【Project HO−CAD】
ちょっとしたエピソードです。
HO-CADの読み方について、建築資料館に当初のHO-CADホームページの掲示版から
移行された頃に、このことがヒョンなキッカケから質問投稿されました。
意外な事だったのですが、Webやフリーソフトを扱っていた雑誌でも、アルファベットでの
名前紹介となってしまっていた為か、実にバラエティー豊かな、呼び方になっているようでした。
たとえば、"ホーキャド"や"エッチキャド"、"ハイチオーキャド"等です。
しかし、質問者に言わせると、客先や、外注先、協力会社等行く先々で違う呼び方をしていた
らしく、当時どう呼ぶべきなのか、真剣に悩んでいました。
一応、私を含め何人かの、回答が投稿され、結論は、HO's
Think
Tankの名称からも
解るように、HOとは、作者である岡崎様のイニシャルであるというのが、掲示板での統一見解と
なり、イニシャルは、続けて読まないはずですから、"エッチ オーキャド"または、
"エイチ オーキャド"と呼ぶのが正しいというように説明しています。
(しかし、実際には、作者である岡崎様自身が、否定も肯定もしていないので、今だに
本当意味での読み方が正しいのかは、謎のままです・・・・・(^^!A>。)
今まで、[ハッチ]→[オブジェクト挿入]でEXCELのワークシートを読込で表示範囲の
指定方法が解らず、苦しんでおりましたが、やっと表示範囲の指定方法が解りました。
・・・・・・|(^o^)/~(と思う)そこで、その方法を下記にまとめましたので
参考としてください。
HO_CADの[ハッチ]→[オブジェクト挿入](EXCEL97・ワークシート)について
[追加説明]
1.HO_CADにEXCELワークシートデータを[ハッチ]→[オブジェクト挿入]で
挿入する場合のEXCEL側の設定方法と挿入データ範囲の決定方法についての解説です。
(1).[オブジェクト挿入]前のEXCEL側の下準備について
メインメニューの[ツール]→[オプション]で表示されるオプションウィンドウの
[表示]タブを選択し、ウィンドオプション内にある枠線チェックボックスのチェックを
外して下さい。
注.HO_CADに挿入されたワークシートの枠線は、罫線と同様に印刷対象となる
ので挿入するワークシートの表枠は、必要箇所を罫線で記入する様にして下さい。
(2).挿入ワークシートの表示させるデータ範囲の決定方法
HO_CADに挿入した際に表示させたいワークシート上のデータを[SHIFT]+
矢印キーまたは、マウスドラックで選択した状態にし、、EXCELの標準アイコンメニュー
内の表示倍率用のコンボボックスダウンリストで選択範囲を選択して下さい。
選択範囲が、全て画面に表示されていれば、EXCEL側の挿入データ範囲が設定でき
ましたので、保存してからワークブックを一旦閉じて下さい。
ただし、EXCELは、最小化してタスクバーに格納の状態として下さい。
注.この時点でワークブックを閉じて、EXCELを最小化してタスクバーに格納状態に
する訳は、各自のパソコンのメモリ(リソース)の都合と、セキュリティー設定の違い
により、HO_CADに挿入する際、オブジェクト呼出に失敗するのを回避するためです。
また、幸いにもオブジェクトをHO_CADに挿入出来ても、サイズ変更ができなくなる
場合があり、メモリ(リソース)の不足を回避するためでもあります。
(3).上記のEXCEL側の設定方法と挿入データ範囲の決定できたら、HO_CADの
[ハッチ]→[オブジェクト挿入]でファイルから、上記で保存したBOOKデータをファイル指定
で読込みして下さい。
かなり縮小状態でオブジェクトが表示されますので、オブジェクトを拡大してみて下さい。
【 EXCEL97でのメタファイルサイズ制限について 】
ハッチ→オブジェクト→挿入(EXCEL)について[補足説明]です。
Microsoft
Office95/98/98SE/MEでのEXCEL97/2000においての[OLE2]サーバには
範囲制約があります。
この事は、アプリケーション開発者の間では、以前から知られていたらしいのですが、
私自身もつい最近まで、知りませんでした。
多くの場合A3サイズ(印刷イメージで確認後)にEXCELのワークシートを貼付けるように設定した
つもりが一部が欠けてしまうこととなっているので、調べてみると実はEXCELの印刷イメージ表示が
うそつき(本当は、プリンタドライバの制約の影響)で、クリップボード上のメタファイルのサイズを
表示していないのです。
この為、HO-cad
にサイズの大きなワークシートを貼り付けると、一部が欠けてしまうという問題が
発生する事となるのです。
Microsoft
Excel97では、クリップボード上のメタファイルのサイズを 12.5 インチ (31.8cm)
に
制限しています。
この制限は、ワークシートのサイズであり、行や列の数ではなく、実際のイメージサイズです。
これを解決するには、行の高さ、列の幅、フォントを小さくしてみて下さい。
当然ですが、Excel2000にも、範囲制約がありますが正確なクリップボード上のメタファイルの
サイズまでは解っていません。(すいません力不足で・・・・・・・<(__)>)
こんな事しか解りませんが参考として下さいb(^^)V。
【 円をハッチングするには 】
>円をハッチングすることが出来ません。
[ハッチ]コマンドで円をハッチングする方法は、直接円を指示できない
ので[ハッチ]コマンドだけでは出来ませんが、円の直径と同じ正四角形を
円周上に接する様に書きます。
まず、その正四角形を[ハッチ]コマンドでハッチングして、次に
[|---]->[一括伸縮]で円を指示し、ハッチングした線を全て横切る様に
伸縮指示線を引きます(ハッチングパターンによっては何度か繰返す)
あとは、円外周に残った四角形とハッチングの残骸を消せば、良いのでは?
もう一つは、円周に接する正多角形(10角形程度)を補助線で書き、
線種を元に戻してから、その正多角形を[ハッチ]コマンドでハッチングしても
できると思います。
それぞれ、やり易い方法で対応してください。
【 日本塗料工業会の色見本を設定したい
】
>日本塗料工業会の塗料標準色見本帳の色を[ハッチ]-[@ペイント]-[@色見本]を
>設定したい。
日本塗料工業会の塗料標準色見本帳の色を図面につけたいとの事ですが現実には、殆ど無理と
考えてください。
と言うのは、日本塗料工業会の塗料標準色見本帳の色には、艶と言う光の反射や艶無しなどの
表現がある上、画面上で色を合成する場合は光学上の色の三原色の和
R+G+U(B)=白色となるのに
対し、塗料や顔料では同様のR+G+U(B)=焦茶近似色となる違いから画面上の発色と印刷される色には
元々完全に一致することはないのです。
確かに現在、市販されている3D
CADでは、これらの問題を解決する方法として、ラジオシティ等の
手法により反射光の表現をし、素材表面上の艶に対しては、テクスチャー等でかなり画面上では、
現物の質感を表現した近似色の表現が可能となってきています。
しかし、図面に印刷した場合には、使用するプリンターの発色できる性能の差や、パソコン上の
CRTの性能差で、色見本の色と言う場合の誤差範囲には、程遠いものとなってしまいます。
色見本の色と言うのではなく、雰囲気やイメージとして、近似色を得る方法としては、テクスチャー
に近い方法で、色見本をカラー写真(デジカメ等)で写した、Photoデータを編集できるソフトで色を
取得して、R,G,U(B)の値と色合い値、鮮明値、明るさ値の数値をメモし、HO_CADの[ハッチ]->[ペイント]
->[カラーパレット]で色を作成し保存するしかないのですが、この方法でも、期待した程ではない
と思っています。
********[ 特定のプリンタに合わせて設定した場合の可能性 ]**************************************
掲示板で回答した時期には、日本塗料工業会の塗料標準色見本の近似色RGU(B)数値を
を1色毎にまとめたデータが存在していなかったのですが、やはり、利用したいと言う
方が多かったせいか、今では、かなり近似した数値を調査して、リスト化したり、
JWWやAutoCADで使用出来るように、CADデータ化したものが公開されています。
このデータを利用すれば、特定のプリンタ機種に限定する事で、印刷結果を参考に
色を微調整するだけで、かなり良い色見本が作成できるようになってきています。
(色見本帳のデータとして利用は、上記説明の通り無理ですが、色合いなどイメージを
伝える目的で使用するには、充分なデータとなります。)
しかし、これは、画面上ではなく、印刷結果での話で、ディスプレイの表示では、必ずしも
近似色と見えない場合がある事を承知して使用することが不可欠です。)
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参考資料 ----
雑誌CAD&CG 2002年03月号 Munsell color chart(付録CD-ROM
DRA-CAD形式/DXF)
雑誌CAD&CG 2002年11月号 カラーチャートを作成する。
「CAD&CGマガジン2002/11月号カラーチャート」
【 カラーチャートの作成例 】
雑誌CAD&CG
2002年11月号の記事を元にしてカラーチャートを作成した例
LCDやCRTのハード的な違いから画面上は、かなり日本塗装工業会の色見本での
発色にかなり差がある。
また、印刷結果と画面の表示色とは、かなり色に差を感じます。
日本塗装工業会の色見本は、実際の塗料を紙に塗布したものであり、塗布する素材
や素地の色により違いがあります。
色見本自体を重ねて色差を判断する場合には、色見本を見る角度により
光を反射した影響を受けて、やや明るめに感じてしまう事が良くあります。
(太陽光、蛍光灯でも違いを感じるはずです。)
顔料系のインクジェットプリンタでは、専用用紙以外は、光の反射が起こり難い上に
専用用紙に印刷した場合は、かなりのツヤがある状態になってしまいます。
また、このカラーチャートを作ることで解ることは、人間の目は、マンセル値で
表現できないツヤ(gross
%)や塗料種、メラミン樹脂系焼付塗料、
ラッカーエナメル樹脂系吹き付け塗料等、非常に微妙な違いまで解ってしまいます。
色を本来、表現する場合には、日本塗装工業会の色番号により表現するものであり
マンセル値によって表現する場合は、その時点で、かなり範囲のある色表現となっている
事になります。
しかし、一般的な工事や補修と言った場合などでは、全て同時に作った塗料を
入手することは無理ですので、その都度、色を調合して、色見本に合わせます。
その場合は、当然色差が出来てしまう為に、ある程度色範囲があるマンセル値を
使って表現する場合が多いのです。
この例で作成したカラーチャートは、色見本としては、使えません。
単純に、色合いのイメージ等を掴みやすくする程度の物として考えてください。
【 アクロバット読者4.0からの図形を貼付る例1 】
アクロバットリーダ゛4.0の例(Ver5.05では、ツールバー配置が改善されています。)
[準備]
アクロバットリーダにまず、HO-CADに貼付る対象のpdf形式文書ファイルを読込します。
@選択ツールボタン切替え操作手順
メインツールバーのテキスト選択ツールボタン[T□]右下角に▲マークにマウスカーソルを
合わせマウス左ボタンドラック操作で少しだけ右方向にドラッグします。
そうすると、テキスト選択ツールボタン、範囲選択ツールボタン、グラフィックツール選択ボタン
が並んだサブツールバーが表示され、目的の選択ツールボタンを切替えられる状態になります。
Aグラフィックツール選択ボタン[□○]に切替、ページ全体のイメージを取得する。
@の操作で表示されたサブツールバー上の右端にグラフィックツール選択ボタン[□○]が配置
されているので、選択します。
これで、メインツールバーの選択ツールボタン表示が、グラフィックツール選択ボタン[□○]に
切替ります。
Bグラフィックツール選択ボタン[□○]で
メインツールバーのグラフィックツール選択ボタン[□○]を選択します。
すると、ドキュメント上のマウスカーソル形状が、範囲選択用の十字カーソル表示に変わることを
確認して下さい。
例では、ページ全体をグラフィックイメージとして、範囲選択します。
(文字データも全て、画像イメージ(bmpイメージ)としてクリップボードにコピーされます。)
HO-CADには、このイメージデータをワードパットや、イメージエディタ経由のオブジェクト挿入
として、貼付るものとします。
(ピクチャでHO-CADに貼付けした場合には、イメージが粗くなってしまう為、文字認識(判読)が
困難になってしまう事があるので、オブジェクト挿入で画面イメージを少しでも、繊細に表示
させたい場合には、有効な方法です。)
Cクリップボード経由でワードパットに貼り付け(貼り付けたイメージデータ)
ここで、データの再利用性を考えた場合、いちいちpdfデータ(元ドキュメント)から、テキストを
取込むのは、あまり、好ましくないので、文書データを非表示レイヤにテキストとして取込んで
おく事が理想的です。
D選択ツールボタン切替え操作(範囲選択ツールボタン[[T]])切替え
メインツールバーのグラフィックツール選択ボタン[□○]右下角に▲マークにマウスカーソルを
合わせマウス左ボタンドラック操作で少しだけ右方向にドラッグします。
そうすると、テキスト選択ツールボタン、範囲選択ツールボタン、グラフィックツール選択ボタン
が並んだサブツールバーが表示され、目的の選択ツールボタンを切替えられる状態になります。
Eテキストデータをメモ帳にコピーして、適当な名前をつけて保存します。
@での手順と同じ様に範囲選択ツールボタン[[T]]に切替え、メインツールバーの範囲選択ツール
ボタン[[T]]を選択、数行毎にコピーして、別に起動したメモ帳にクリップボード経由で貼付けして
一旦保存します。
(テキスト選択ツールボタン[T□]を使わない理由、Acrobat
4.0以降のPDF形式データには、
リンクや、スクリプトを埋込み出来るようになっているので、文章にスクリプトが埋込みされて
いないと解っている場合を除き、テキスト選択ツールを使わない方が良いようです。
ただでさえ、PDFのテキストコードには、文字種、サイズ等が付加されている為に、HO-CADの
メモ帳で、不具合を起こす場合があります。)
このデータをHO-CADの[文字]-[メモ帳]で、非表示にするレイヤに貼り付けします。
ここまでが、オブジェクト挿入でのPDF形式データの貼付け方法です。
*************[ PDFを完全にCADデータにする方法 ]**************************************
注).PDF形式データをGhostscript + GSviwe +
pstoeditを使って、Postscript対応プリンタ
ドライバ経由してプリンタイメージからdxf形式に変換する方法もありますが、これは、
Pstoscript
1.3以降のAcrobatで作成した、PDF形式データは、通常、上記ソフトでは読込
出来ない様になっています。(データの圧縮方式が違う為に起こります。)
しかし、Acrobat
Reader からの印刷出力をPostscript対応プリンタドライバ経由して
プリンタイメージからdxf形式に変換すると言う方法は有効です。
この方法については、以前CAD&CGにFreePdfを作成する記事が掲載されていますが、
その応用で、PostscriptからDXFファイルに変換するという方法です。
しかし、ここでは、あえて、Ghostscript
+ GSviwe +
pstoeditを使用しないで
Pdfファイルのイメージデータをラスタベクタ変換してho-cadに読込させて、利用する方法を
解説します。
Fラスベク変換の準備
まず、@〜Cの手順と同じ操作で、ベクタ化したい、対象イメージデータをクリップボード経由で
ペイントブラシに貼付けゴミとなりそうなデータを削除します。
一通り、ゴミデータを消去した段階で、カラーイメージの場合は、白黒の二値化します。
(二値化したデータを一応、先に確認して、もし、この時点で、あまり良い結果とならない場合は、
グレイスケールを選択して、変換して見て下さいb(^^)v。)
上手く変換できた場合は、bmp形式のデータとして保存して見てください。
このbmp形式データをScanBmp6を使ってラスベク変換します。
Scanbmp6以外にもう一つ有名なWinTopoを使っても、ラスベク変換して見ます。
(この説明のbmpイメージを変換した場合は、WinTopoの方がイメージしたベクタデータに
変換されました。
イメージデータによってラスベク変換ツールを使いわけると、割りと良い)変換結果を得られる
かも、知れません。)
これらの作業で一通り、得られたデータ全てを再配置して、文字サイズやペイント等を更に
加工すれば、出来上がりです。
<謝辞>
例で、使用したイメージ画像及び文章は、Adobe Acrobat
Reader本体の機能説明する必要がある為に
Adobe Acrobat Reader本体HELPに付属の"Adobe
Acrobatの説明"の本文とイメージデータを使用しています。
Adobe 、Adobe 社のロゴ、Acrobat 、およびAcrobat
のロゴは、 Adobe Systems Incorporated の商標です。
Microsoft は、Microsoft Corporation
の米国および各国での登録商標または商標です。
その他の商標はすべて、各社が所有しています。
© 1998 Adobe Systems
Incorporated.All rights reserved.
カタログデータからの変換例
【
HO-CADのペイントとは】
HO-CADのペイントは、特別な画層にリージョンという閉鎖領域を指定して、
指定した色で塗りつぶすものです。
DOS版JW-CADとの違いは、DOS版JW-CADでは、レイヤ名に色値を指定して、
原則として、ペン番号に割付けられた色で塗りつぶすので、色の種類は、PENの数と同じ
6種類となります。
ここで、注意が必要となるのが、DOS版JW-CADでの塗りつぶしたデータは、HO-CADでは
塗りつぶしデータとして表示されません。
(指定することは可能なのですが画面表示されないのは、多少データ互換性から見れば不便な
気がしますが、色種が自由に指定可能なこと、一つのレイヤに色々な色を塗りつぶし出来る
こと、等便利となる部分が多い独自コマンドという位置付けになります。)
【 同一レイヤでのペイント表示順位について 】
>ペイントの上にペイントをすると元々あるペイントの下になってしまいます。
>なにか、条件や方法などあったら教えてほしいです。
ペイントの上にペイントをすると元の色は、新たにペイントした下の画層に有るわけではなく、
単純に塗り潰されたペイント色が表示され、重なっている訳では無いのです。
データ上では、最後に指定した色が残っている事となり、元の色を表示する順位を変えることも
前面、背面と言うオブジェクトの様に扱う事が出来ないのです。
(例外としては、undo,redoの場合の為に、全てのデータが破棄されているのではなく元の色データ表示
しないという処理をしているこの事を強く意識して、ペイントすれば、良いだけだと思います。)
つまり、ある色を一番手前に見える様にペイントしたければ、一番最後にペイントすれば御希望の
とおりにペイントできると思います。
【スプライン曲線利用した雲マーク】
[妥協する点]
綺麗な雲マークを書込みする場合は、この方法よりも、[ )
]を使って
一つ一つの円弧を書く方法が勿論、より綺麗に雲マークを描けるのですが、
本来、雲マークは、図面変更箇所を相手にわかるように、印をつける目的で追記するものです。
例に示した物は、かなり円弧を連続したものを意識して書いていますが、
手書き風ということであれば、波線で図形を囲んだ程度でも、充分にその目的は、果たせます。
図形と同一レイヤに円弧コマンドで雲マークを書込みすると、連続曲線で無いので、
選択消去する場合に、幾つもの、円弧を指示する必要があったりしますが、
スプライン曲線は、連続の曲線なので、目的の線を指示するだけで、簡単に消去できるので、
現場指示する場合は、この方法で充分のはずです。
(特別な外部変形マクロを使用すれば、勿論、綺麗な雲マークを描ける可能性があるのですが
JwwやJW-CAD用の外部変形ソフトで、雲マークを書込みできるものは、囲う為のポイントを
書出す必要があるのですが、HO-CADは、そのポイント座標出力をサポートしていない為に、
外部変形ソフトと粗同じ支持方法で、素早く雲マークもどきを描く方法としてご紹介したものです。)
< 描画手順 >
@メインメニューから、[ 曲 線
r
]を選択します。
A上部メニューバーから@スプラインを選択して、目的の図形を雲マークのように囲みます。
(例の図r-1-1では、かなり円弧を連続して書いた雲マークを意識していますが、もっとラフに囲んだ方が
綺麗な波線で囲えるハズです。本来は、ベジェ曲線の方が適しているかも知れません。)
B一通り図形を囲んだ段階で、上部メニューバーの@指示終了を選択します。
Cステップサイズを囲う図形サイズによって調整するために設定します。
[
1.0000
]でも、多分良いですが、図の例では、指定する図形が小さい為に、0.20000を設定しています。
Dステップサイズを設定後、上部メニューバーの@作図開始を選択します。
指示した、破線の雲マークが、実線のスプライン曲線化します。
あまり、円弧を連続した雲マークを意識しすぎると、あまり綺麗に仕上がりませんが、逆に、かなり
ラフに囲った方が、意外と手書きの雲マークに近い波線で囲んだイメージになります。
【マウス右ボタンドラッグ(真上方向)[ / ]】
/
[ (周) ] : (真上方向)
[/]選択時は円、円弧の任意鉛直・円周上からの直線記入モード
90゚_|⇔_
直線を記入した場合、線上指示点からの鉛直線記入モード
[ /
]コマンド以外でも[□]でも表示されるのですが、実際には、機能として利用出来ないです。
EXCELやWORDにHO-CADの図面データを貼付ける方法は幾つかあります。
例.貼付るオリジナルデータ
1.HO-CAD自身には、[複写]->[ビットマップ]->[範囲選択]
でWindowsの標準クリップボードにビットマップ形式で選択した画面の色合いで
図形がコピーされます(反転色も可能)。
但し、文字データなどは、ある程度拡大した状態で画面上文字として認識
出来なければ、単なるテキスト枠(文章サイズを示す四角い枠)のみとなって
しまいますので、図面全体を貼りつける場合は、不向きかも知れません。
2.[Alt]+[Prt
Sc]キーでHO-CAD自身をWindowsの標準クリップボード
経由でペイント等で編集してもある程度のイメージで貼付けられます。
3.HO-CADでJWC形式で一旦保存して、別のアプリケーションでWMFかEMF
で貼付ける方法があります。
(1).カラーでペイントしたイメージが必要な場合は、LilliCADでJWC形式のデータ
を読込みLilliCAD上で色塗り後、EMF形式で保存、EXCELの
[挿入]-[図]-[ファイルから]で、EMF形式で保存したファイルを指定すれば、
貼付けられます。
http://www.pluto.dti.ne.jp/~ran-yu/index.html
(2).黒線のみで、OLE2のオブジェクト挿入したい場合は、JWB32かJWB2002で
リンク貼付けが可能です。
使用方法は、JWBはヘルプがとても充実しているので、ヘルプを良く読めば
解ると思います。
http://homepage2.nifty.com/coffee-cup/
(3).EMF形式かJPEG,Bmp等でOLEでなく、独立したイメージデータとして貼付ける
場合は、emというソフトを使用しても、可能です。
Vectorから入手して下さい。
最近では、JWWを経由してJwwToMFを使う方法や、もっと高度な貼付けが
必要な場合、JacConvert(AJ_DXF)でDXFデータを作成しVolo
Viewを使用したり、さらに
高度な変換方法では、DXF->SVG(XML)を使用すれば、SVG Viewer(アドビ)を
オブジェクト挿入して、
EXCELに貼付け後でも、拡大・縮小・描画エリア移動や図面上の文字検索等を可能とする事も出来ます
(BeDraw等で変換可能です)。
参考として下さいb(^^)v。
********[X-J,emの一般公開終了について]********************************************************
アーキテックラボのホームページ
http://www.atllc.co.jp/index.html
で公開されていた仲田敏基様作X-J,emは、現在一般公開を終了し、会員製ですが配布は引き続き
行われております。
(会員となれば、jww用toolやsh36のアプリ作成者が集う、超専門的なご意見や有用なソフトをフリーで
入手すること、ソフト開発のかなり詳細な情報を得ることもできます。
旧バージョンのX-J、については、Vertorからの入手は可能なので、最新版以外であれば
引続き使用することは可能ですが、Windowsのバージョンによっては、将来対応できなくなる
可能性があります。)
とは、書いたものの、初心者にとっては、どの様に会員製の掲示板に質問して良いのか解らない
場合が多いので、一応、別のソフトでも、ho-cadにEXCELの表を貼り付けられるソフトは、あります。
EXCEL
addin softとして動作するもの。(X-Jと粗同等です)
Yabe様作のMake jwc for
EXCEL97(EXCEL2000でも問題なく動作しているようです)
但し、導入する際に、jwc2bmpX
Ver1.0が別途必要です。
Yabe様作のMake jwc for
EXCEL97
入手先
http://www.vector.co.jp/soft/win95/business/se194169.html?s
jwc2bmpX
Ver1.0の入手先
http://www.vector.co.jp/soft/win95/business/se088253.html
導入方法は、それぞれのreadmeをよく読んで、行ってください。
jwwとの共用で利用できる外部変形マクロ系のもの
うしわたり様作
e-Table(WSH +
ActiveRuby1.6.4以降の環境が必要)
但し、ho-cadから利用する場合は、(BATファイル)を挿入、差替えの二通りに分ける等の
簡単な変更が必要です。
(現在、作者のご好意でHO-CAD用のBATファイルが別に用意されています。)
もし、導入方法で解らない場合は、再度投稿していただければ、バッチの変更箇所を
検証してあります。
g-heron等の利用も可能な環境が整えられるなど、外部変形を良く利用されている場合は
お勧めです。
うしわたりひろしさんの空中都市計画HPの紹介
JWW 外部変形作成講座 Ruby編 JWW
外部変形ライブラリのDL出来ます。
http://homepage2.nifty.com/ushiwatari/
emに変わるものは、Lillicad、sh36で可能です。
参考としてくださいb(^^)v。
JWBホームページ(JWB Fun
Club)
【 外部変形ソフトのマニュアルはありますか 】
>外部変形ソフトの作成に挑戦したいのですが、何かマニュアルか解説書はあるのでしょうか
>また、よく使われているプログラム言語は何がありますか?
外部変形作成マニュアルとしては、本家Jw-cadにある "三斜計算外変マクロ"
(jw_smpl.bat)が正式が解説と言う事になります。
書籍としては、"jw-cad徹底解説final
for dos
リファレンス編"がかなり詳しく解説されています。
外部変形マクロの基本的な考え方は
jw-cad、jww、ho-cadの外部変形は基本的には、別アプリケーション渡す為の一時記録
データファイル(jwc_temp.txt)と、必要図面要素を選択しjwc_temp.txtに出力し、別ソフトを起動する為の
batファィルで構成されます。
上記に挙げたjw_smpl.batや"jw-cad徹底解説final
for dos
リファレンス編"で解説されているのは、
主に図面要素を選択しjwc_temp.txtに出力する為のbatファイルの作成方法と、jwc_temp.txtのデータ構成や
書式までです。
当然、図形を変形させる為の座標を計算させて改めてjwc_temp.txtに上書きさせる為の主用部分を解説を
まとめた解説書は、書けるわけが無く、自由にプログラム言語を選んで、選定したプログラム言語の解説書を
基に、コツコツ作成するのが、本来の作成方法と言う事になります。
しかし、プログラム作成の経験が無いのであれば、外部変形マクロを作られている方々のホームページ等を
参照されて見て、作成方法が解説されているものを真似て作るのが、近道のようです。
もう一つ、外部変形マクロは、jw-cad用で発表されている物の中には、ho-cadでは動作しないものが結構
あります。
その理由の一つは、jw-cad用に作成された外部変形マクロには、jwc_temp.txt以外にjw-cadが別に出力して
いるファイルを使っているものが結構あるためです。
また、外部変形マクロを導入を検討されるのであれば、JW-WINを同時に使用することを必ず検討して下さい。
残念ですが、現Ver2.21のHO_CADで出力されるjwc_temp.txtのデータはバグにより不完全な為、線種や線色、
レイヤ情報がうまく出力されないので今のままでの開発は、お勧めできないからです。
良く外部変形に使用されているプログラム言語
awk(jgawk,gawk)
:
dos用インタープリタ言語で、jw-cad用の外部変形では、一番良く使用されていますが、
OSの進歩により、dosでのEMSメモリが設定できない場合が出てきているので、自分のPCの
OS環境など、良く理解してから、導入する必要が有ります。
C,C++,VC++
: C言語は、JW-CAD,HO-CAD,JW-WIN等の本格的な
Delphi
アプリケーションの作成が可能なプログラム言語、初心者の方には習得するのは
難しいのですが、強力な言語です。
岡崎様の外部変形"Mkeisan.exe"もこのC言語で作成されています。
Delphiは、VBとVCの中間的なプログラム言語で、Sh36c拡張用でshvclを使ったツール
などで利用されています。
BASIC,VB,VBA :
BASIC言語やVBは、外部変形では、あまり人気は無いのですが使える環境が以外と
色々と開発されているので、それらを利用すればかなり、本格的なアプリケーションの
作成が可能なプログラム言語です。
VBS,WHS,JPS
:
WINDOWS用インタープリタ言語で、IE上でホームペイジ作成など良く使用されているので、
以外と馴染みやすいのですが、IEをCOMとして使用するので、メモリリソースは厳しく成って
しまいます。
JWB2002などは、WHSを使用しているので共通のツール作成の可能性があります。
Ruby,HSP
:
フリーのインタープリタ言語ですが、コンパイル可能だったり、モジュールなど、本格的な
アプリケーションの作成が可能なプログラム言語です。
本掲示板でも時々回答頂くうしわたりひろし様は、Rubyを使われていますしSnap
Kin様は、
物によりますが、HSP or AWKを使用しているみたいです。
JAVA+XML, :
C言語に匹敵する?!または、それ以上の高級言語ですが習得が難しいの為か
Parl+XML
JAVAは外部変形マクロ作成では、あまり人気が有りません。
しかし、Webを利用した、総合的な開発や、メタ言語XMLとその系列である2Dベクタ用のSVGや
3Dベクタ用のXVLと言ったデータをまとめて使用することや、SQLを使って他のデータベースからの
データ利用や、AutocadやIllustrator9、Shade等とデータ交換が可能となる可能性があるこれから
期待がもてる言語です。
これ以外でも、使われている言語は、あるでしょうが代表的なものです。
参考として下さいb(^^)v。
【 TTフォントについて1
】
>HO-CADで環境ファイルで文字サイズやペンを設定しているのに、DOS版JW-CADのプロッター出力のように
>文字のサイズがピッタリの寸法になりません。
>文字サイズをピッタリのサイズで印刷するには、どうしたらいいでしょうか?
HO-CAD、JWW、SH36を含め、TTフォントを使用している場合には、文字高を○.○では、まずぴったりのmmにする
ことは難しいと思います。
通常TTフォント等Windowsで使われるフォントの点サイズの単位はポイントと言う単位で表されています。
1-ポイントは、1/72インチ相当です(正確な値にはなりません)。
また、文字エッヂ部分をスムーズに見せているベクトル線データの単位は、メタファイル形式で管理されているので単位
はピクセルという単位で表されています。
1-ピクセルは0.75ポイントで約0.265mmです。
CADを含め、PCで扱われるフォントサイズは、実際に字を描画する為のエリア(TEXT枠)が有り、CADで設定している
サイズは、実際にはTEXT枠のサイズを表すので、実際印刷された文字はフォントサイズで設定した幅、高さよりも必ず
小さくなるはずです。
さらに、実際の文字自体サイズが解らない上に、フォントの種類によっては、文字毎にTEXT枠自体のサイズも
異なる(プロポーショナルフォント)等もあり、プリンタ毎(Windowsプリンタードライバ)によっても微妙に大きさが
変わってしまう為、プロッターコード(HP-GLP)等で厳格にプロッター内臓フォントの係数設定を行うか、ベクトル文字を図形
として扱うしか、○.○が文字高約何mmになる状態にはできないと思って下さい。
とは記載したものの、やはりどうしてもサイズが気になるのであれば、定規をあてて粗という値ならば、印刷
した文字高さが3mmとしたい場合、文字高を3.3mm前後の約10%程度を目安に大きめで設定してみて
解り易い文字(国等)を印刷し実際に定規で一度計測して、調整すれば我慢できる程度にはなると思います。
(但し、印刷するプリンタは限定されてしまいますけど・・・・(T_T))
[余談]
TTフォントは、Windows用のCADでは、プリンタで印刷した文字の太さが、CADで設定した細いPenの幅よりも太く
なるケースがあり、あまり小さい文字サイズを設定し印刷すると潰れて読めなくなるケースが多々あり、結構不満
を感じている方もいます。
何らかの対策があればいいのですが、文字については、Penプロッターの方が、思い通りに設定できるので、
ちょっと不便でも、まだまだ捨てがたいのが現状のようです。
TTフォントは左記の図の様に、閉鎖線によって囲われた
範囲をビットマップによって塗潰した図形を文字コードに
割付けたものです。
CADでは、Penによって線の太さを変える事が出来ます
が、HO−CADの様に、TTフォントを使っているCADでは、
文字線の太さを変えることが出来ません。
それは、文字は、サイズによって文字コードに割付けられた
文字図形を拡大・縮小して表示したり、印刷する様になって
いるからなのです。
また、文字枠は、実は文字のサイズピッタリとした枠ではなく
通常は、幅はアルファベットの"M"の幅よりも少し大きなサイズ
として、文字高さ方向では、アルファベットの"g"の下側を基準
にして、アルファベットの"M"の上側までを文字枠の高さとして
考えています。
文字サイズで良く指定しているポイントとは、この文字枠の
サイズを指しています。
つまり、1ポイントとは、正方形とはなりません。
CADでの文字サイズは、この文字枠のサイズを厳格にmm
単位で指定したもので、文字自体のサイズを表していません
ので、厳格に3mm高さの文字や3mm幅の文字を印刷結果を設定する
ことも、描くことも出来ません。
また、文字枠はそれ自体特殊な画層構造を持ったオブジェクトで
ビットマップイメージ貼付け(テクスチャ)や塗潰しが可能なのです。
ベクタフォントは、左記図の様に、完全に線図形で構成された
文字図形を文字コードに割付したものですが、TTフォント違い一般の
アプリケーション全般で使用することは、図形の単位が違う為に、
特定のCAD等、画面表示や印刷時の大きさ単位を管理出来る様
になっていないと使用することは出来ません。
ベクタフォントで代表的なものは、AutoCADで使用されている
ビックフォント(shx_font等)が有名です。
このフォントは、完全に線図形で有る為に、文字高のサイズをCAD
ユーザが設定したサイズで印刷出力が可能です。
また、線図形なので、文字線自体もPenサイズにして、印刷出力
する事が可能です。
しかし、特殊な文字が登録されていないなど、問題が出やすい事
も確かです。
サイズは、TTフォントと比べれば、文字枠に完全に合わせられる
ので、大きくなります。
日本語フォント表現については、TTフォントでも、ベクタフォントでも、一長一短があり、必ずしも、
満足のいく物は、無いです。
CADの場合、データ変換時トラブルを一番起こしやすいのは、フォントデータであり、SFXデータ形式と同様に共通化された、
ベクタフォントが多分必要なことは、明らかなのですが、各メーカ製CADやフリーウエアのCADすべてに、ベクタ・TTフォント
の混在できる様にすることは、とても難しい事ですし、何かもっと別の発想をする必要があるのかも知れません。
【 jwcadの環境設定(JWF)をHO-CADで使用できますか 】
>hocadにjwcadの環境設定をデータで上書きして写すことは可能ですか?
現在のところ出来ません。
以前から、環境設定をテキスト形式でという掲示がありましたが、
残念ながら検討されていないようなのです。
******回答した当時は、検討されていなかったようですが、現在は、検討さているようですが
今のところ、まだ、採用されてはいません。VerUpに期待しましょう!!
>複雑な操作が必要な場合、やり方も教えていただけるとありがたいのですが・・・。
環境設定を設定するのを説明する方法は、大きく分けると二つあります。
1.メインメニュー[オプション]->[オプション]画面設定:画面背景や各pen等の画面表示色画面サイズと
印刷用プレビュー画面表示線幅の強調度も設定できます。
"次からこの設定で起動する"のチェックボックスにチェックすれば
次回から設定する必要はありません。操作設定:マウス等の操作指定方法を設定
・マウス左ボタンドラックメニューを使用する/しないを設定
(特に動作上問題が無ければチェックボックスにチェックして下さい。)
・マウスセンターボタンをメニュー選択にしようする/しないを設定
(使用しているマウスにより、決めてください)
・クロスラインカーソルを使用する/しないを設定
(御好みなので、好きな方をもし使用するならチェックして下さい。)
・非サーチレイヤのデータを読取の対象にする/しないを設定
(読取の対象にするがお勧めです。)
・数値入力の際に電卓を使用する/しないを設定
(これは、簡単には説明できないので、一通り試してみて自分の操作
に合ったものを選択チェックして下さい。)
自動保存:作業バックアップ用の自動保存間隔(分)を設定します。
(通常は、自動保存するにチェックし、10〜20分間隔程度がお勧め!!)その他:読込データファィル履歴をファイルに書出すかを設定
(御好みなので、好きな様に設定して下さい。)
2.メインメニュー[オプション]->[起動環境設定]
こちらは、とても全てを掲示板で説明できないので、構成と設定がファイルから
引継げないものについてのみとします。
jw-cadからの環境を引継ぎたい場合は、jwc形式のファイルを読込んでから
設定すると文字サイズ等は割りと簡単に設定できます。グループ:各グループ名や線色・線種切替時のレイヤ指定と
切替コマンドや縮尺設定をします。
(線種切替については、現在6種類のみ指定可能で
実線、点線、破1、1点1、2点1、補助線となっています。)グリット:jw-cadで言えば目盛間隔を設定します。
文字種:[f・1]〜[f・10]のpen文字サイズ(高、幅)、文字間隔、
フォントの設定、補助文字は0です。文字基点:文字基点位置と縦横のオフセットと、
引出し線の矢印サイズの設定
寸法:寸法引出し線の突出値、寸法値の離れ値、
両端の処理(点/矢印)
矢印:長さ値、内角度、
文字:フォント、文字サイズ、間隔、文字種
小数点以下の桁数、寸法値の","付加、
小数点以下の表示桁数、単位、
円径の踏rの表示位置、
寸法値のまるめ値を設定します。
(寸法設定は、jw-cadと記入概念が違うので、必ず設定して
下さい。) 印刷:印刷時のPENの色・太さ・点のサイズ、
線種毎の線ピッチ設定
(各PENの印刷色は、グループレイヤ毎に設定可能で、
全て黒とする場合は、"全グループにコピー"ボタンを
クリックで設定可能です。)測量:測量データが書き込まれるレイヤ設定、
プロットマークの線色と測点種別・表示/非表示、
項目表示及び文字種の設定をします。
以上を設定し、環境ファィル書出しボタンで、図面種毎に種別名等のファイル名を付けて書出して完了です。
(出来るだけ、数種類<文字種設定だけ変えたものや、縮尺の違う設定等の設定を作成しておくと、色々と便利です。)
次回起動から、最後設定した環境でHO-CADが起動できます。
また、別の環境に変更する場合は、環境ファイル読込で別環境に変更できますし、裏技としては、*.hoc形式で
各設定の図面枠データを用意しておくと、図面枠データを読込むだけで、文字種や印刷設定が出来てしまいます。
(但し、寸法関係や、測量は、読込れない場合があるので、出来るだけ共通となるように工夫が必要ですけど!!)
大雑把ではありますが、一通りの基本設定の説明です。
参考として下さい・・・・・・b(^^)v。
【HO_CADで縦、横別々の縮尺に設定できますか】
>HO-CADで縦軸と横軸の縮尺を変えることは可能でしょうか?
>もし、出来るのならば、設定方法を教えてください。
"HO_CADで縦、横別々の縮尺で作図は出来るのか?"という御質問は以前から、当掲示板で結構投稿
されています。
結論からいいますと、HO-CADとしては、縦横のを別々の縮尺とする事はできません。
(現在、HO-CADのWin32APIでしようしている関数では、座標マッピング関数のパラメータは
mm単位の設定をしていると思いますので、その場合の制限事項には、"縦,横ともに
最小のピッチが同一の数値に設定されるというものがありますので、特別な設定でもしない限り
縦,横の倍率に設定する事は、かなり難しいことなのです。)
しかし、一旦、縦横を同縮尺のまま作図して、[移動]->[数値倍率]でX、Yの倍率を[1,0.5]の様にする
ことで、作図することが出来ます。
また、測定や寸法については、グループレイヤを縦用縮尺と横用縮尺にそれぞれ分けて設定すれば、
一応、御要望に近い形の図面は描ると思います。
この御要求は、結構土木関係の方々を中心に結構投稿されていますので、作者である岡崎様に直接、
機能追加の御願いメールを送ってみて下さい。
現在、岡崎さまは、本業が大変忙しいということなので、直ぐに対応を検討をしてもらうことは無理
ですが、それなりの数の機能追加要求が届いていれば、対応してもらえる可能性が高くなると思います。
参考として下さいb(^^)v。
【 カラープリンタ用の印刷環境を別に設定するには 】
>[オプション]->[起動環境設定]で起動環境設定ウィンドウの"印刷"タブ選択時に表示される
>PC2にカラープリンタ用の印刷環境を設定するには、どうしたら良いでしょうか?
起動環境設定でのグループレイヤ毎のPenカラー設定方法を解説いたします。
1.[オプション]->[D起動環境設定]を選択して、起動環境設定ウィンドウ
を表示し、タイトルバー下辺りのタブで[印刷]を選択します。
2.ウィンドウ左側面にある[PC2](カラー印刷環境を設定用にすると仮定)選択します。
印刷のタブウィンドウの上部に更にグループレイヤ印刷設定切替タブがあり共通する
[グループ別ペン番号ごとの印刷色]タブウィンドウが表示されます。
まず、グループレイヤ[1]を画面表示色相当(PEN2は黒色にする。)に設定する
と仮定して、解説してみます。
背景色にぺン表示色で1〜6の背景色にぺン表示色で1番号が描画された矩形6個と
その下側に、デフォルトペン番号印刷色(黒色)でベタ塗りされたビットマップボタンが
6個表示されている筈です。
3.グループレイヤ[1]のタブをマウス左ボタンクリックで選択しておきます。
背景色にぺン表示色で1番(PEN1)矩形下側のビットマップボタンをマウス左ボタンクリックすると
"色の設定"ウィンドウが表示されますので、PEN1の画面表示色相当の色を選択して、[OK]ボタンを
クリックして下さい。
この操作でPen1の印刷色が設定できます。
4.同様にPen2〜Pen6の印刷色設定をすれば、グループレイヤ[1]のぺン印刷色設定が完了です。
次に、グループレイヤ[2]タブを選択して、[1]でのぺン印刷色設定と違う色を同様に設定すれば、
グループレイヤ[0]のぺン印刷色設定が全て黒色で、
グループレイヤ[1]が画面表示色相当(PEN2は黒色にする。)ペン番号印刷色設定、
グループレイヤ[2]が[1]と、また違う色の組み合せでペン番号印刷色設定が出来るはずです。
後は、地道に、グループレイヤ番号タブ毎に違うペン番号印刷色設定を繰返すだけです。
(注).起動環境設定ウィンドウ[印刷]での[PC1]、[PC2]タブで設定したペン番号印刷色設定は、
環境設定ファイル(hoi形式ファイル)に保存されるのではなく、HO-CADを起動したPC本体の
レジストリに保存されます。
この事を利用して、[PC2]タブを選択して、カラー印刷用の標準環境ファイルを作っておけば、
カラー印刷用環境バックアップ用とも成りますし、他のPCに同様の設定をする場合に都合が
いいと思います。
また、実際に、印刷時に、モノクロとカラー印刷を交互に切り換えたい場合は、
[入出力]->[A印刷(R)]->[通常印刷(L)]->[プリンタの設定]->印刷プレビューウィンドウ上の
上部メニューバーに[@線幅・ピッチ・印刷色の設定]を選択すれば起動環境設定ウィンドウの
印刷タブ設定とは別に一時的に切換えたり、設定変更してから、印刷する事も可能ですので、
試してみて下さいね!(^^)d。
参考としてくださいb(^^)v。