,4,5とレイヤごとに複写しか出来ないのでしょうか。

複写・移動コマンドは、レイヤ別、グループレイヤ別の指定する部分があるので、
その設定をしないと、デフォルトでは、【書込レイヤ】となっているのです。

 (当初は、今と違い【元レイヤ】になっていたのですが、【書込レイヤ】として欲しい
という意見が多くあったため、現在の【書込レイヤ】となった経緯があって、作者である
岡崎様も、ちょっと困っているようで、いずれ、個人個人の使い勝手に合わせられる
ように、起動環境設定で設定するように検討されているようです。)

まず、複写する図形を範囲指定して、範囲確定します。この時点で、用紙枠の左下を基点に
します。
 メニューバーのBレイヤ【書込レイヤ】を何度かマウス左クリックしてみてください。
すると【書込レイヤ】→【元のレイヤ】→【書込グループ】と変わります。
この時、同一縮尺でのグループのレイヤ構成が元グループと同じにしたい場合は、
複写先グループに切替して、Bレイヤ【書込レイヤ】をBレイヤ【書込グループ】に設定して
から、基点にした用紙枠の左下をマウス右クリックで、御希望の操作となります。

 このレイヤを指定できるBレイヤ【書込レイヤ】メニューは、複写図形の
基点指示後にしか、表示されないので、@数値位置A数値倍率B反転C回転を指定すると、
レイヤ指定設定を変更できませんので、このコマンドに関しては、書込レイヤのみで使う
という事が、前提となっているようですね。

 dos版Jw-cadを長く使用されている方や、Autocadを使われていた方には、確かに
初めは、解りづらいので、これからのVerUpを期待しましょう。

参考としてくださいb(^^)v。


レイヤ情報を保ったままで図形を反転複写するには

【 レイヤ情報を保ったままで図形を反転複写するには 】

>レイヤ情報を保ったままで、図形を反転複写したいのですが、
>通常の複写であれば、「元レイヤ」「書込みレイヤ」「書き込みグループ」の選択メニューが
>表示されますが、「反転」を選択すると上部メニューバーに表示されません
>なにか別の方法があるのでしょうか?

 「反転」のとき、「元レイヤ」「書込みレイヤ」「書き込みグループ」の選択メニュー
が確かに出ないですよね・・・・・・(T_T)。
 この場合は、[複写]だけでは出来ないので、私個人としては下記の
方法で別々のレイヤに描画されている図をそれぞれのレイヤのままで反転複写
しています。

 @[複写]で反転複写したい部分を範囲指定し、範囲確定後に
反転基準となる線の端点を基点として、Cクリップボードにコピーを選択します。

 Aそのまま[移動]->前範囲->範囲確定後->反転で元図形を反転移動
   します(反転移動の場合は、レイヤ属性は保持されています。)

B再び[複写]->[貼付]->([書込みグループ])->反転基準となる線の端点
を指示し、元図形を復元します。

 この方法ならば、レイヤ毎に図形を反転するよりは、多少楽にレイヤ属性を
保持したままで反転複写が出来る筈です。

参考として下さいb(^^)v。


HO-CADでの円周点指示方法について

【 HO-CADでの円周点指示方法について 】

>HO-CADでの円周点指示方法について円周点の指示方法が解りません
>dos版jw-cadとでは指示方法に違いがあるのでしょうか?

 [円線接] → @接線 → A円周点の接線について
HO-CADとdos版jw-cadでは円周点の指示方法に違いがあります。
HO-CADでは、まず円周点を指示する円をマウス左ボタンクリックで指示します。
 この段階で、指示した円は、図形選択色(赤)に変わります。
円周点は、円が図形選択色(赤)の状態でマウス左ボタンクリック指示します
 次に接線の始点をマウス左ボタンクリックで指示し、終点をマウス左ボタンクリックで指示
の手順となります。
 さらに、応用の指示方法として、接線で円周点を終点としたい場合は、
上記の手順で始点を指示した後、
円周点辺りでマウス右ボタンクリックすると、POPUPメニューが表示されますので、
円中心を選択し、円をマウス左ボタンクリックで指示します。
 すると、ちゃんと円周点を終点とした接線が描画できる筈です。

[余談]

 上部メニューバー[ESC]の左側に、ちゃんと指示する手順が表示されますので、
その指示通りに図形を指示していけば、あまり迷わずに描画できると思います。
コマンド選択後も、上部メニューバーには、選択切替する要素や項目、操作説明なども
表示されますので、何時もみるようにしてくださいね。
(Jw-winでは、同様に操作手順の説明は、ステータスバー(下側)に表示されますよね.)


参考としてくださいb(^^)v。


別アプリケーションからHO-CADを操作するには

【 別アプリケーションからHO-CADを操作するには 】

***[HO-CAD Ver2.40 OLEサーバ機能搭載により、外部からのHO-CADのコントロールが簡易になりました。]***

HO-CAD Ver2.40から、HO-CADの一部機能を直接呼出し可能とするタイプライブラリ(クラスライブラリ)が
搭載されました。
 この機能は、Microsoft Officeアプリケーション間でのコントロールを共有する為の機能で、OLEサーバー
機能として作者である岡崎様が紹介されていますが、現在では、COMという共有ライブラリという機能
の一部分です。
 将来的には、ActiveXやDLL,EXE形式で公開されるのでしょうが、現在は、共有する為に、
タイプライブラリとして、追加されています。

 基本的には、HO-CADと直接データアクセスできるものは、文字データ又は、文字型の変数、パラメータ
となっています。
 この機能は、EXCELやVisio,Acsess,AutoCAD等でのVBAから、クラスモジュールや標準モジュールを通じて
HO-CADに図形の座標データや文字データ等を送る機能と、測量データへのアクセス等の機能が搭載されて
います。

 しかし、本格的な説明は、私には、とても無理なので、ご紹介程度とします。
本来ならば、他のjwc2bmpXやWHSと組みあせすることで、HO-CADから外部変形マクロでEXCEL等を呼出し
VBAでHO-CADに図形を送る事や、jwc_temp.txtから、書込レイヤの図形座標値を読取りして、
VBAで書替え後に送ることが可能です。
詳細に付いては、HO-CADのホームページのダウンロードにある
「OLEサーバ機能解説書」とサンプルとして公開するExcelファイルを見てください。





HSPからHO-CADのコマンド選択するには

【 HSPからHO-CADのコマンド選択するには 】

>作図中に作図画面内に図形の読込みコマンドを常駐出来ような外部変形はないですか。
>図形画面無しのファイル名だけのコマンドでもOKですが。
>何方か良い知恵をご教授願います。

作図中に外部変形マクロで常駐させるアプリケーションをもし、作った場合、
HO-CADが待機状態のままとなってしまう為に、もし作成したとしても、残念ですが
使えないと思います。
 常駐させる場合は、Windows環境なので、HO-CADとは、別のアプリケーションを起動させる
方法で対応できます。
 HOC形式データと共に、HOZ形式のデータ仕様は、公開されていないので、HO-CAD以外で
図形データを扱う事が出来るとすれば、HocTemp.ctpデータ(HO-CAD専用クリップボード保存データ)
という事になります。
 この事から、無理やり、HocTemp.ctp図形データを読込みするソフトを作る場合、また改めて
図形データを専用形式で登録すると言う、ちょっと無駄な感じの物になってしまいます。

 つまり図形データを正しく扱えるのは、HO-CAD自身なので、単純に、
コマンド選択でショートカットさせる様な、ボタンクリックで図形の一覧表示となる程度で
良いのならば、擬似キーコードをHO-CADに送信させる様な、簡単なソフトを作れば可能です。
 そんなソフトを使う場合、実行形の本格的なプログラムとするより、インタープリタ言語
で、手軽に編集や変更出来た方が、良いのですね。
(使っている内に、ショートカットするコマンドを変える事も直ぐできますから)
 一応、おにたま様作フリーのインタープリタ言語HSPVer2.55(Hot Soup Processor)で作成した
個人的に使っていたプログラムをちょっと改造して、ソースを公開しますので、使って見て下さい。

 HSPVer2.55(Hot Soup Processor)は、下記
 http://www.onionsoft.net/hsp/
でダウンロード出来ますので、インストールしておいてください。
解凍すると、HSED2.EXEというコーヒーポットのアイコンのHSP専用エディタを起動して、
回答その2に掲載するソース(TEXT)をコピーして、HSP専用エディタに貼付して、
メニューバーの[HSP]->[コンパイル+実行]で起動出来ます。

;***************************************************************************************
; H0-CADにhspから[線変形マクロ]を選択するスプリクト例
;  ho_opr_cmd.as Ver.0.01 (c) 2002.05.28
; Copyright (C) 2001 by sato_s
;
; 開発言語:[HSP Ver 2.55 ]
;  開発環境: OS Windows 98/Me
; PC FMV-BIBLO NE IX26 SDRAM 128M
; PC Presario 5112JP SDRAM 128M
;  作成者:Shinya Sato
; Soft分類:Free Soft
;
;***************************************************************************************
;[使用上の注意]
; 本プログラムを使用する場合は、HO-CADを起動してから実行して下さい。
;
;<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<< 拡張プラグイン宣言部 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
;
#include "hspext.as" ;Hsp機能拡張プラグイン(標準でhspに付属しているものです)
;インクルード(#include)は、別に書かれたプログラムを
;一緒に読込んでから実行するコードでVC++のコードとほぼ同様の
;意味です。
;
;<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<< Menu用画面の初期化 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
;
screen 0,1240,1068,8,(dispx-240),(0-5),180,20 ;ディスプレイの操作範囲と
cls 1             ;ディスプレイの初期化
width 180,20,(dispx-240),(0-5)
wait 2 ;ダイアログ配置位置とサイズを指定
gsel 0,2
*main1
cls 1             ;ディスプレイの初期化
color 190,190,190 ;ウィンド上の図形の色設定
boxf 0,0,250,40 ;ウィンド上のボックス範囲を指定色で
wait 2 ;塗りつぶす
;
;<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<< タイトルバー タイトル宣言部 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
;
title "リモートcmd" ;ダイアログのタイトル名
;
;<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<< オブジェクト表示設定 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
;
;ボタン用テキストの文字種とサイズ、色を指定
;
objmode 2
font "MS ゴシック",12,0 :color 0,0,0
;
;ボタンのダイアログ上の配置とボタン表示文字
;PCの画面上のウィンドウ座標とは、常にウィンドウの左上角が(0,0)基点座標で
;Y軸は、上から下へ座標値が増加する。(座標単位はピクセルです。)
;
objsize 60,21
pos 1,0 :button "HOHマクロ",*SH3_2
pos 61,0:button "HOZ読込",*SN2
pos 121,0:button "JWK読込",*SN3
stop
;
;HO-CADが起動されているかをチェックし、起動していなければ起動指示のダイアログを表示する。
;
*C_SH3
if stat=1 { dialog "HO_CADを起動していません、起動して下さい。",2,"リモートcmd"
if stat=6 :dialog "exe",16,"HO-CAD PATH":AP_PATH1 = refstr:goto *HOC_open
goto *main1
stop}
return
;stop
;
*HOC_open
exec AP_PATH1,0
aplsel "HO_CAD":if stat=1:goto *C_SH3
stop
;
*SH3_2
aplsel "HO_CAD" ;ウィンドウタイトルに"HO_CAD"を含んだものにフォーカスをあわせる
gosub *C_SH3
aplact ;フォーカスの合ったウィンドウを
aplstr "h"
wait 1
aplstr "3"
wait 1
aplsel "線記号変形"
wait 5
aplobj "フォルダー変更"
aplact
wait 5
aplkey 13,0
wait 5
gsel 0,2 ;ウィンドウID=0をアクティブに画面最前面に表示する。
stop
;
*SN2
aplsel "HO_CAD" ;ウィンドウタイトルに"HO_CAD"を含んだものにフォーカスをあわせる
gosub *C_SH3
aplact ;フォーカスの合ったウィンドウを
aplstr "n"
wait 2
aplstr "2"
wait 5
stop
;
*SN3
aplsel "HO_CAD" ;ウィンドウタイトルに"HO_CAD"を含んだものにフォーカスをあわせる
gosub *C_SH3
aplact ;フォーカスの合ったウィンドウを
aplstr "n"
wait 1
aplstr "3"
wait 5
stop

参考として下さいb(^^)v。

Hot Soup Processorのページ


曲線を拡大表示すると描画されないのは

【 曲線を拡大表示すると描画されないのは 】

>実は今1/1000の計画平面図で作業しているのですが4倍位拡大すると
>まず曲線でかかれている線が消えるのですがこのような現象は避けられないのでしょうか?トラブル
>シューティングで見て再設定しなおして見たのですがやはり同じ状態でした。なにかいい方法があれ
>ばよろしくお願いします。

難しいご質問です。
まず、曲線が拡大時に表示されない原因としは、曲線を構成する円弧または楕円弧の
中心点、または、端点、通過点が、HO-CADプログラム上で指定した表示制限論理領域に存在する必要が、
あったと思います。
 つまり、4倍位拡大した時点で、曲線を構成するが端点、通過点等が指定した論理領域上からはみ出て
しまうので、自動的に表示されていないのだと思います。
(正確には見えているディスプレイ表示範囲の外に曲線などが描画されている状態?と思ってください。)

 この表示現象を回避する方法は、あるといえばあるのですが、曲線などは、
線変更-集合線分解で、構成曲線を分解すれば、見えると思いますが、余りお勧めしません
それは、文字通り、一本の曲線と認識できる属性を破棄して、短い円弧の集合体としてしまうためで
一本の曲線データとして認識できなくなる事を意味します。

参考としてくださいb(^^)v。


拡大すると円が表示されないとは

【 拡大すると円が表示されないとは 】

>拡大していくと線が・・・・・・・

 この現象が出るのは、描画している図形に円弧データがあると
多分、かなり顕著に起こります。
 しかし、これは、HO-CADの問題と言うより、Windows自体GDI32.DLL
での問題でもあり、簡単には、解決できないのです。(とっても難しいです)

 随分以前に、岡崎様からメールで、拡大・縮小表示が完成した時の情報として
拡大率(10000倍時)のビューポート座標がずれる現象が、どうしても解決できていない
そうなので、この現象が出ているのでしょう。
(計算上の誤差値が、拡大率に比例して、大きくなってしまいずれる場合がある)

特に、円弧は、GDI32.DLLのWin32API関数の都合で、ビューポート内に表示する円弧
の中心座標が存在しないと、表示しません。
 他の製品版汎用CAD等では、この現象を回避する為に、見た目上違和感のない、
ベジェ曲線等に置換えして、表示させるという苦肉の手段をとる事も少なくないです。

 HO-CADは、特に、円、円弧、曲線、はGDI32.dllでの関数の特徴が顕著にでます。
ビューポートの制御は、Window内の座標(MAP)に影響されています。
また、HO-CADの精度は、(測量座標系を除く)単精度であると同時に、小数点3桁当たりで、
丸めていますから10000倍付近の拡大率では、かなり大きなズレと感じるかもしれません。

 しかし、現在岡崎様が、HO-CADUに向けて開発されていますので、何れ、全部の
座標データ管理部分が、倍精度になると思いますので、そうなってくれば、
座標数値の丸め方を変えるのと予想しています、そうなれば、拡大時のズレは、今の
状態よりは、良くなると思います。

気長にVerUpに期待しましょうb(^^)v。
参考としてください。


HO-CADに「一つ前に戻る」はありますか

【 HO-CADに「一つ前に戻る」はありますか 】

>HO-CADに「一つ前に戻る」コマンドは、あるのですか?

HO-CADの画面でメインメニューの[移動]の左に[Undo]ボタンがありますので、クリックしてみてください。
 ちなみに、[Redo]もあります。
但し、[ハッチ]->[ペイント]で塗りつぶした、図形等は移動してから、[Undo]ボタンをクリックしても、
旨くいかない場合もあります。

参考としてくださいb(^^)v。


作図中に文字サイズの確認は出来ますか

【 作図中に文字サイズの確認は出来ますか 】

>図面を書いている途中に文字の大きさの確認は何処で出来ますか。

保存された図面データの環境は、基本的には、hoc形式もjwc形式データでもファイルに記録されています
ので、ファイルを読込みした時点で、文字種の情報は、起動環境設定ウィンドウの文字種のタブの設定表
に反映されます。

読み込んだ任意図面の文字サイズを確認する場合、いちいちメインメニューから
[オプション]->[起動環境設定]->"文字種"のタブはちょっと作業的には不便なので、この場合、
ツールボタンウィンドウ上の[AA]ボタンで一気に起動環境設定ウィンドウの"文字種"のタブ選択状態で
開きますので、[Alt]+[PrnScrn]で、スクリーンショットを取って、ペイントブラシなどでBmp形式で保存
しておけば、良いかもしれません。
 また、この方法でも、ワンポイントフォントや任意サイズ文字は、設定を見れないので、どうしても確認
する場合は、配置された任意文字基点を[Ctrl]+マウス右ボタンクリックして、プロパティウインドウから
フォント変更でフォント変更ウィンドウで確認してください。

参考として下さいb(^^)v。



HO-CADでのレイヤやグループに保護について

【 HO-CADでのレイヤやグループに保護について 】

>JWCではレイヤやグループに保護をかけるのに
>CTRLキーと左クリックにて出来ていたのですがHOではレイヤに×印が表示されている
>だけで、そのレイヤの図が保護状態にならないのです、どなたかアドバイスをお願いします。

プロテクトレイヤですが、現バージョンでは、ご指摘のとおり表示のみされる状態
のようです。
 これは、jwc形式でデータを読込んだ場合の環境を引き継ぐために、旧バージョンで
一時期、動作していましたが、排他モード・通常モードレイヤ一括管理ボタンの登場と
同時に単なる表示のみで動作していない状況です。
 ちなみに、排他モード(表示レイヤ)にすれば、プロテクトレイヤに近い管理には、
なるのですがレイヤが選択出来てしまう以上は、編集可能ですから、プロテクトレイヤを
dos版jw-cadで、頻繁に使用されていた場合、複線コマンドなどはチョッピリ不便ですね。
しかし、これは、単なる未動作機能なだけなので、将来的には、動作させるのだと
思いますVerUpに期待しましょうb(^^)

[余談]プロテクトレイヤ・プロテクトレイヤグループについて

 ユーザーにより、レイヤ選択時にレイヤ内のデータが変更出来ないように
制限する機能です。
プロテクトレイヤ内のデータは、読取は可能だが、追加や編集することは出来ない
固定プロテクトの場合は、レイヤの状態も固定となり、レイヤグリットを選択出来なくする。

プロテクトレイヤグループ:HO-CADでは、固定プロテクトマーク表示のみ、
               HO-CAD([ctrl]+グループレイヤをマウス左ボタンクリックで[×]マーク表示)

プロテクトレイヤ
               dos版jw-cad [/]プロテクトレイヤ ->HO-CADでは[P]マーク表示のみ
               HO-CAD([Ctrl]+レイヤグリット上でマウス右ボタンクリックでマーク表示)
固定プロテクトレイヤ
          dos版jw-cad[×]固定プロテクトレイヤ->HO-CAD[×]マーク表示のみ
HO-CAD([ctrl]+レイヤグリットをマウス左ボタンクリックで[×]マーク表示)

参考としてくださいb(^^)v。


HO-CADの寸法について

【 HO-CADの寸法について 】

>dos版jw-cadで寸法コマンドで書いた寸法値は、文編集で値を変更できたのですが、
>HO-CADでは、寸法値を編集することが出来ません。
>どうしたら、寸法値を変更出来ますか

まず始めにご説明しておかなければ、多分、良く解らないと思いますので、ご説明いたします。

 HO-CADでは、寸法コマンドで描かれる寸法線や寸法値がdos版jw-cadとは、違っています。

 これは、dos版jw-cadでは、寸法線や寸法値は、単なる測定した原点と測定点間に自動で寸法線
(単なる線データで構成したもの)と寸法値(単なる文字データ)をキャンパス上に描画しているだけの
もので、内部データとしては、特に寸法データとしては扱っていないものです。

 しかし、HO-CADの寸法コマンドで描かれる寸法線や寸法値は、これらの要素データを一つのもの
として管理するオブジェクト指向の考えが採用されています。

 そのため、寸法値は、文字データとは別のデータとして扱われています。
この事は、寸法線だけとか、寸法値だけとかの属性単体を削除できない一つのデータなのです。

 これまでの説明で寸法値の文字の大きさは、文字データと直接関わりがなくなっていることが
何となく解っていただけると思います。

 つまり、寸法値の文字サイズは、寸法コマンドの設定で定義する文字の大きさを意味しているので、
f・1〜f・10で定義している文字サイズとは、別に設定する必要があります。

 設定の方法は、[寸法]でメニューバーの下に出てくる寸法設定ウィンドウから、詳細設定ボタン
で、現図面の各設定ウィンドウ上の文字項目で、フォントや文字高さ、文字幅、文字間隔を寸法値専用に
設定することとなります。

(このとき、例えば文字サイズをf・5と同じサイズとしたい場合は、予め、f・5の文字高さ、文字幅、
文字間隔、をメモしておき、同じ値を設定すれば良いことなのです。)

 しかし、この設定方法は、一回一回個別に設定が必要となるので、何時も寸法値の文字サイズが
一定サイズの場合面倒なので、通常は、[オプション]->[起動環境設定]->起動環境設定ウィンドウの
寸法タブで現図面データ共通の寸法設定として、環境ファイルをmyDrawing1.hoi等の名前で書き出し
して、何時も同じ設定となるようにしてしまう方法が一般的だと思います。

 また、Dos版jw-cadとデータを共有して、利用したい場合に、jwc形式データにないこの寸法データ
は、管理する事が難しいのでは、ないかと思われるでしょうが、そんな時のために、[寸法]->[要素分解]
とすれば、jwcと同じ寸法線(単なる線データで構成したもの)と寸法値(単なる文字データ)に分解して
管理することも出来ますし、まとめて一揆にjwc形式の寸法データと同じにしたい場合などは、
単純にjwc形式で保存すれば、当然jwcと同じ寸法線(単なる線データで構成したもの)と寸法値
(単なる文字データ)に分解して保存されます。

 現状ho-cadの寸法データをオブジェクト指向とした意味合いや恩恵が、見えにくくなっていますが、
実は、寸法データと測量関係の座標データについては、厳密に言うと、内部データとしては、jwwと
同様の倍精度で計算され管理されていますし、まだ、実現されていませんが、パラメトリック変形図形
(jwwでは寸法図形といって扱っています)や建具データ(まだ、未採用)、などでのサイズとしての管理が
考えやすくなること、データ変換時、(sfx形式)等では、これから必要となる考え方なのです。

ちょっと難しい説明となりましたが、是非ともこの考え方を良く理解して頂き、
ho-cadの寸法コマンドに挑戦してみてください。

参考としてくださいb(^^)v。



[+][/]コマンドの寸法値付加について

【 [+][/]コマンドの寸法値付加について 】

>寸法の書き方について疑問があるのですが、
>寸法を引き出しての記入の仕方はわかるのですが、
>例えば、通り芯と通り芯の間隔を寸法として記入
>する場合の様に、足のない寸法の書き方がわかりません。
>どうしてもわずかな足をつけないと目的方向の寸法が
>引けないので、初歩的な事ですみませんが、教えて
>下さい。
>   1,000
>●──────●
>↑ こんな寸法線をひきたいのですが・・・

>宜しくお願いします。

通り芯と通り芯間の場合は、寸法属性の必要は無いですよね?

 単純に、寸法値が付加出来れば良いのでしたら、[寸法]コマンドを使わずに[+]のを選択して、
描画キャンバスの左上コーナー辺りに、マウスカーソルを移動します。
 すると、直線用付加データ設定専用メニューが表示されます。
そこで、[端処理/無]にマウスカーソルを合わせて、何度かマウス左クリックして、[端処理/点]に設定して
、同様に[付位置:無]→[付位置:両点]、[寸法値:無]→[寸法値:付加]、[モード:無]->[モード:常駐]と
設定し一つ目の通り芯間に直線を引きます。

 次に、続けて、両端実点+寸法付加直線を引く場合は、始点側は、最初の設定で実点が書かれているので、
[付位置:両点]→[付位置:終点]に変えてから、端点サーチモード(マウス右クリック)で続けて全ての
通り芯間に直線を引きます。

 このまま、別コマンドを選択してしまうと、[モード:常駐]と成っているので、次に[+]を選択すると、
また両端実点+寸法付加直線と成ってしまうので、[モード:常駐]->[モード:無]としてから、
別コマンドを選択してくださいね。

SCALE_01.PNGSCALE_02.PNG - 415,036BYTES
SCALE_03.PNG - 2,361,441BYTES
SCALE_04.PNG - 2,361,441BYTES

<余談>

 両端実点のPen設定を直線のPenと変えたい場合、予めに[点操作]を選択し
ツールボタンメニューで、[仮点]ボタンをクリック[実点]を選択し、
ご希望のPen色を選択してから、[+]の直線用付加データ設定をすれば、
実点サイズも変更できます。

 HO-CADの寸法コマンドは、寸法引出し線、寸法線、寸法値、寸法定義点
が一体となった図形を寸法属性として、定義していますので、どれか一つ
でも、属性要素を無す事は、仕様から言っても、無理なので、ご希望の
図形を書く場合は、直線、実点、文字(寸法値)をバラバラに描く事になります。
 しかし、これでは、操作上手間が掛かり、大変なので、
この直線用付加データ設定専用メニューが、依然として、残っている訳です。

参考としてくださいb(^^)v。



画像や図形を変換してCADするには

【 画像や図形を変換してCADするには 】

>エクセルのグラフをオブジェクト挿入以外の方法でHO-CADに貼付けしようと
>コピーして、クリップボード経由で貼付けようとしたところ、グラフ図データが
>有りませんでした。
>どうすれば、HO-CADに取込みできますか?

エクセルでのグラフは、クリップボード経由で、wmf(メタファイル)/emf
(拡張メタファイル)という、データ形式に対応したデータになります。
拡張メタファイルの特徴は、画像表示に必要な、ビットマップ構造体と
アウトラインという、ベクタデータの双方を持っているものです。
CADデータは、基本的には、ベクタデータを使っていますので、この拡張メタファイルの
内のベクタデータを変換して、CADに取込むことが普通ですが、3D CAD等、
テキスチャマッピング、出来るものでは、そのままのイメージで取込み出来るものも
あります。

 つまり、この拡張メタファイルの読込みをサポートしているCADを使えば、実は、何にも
苦労することなくCAD図形には、変換できます。
 私の場合は、やるとすれば、AutoCAD/Autocad LT、(emfのうちアウトラインのみ)
を[形式を指定して貼付]->AutoCAD図形 or Autocad LT図形でAutocadに取込みして、
必要があれば、DXF変換出力で->ho-cadやjwwにしますが、いままで、特にこのような
方法で作図していなかったので、そんなに利用していません。
 また、VectorWorks等も、同様に対応していると思います。

 このようなグラフ等特に、CADとして利用する必要のないデータであれば、
無理に、CADデータとしないで、Office系のグラフィックツールVisioをご使用されることを
お勧めします。

 此方の場合は、Excelから直接リンク操作が出来、また、組織図、グラフ、レイアウト
等に特化したソフトですし、何より、Excel<->VBA<->Visio<->Access等の
オフィスオートメションを完璧なまでに実現出来ます、必要があれば、DWG/DXFの出力も
備えています。
 Adobe系ならば、Illustrator等を利用すれば、もっと高度画像処理も可能ですが、
コスト面から見ると、これだけの目的で導入するには、高性能すぎですね。

 もし、フリーウェアでこのような Visioに近いemfの操作を考えられているのであれば、
GIMPですね。(最近、書籍などで、導入方法など解説があります。)

 どうしても、CAD化することに拘る場合は、Postscript系のプリントドライバを利用して
Ghostscript系のGsView/gsedit/というソフト使って図形をDXF化することも出来ますが、
結構、設定などを工夫する必要があったりして、難しいです。
Ghostscriptを調べて見て下さい。
(海外のフリーソフトです。PDFデータ変換の場合、画像圧縮方法など一部ユニシスの問題があり
、利用する為には、充分に注意しなければなりません。
(ソフト自体にはコストは掛かりませんが、データを変換圧縮する為のライブラリで商用ライセンス
を取得する必要があるLZW圧縮技術が導入されています。(ライセンス料が発生します。)
企業で使用する場合には、充分注意して、各情報を入手、理解しておく必要があります。)
Free pdf作成を調べると漏れなく出てくるソフトの一つです。
(Web検索して、細かく説明のあるサイトで情報を入手してください。)

全く違う方法で、グラフを画像化する方法もあります。
SVGをJspやVBscriptで数値データから動的に、作り出す方法もあります。
 此方は、(無償の)Adobe Acrobat Reader Ver5.05が導入されたPCでは、Xmlのサブセットである
svgデータ画像をIEで表示出来るようになります。
 VBAの知識があれば、プレーンテキストで保存するものを応用して
ieに表示出来るデータを作成できます。

参考としてくださいb(^^)v。


[○]コマンドで中心点サーチ出来ません

【 [○]コマンドで中心点サーチ出来ません 】

>円の中心が捕捉できません。
>円の中心から線を引く時は右クリックで円中心を指示して、捕捉できます。
>円の中に円を描くとき右
>クリックで円の中心を捕捉できません。なぜでしょうか。
>点操作で中心を表示してからならできるのですが。よろしくお願い致します。

そうですね、同心円を描く場合は、Dos版jw-cadを使われていた方
からするとこれはかなり解り辛いので、作者である岡崎様に改善の提案を
HO-CAD公式ホームページのSUPPORTタグ選択[バグ報告・改善要望]で
お願いしてみると良いかもしれませんね。

とは、書いたものの差当たり、このままでは同心円を描きづらいのは
確かですね、色々な方法はあるのですが、単に同心円を描くと言うこと
だけならば、ちょっと考え方を変えてみる事が、大切なのです。
 そう、同心円を描くと言うことは、特定の円を複線で指定しても
描けるのです。
 つまり、この方法ならば、直接円の中心を指定しなくても良い事となります。
 もし、これから描く円の半径が決まっているとして、元の円の半径も
測定してあれば、その差を複線の間隔寸法に指定するれば、描けますし
また、これから描く円の半径が決まっていない場合は、元の円をマウス
右クリックすれば、自由サイズで描けますから、
これでも、気に入らない場合は、グリットを設定して利用する方法など
は、とても有効かも知れません。

根本的な解決策でなくて、ごめんなさい<(__)>。

参考としてくださいb(^^)v。


緯度経度から直角座標に出来ますか

【 逆に緯度経度から直角座標に出来ますか 】

> 緯度経度のデータを図面上にプロットしたいのですが直角座標から緯度経度に変換できる
>フリーのソフトは知っているのですが、逆に緯度経度から直角座標に変換出来るフリーのソフトは
>あるのでしょうか?

MSNで単純に"緯度経度座標変換"と入力して検索掛けてみたところ下記のサイトが検索に引っか
かりましたよ。

 http://homepage1.nifty.com/project21/garage/garage.htm

K.Yamane様作のchcoordinate.exeは、平面直角座標から経度緯度、またその逆の変換をするツールと
書かれていますので、多分、目的の座標変換に最適かと思いますよ。
ソフトを公開されている作者様に、お礼のメールを送ってありがたく利用させて頂きましょう。

[余談]
 ベクタ等に登録されていないような、フリーソフトでも、とても優れたToolSoftは、意外と普通に、
検索サイトから目的の"***変換"と入力して検索すると、結構簡単に見つけられるものです。
 測量関係の方なら"座標変換"と入力して検索すると、思ってもいなかった
技術的な事を説明したサイトや、toolに出会えたりします。
 時間が有るときにでも試してみてくださいね。

参考としてくださいb(^^)v。